【萌医甜妻~ボクの可愛いお医者さん~】あらすじ全話一覧とネタバレをまとめました。本作は、キュートな男装ヒロインが太医となって大波乱を巻き起こすラブコメ時代劇です。お相手はドS属性のイケメン貴公子!2人の胸キュン要素てんこ盛りのやり取りが見どころとなっています。この記事では、萌医甜妻の最終回までのあらすじと感想をお届けします。
【萌医甜妻】全体のあらすじ/作品概要
両親の死の真相を突き止めたい田七は、男装して太医となり紀邸に潜入する機会を伺っていた。長年かけて、彼女はようやくチャンスを得る。大金をはたいたおかげで、紀邸に嫁ぐ順成郡主の専属医師になれたのだ。
ところが、歓迎の宴で郡主が何者かに毒殺されてしまう。紀邸の若旦那である紀衡は、郡主に付き添っていた田七を犯人と疑い厳しく尋問する。田七はどうにか釈明したものの、「潔白を証明したいなら犯人を見つけろ」と言われてしまい……!?
全話のあらすじネタバレ一覧
【萌医甜妻】のあらすじネタバレを最終回(全28話)まで紹介します。
*5話以降は 5月末に更新予定です
5話・6話・7話・8話
9話・10話・11話・12話
13話・14話・15話・16話
17話・18話・19話・20話
21話・22話・23話・24話
25話・26話・27話・28話(最終回)
1話のあらすじネタバレ

*一部、シーンが前後しています。
わけありで男装している太医の田七(スン・チエン)は、両親の死の真相を突き止めるためにどうしても紀邸に潜入したいと思っていた。そこで、紀邸の若旦那に嫁ぐことになっている順成郡主の専属太医となり 一緒に住み込むことにする。
ところが、歓迎の宴で順成郡主は何者かに毒殺されてしまった。彼女の太医になるために大金をはたいて借金まみれになった田七は絶望して悲しむ。絶望のあまり、棺の中にある金目の品を拝借しようとさえした。
田七は夜になってもまだ棺の前で嘆いていた。そこへ、紀邸の若旦那である紀衡(ホワン・ジュンジエ)が弔いにやって来る。彼は軍隊を動かせるほどの精鋭で、戦では一度も負けたことがない。陛下からも一目置かれている。
田七は紀衡の来訪に気づかず、自分のハンカチと間違えて彼の衣で鼻水を拭いてしまった。罰として1ヶ月の減給を言い渡される。
部屋に戻った田七は、大金を失ったうえに減給まで言い渡され落ち込んでいた。だがすぐに、紀衡のイケメンぶりを思い出し顔をニヤつかせる。
一方の紀衡は、田七に不信感を抱き身元を調査することにする。順成郡主の死にあれほど嘆き悲しむなんて、“ただならぬ男女の関係”かもしれないとも疑っていた。だがそれに関しては、さほど重要ではない。
目下、一番の問題は、陛下から賜った縁談であるのに 新婦の順成郡主が我が家で亡くなってしまったことだ。紀衡は「陛下が納得されなければ大変なことになる」と危惧する。
1話の感想
本作は中国ドラマでお馴染みの男装ヒロインです。男の子には見えないものの、男装自体は似合っていて可愛らしいので問題なし!
軽めのラブコメかと思えば、意外と謎も散りばめられていてストーリーにも期待できそうな予感。ただ、葬儀等でコメディ要素を差し込むのは好みが分かれそうではあります。
男性主人公の紀衡は 気難しくて冷徹な性格らしいですが、きっとヒロインと関わるうちにデレが炸裂するのではないかと。1話では、男装もの“あるある”の勘違いが面白かったです。
知らない俳優が多い中、【慶余年】の大宝を発見。彼は本作でも癒しキャラという感じがしました。
2話のあらすじネタバレ

紀衡には紀征(阿征と呼ばれている)という腹違いの弟がいる。街を歩いていた紀征は、すれ違った女姿の田七に一目惚れをする。
一方の田七は、おばのいる妓楼へと入っていった。おばは田七が親の敵討ちのために男装をして紀邸に潜入したことを知っている。
親が殺された当時、田七はまだ幼かった。手がかりは、犯人の手首につけた嚙み痕と数珠の腕輪。田七はここ数日、紀邸で手がかりを探ってみたものの何も情報を得られなかった。
おばは順成郡主が死亡したと聞くと、紀邸を出たほうが良いと心配した。だが田七は犯人探しを諦める気はない。
一方、紀衡のもとに異母弟の紀征(阿征と呼ばれている)が訪ねてくる。紀征は、紀衡が刺客に命を狙われたと聞いて心配して来たのだという。紀衡は「心配するならこの屋敷に残って力を貸して欲しい」と頼んだ。
翌日。紀衡は 田七を郡主殺しの犯人と疑い きびしく尋問した。完全には疑いが晴れなかったため、「身の潔白をしたければ犯人を探せ」と命じた。
ただし、紀衡の書斎に飾られている“ツツジの花が散るまで”という期限つきである。田七はそれまでツツジの花を世話することになった。
2話の感想
田七は、男装姿のほうがキュートに見える不思議な魅力をもったヒロインです。どうやら彼女は、手首に噛み痕のある男を探しているようですが、数年たっているから痕は消えているような……。
一方、キラキラ系のイケメンである紀衡はアクションもカッコ良かったです。所作が美しいうえにキレもあるので、すっかり見入ってしまいました。
今のところ彼はドS全開という感じですが、これからどう変化していくのか。その辺りも楽しみです。
3話のあらすじネタバレ

紀衡は、田七をエサにして郡主殺しの犯人をおびき出すことにした。真犯人さえ捕まえれば、陛下も納得するはずだからだ。
夜。紀衡は花火を見上げながら、昭児(=田七)という初恋の少女のことを思い出していた。彼女の父親はかつて紀邸の太医だったので、紀衡は昭児ともよく遊んだのだ。
しかしある時、彼女の両親は何者かに殺されてしまった。紀衡は過去を思い出しながら自分のせいだと自責し、手を強く握りしめる。その拍子に、傷口が開いてしまう。
紀衡は田七を呼びつけ 傷口を治療させるが、あまりの痛さについ声が出てしまった。すると、田七は傷口をふうふうする。その姿が昭児と重なり、紀衡はつい笑顔がこぼれた。
その頃。順成郡主を毒殺した犯人は、黒幕からしばらく紀邸で静かに過ごすようにと指示される。
紀邸を抜け出した田七は、おばのいる妓楼へ赴いた。もともと医術を学んでいたおばは、匂いだけで田七の荷物に毒がまぎれ込んでいると気づく。
荷物を確かめてみると、帯の中に「寸断」という毒薬が入っていた。「寸断」は順成郡主の毒殺に使われたものだ。考案したのは田七の亡き父親で、処方の仕方は彼以外に誰も知らないはずだった……。
一方、紀衡のもとに“田七は帯に毒を隠している”という密告が届く。
3話の感想
紀衡は今回も良いSっぷりでした。丁太医ではなく、わざわざ田七に治療させていたことから、彼はすでに田七が気になっているのかもしれません。田七に傷をふうふうされて、つい笑みがこぼれていたのが可愛かったです。
田七は両親を殺されてしまったという辛い過去がありながらも、それほど悲壮感がなく 前向きなところが魅力的。また、男性に絡まれていた女の子を助けようとしたりと、勇敢なところにも好感が持てました。
父親を殺した犯人が誰かは分かりませんが、動機に関してはおそらく、父親しか知らない「寸断」の処方を聞き出すためではないかと推測します。
4話のあらすじネタバレ
「田七は帯に毒を隠している」と密告を受けた紀衡は、田七を呼び出して帯を調べたが異常はなかった。実は田七は、毒が仕込まれているもう1本の帯は事前に燃やし、調べられないようにしていたのだ。
紀衡は郡主殺しの犯人をおびき出すため、田七を付き添い医師としてそばに置くことにする。
紀衡に呼び出された田七は、書き物をしている紀衡のために墨をする。紀衡は 慣れた手つきの田七を見て、かつての師で太医であった沈青云の姿と重ねた。田七に「沈青云を知っているか」と聞いてみると、田七は動揺して墨を落とした。
田七はその場を取り繕うために、うちわで扇ぐことを申し出る。ゆっくり大きく扇ぎ始めると、紀衡はうたた寝をした。ちょうど部屋に入ってきた総官は、紀衡が眠っていることに驚く。
夜。長年不眠に悩まされている紀衡は、この日も悪夢にうなされ眠れなかった。そこで、田七を呼びつけ 昼間のように扇がせてみた。すっかり安眠できた紀衡は、翌日、田七に恩賞を与える。
4話の感想
田七の妄想内の紀衡は、とても表情が柔らかくて素敵でした!現実のドS顔もいいけれど、穏やかな表情も似合います。
頬杖も美しかったですし、うたた寝をする姿も美しっ!!どの角度から見ても美しいイケメンぶりに、田七がつい見とれてしまうのも納得です。
今回は「添い寝の命令」という副題からして胸キュン案件でした。実際の命令は添い寝ではなかったけれど、“田七がそばにいるとなぜか落ち着く、なぜか眠れる”というシチュエーションに萌えました。
紀衡は田七が昭児だとは分かっていなくても、自然と彼女という存在そのものに安心感を覚えているのでしょう。
一方の田七は、乾いた笑いがうますぎて面白かったです。ただ彼女の声は吹き替えなので、女優さんがうまいというよりは声優の技術ですね。
紀衡お付きの総官もいいキャラをしています。紀衡の寝ている姿を見て、大袈裟に驚く様子が面白かったです。
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