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【鶴唳華亭<かくれいかてい>】49話・50話・51話 ネタバレ感想|流行歌

歴史 / 時代劇
©Jetsen Huashi Media Co.,Limited

【鶴唳華亭~Legend of Love~】49話・50話・51話のあらすじとネタバレ感想。蕭定権の不在を知った王常侍は、その間に陸文昔を始末しようと考えます。陸文昔が濡れ衣によって杖打ちの刑を受けているところに蕭定権が帰って来て……。

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49話のあらすじネタバレ

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蕭定権が顧思林の屋敷に行っている時、王常侍が蕭定権の寝室を訪れます。

陸文昔は蕭定権が屋敷を抜け出したことを隠し切れませんでした。

蕭定権が不在だと知った王常侍は、今のうちに陸文昔を始末してしまおうと思いつきました。

王常侍は、陸文昔の口に皇帝の下賜品のザクロを無理矢理入れ、下賜品を食べた罰に見せかけて打ち殺そうとします。

その後、屋敷に戻ってきた蕭定権を許昌平が待ち構えていました。

蕭定権は許昌平に、皇太子に仕えることを辞退しないなら科挙の時に李柏舟に加担したことを皇帝にバラすと脅して部屋に入って行きます。

そして陸文昔が部屋にいないことに気づくのでした。

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蕭定権は慌てて外に出て、陸文昔に杖打ちの刑を科している王常侍を止めます。

そして蕭定権は続きは私がやると言って王常侍を帰らせ、陸文昔を部屋に連れ帰りました。

翌朝、許昌平からの”顧か蕭かよくよく検討すべし”という手紙を受け取った蕭定権は屋敷の使用人を装って顧思林の部屋に入ります。

驚く顧思林に蕭定権は、ただ伯父を見送りたかっただけですと答えました。

蕭定権は幼い時のようにしたいと言って顧思林に膝枕をしてもらいます。

顧思林も蕭定権の頭を子供の頭を撫でるように撫でて”阿宝”と呼びかけました。

なんと”阿宝”とは蕭定権の幼名だったのです!

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一方、陸文昔は蕭定権の使いとして許昌平に会いに行き、”警告に感謝する”という伝言と手紙を渡していました。

夕方になり屋敷に戻る途中、蕭定権は”あのウズラの巾着は人にやるな”と言い、陸文昔はうれしそうに微笑みます。

その時、街の子供たちがある歌を歌っているのが聞こえてきました。

玄鉄げんてつ け  鳳凰ほうおう 

金鈴 吊る  銅鏡 

佳人かじん 回首かいしゅし顧みるか 

その歌を聞いた蕭定権は顔色を変えて顧思林の屋敷へ行きます。

屋敷の者は顧思林は所用があって都を離れていると答えました。

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その夜、皇帝は趙氏の寝室で悪夢にうなされます。

見兼ねた趙氏は気晴らしさせようと、皇帝お気に入りの若い側室である宋氏を自分の寝室に呼びました。

宗氏は寝室にあった趙氏の古い銅鏡で自分の顔を見て、鏡のサビが顔のシミのように見えると言って銅鏡を割ってしまいます。

皇帝は驚いて寝台から起き上がり、宋氏は慌ててひざまずいて謝罪しました。

宗氏と入れ替わりで寝室を出た趙氏は姜氏に、最近巷で流行っている歌の意味を説明しました。

実は今の皇帝が皇位につく前、他の皇子が皇太子の地位にあった。

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ところが今の皇帝は顧思林と親しく、本来は皇太子に嫁ぐはずだった顧思林の妹を妃に迎えた。

顧思林の父は当時の朝廷の最高職にあり、今の皇帝は顧父子の力で皇位についたようなもの。

元々の皇太子の実名は”たく”、鐸=鈴で詞の中の金鈴はその皇太子を表す。

今の皇帝の実名は”明鑑めいかん”、鑑=鏡で詞の中の銅鏡は今の皇帝を表す。

”鐸”は首を吊って自害し、”鑑”は鍛え上げられて帝位に就いたと歌っているとのこと。

趙氏はこの歌が出回れば、皇帝は顧思林が旧事を持ち出して威圧していると感じるだろうと言うのでした。

一方、蕭定権は張陸正に誰があの歌を流行らせたのか調査するように命じます。

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49話の感想

内人として蕭定権に仕えている時は王常侍に信頼されていたのに、命を狙われるまでに信用を落としてしまっていたとは!

早く真実が明かされてほしいです。

また、”阿宝”とは蕭定権の幼名だったのですね。

なぜ蕭定権は自分の幼名をい聞くとそんなに動揺してしまうのでしょうか。

そして、今の皇帝が即位するまでにはそんな経緯があったのですね。

皇帝が顧思林を特別な存在に感じている理由がよくわかりました。

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50話のあらすじネタバレ

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中秋節の日、顧思林が宴に姿を見せず、出席者たちは不審に思い始めます。

実は蕭定権が陸文昔を使いに遣り、顧思林に宴には出席しないようにと伝えさせていたのでした。

蕭定権は、顧思林は脚の古傷の痛みが再発したのではないかと言ってごまかします。

それを聞いた蕭時垕が、顧思林は先日出回った弾劾書の内容を知って寝込んでいるのではないかと言い出しました。

しかし、皇帝がそういえば先日顧思林が古傷が痛むと言っていたから薬を届けさせたところだったと言ってその場は収まり、宴は無事に始まります。

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ところが中秋の宴にも関わらず天候が悪くて月が見えず、趙氏は酒令しゅれいに興じることを提案しました。

何人目かに宗氏が歌う番に当たります。

宗氏は最近覚えた詞を歌うと言って意気揚々と前に出ました。

歌い始めたのは、なんと最近巷で流行っているあの歌。

その詞の意味を知らずに歌った宗氏ですが宴の空気は氷りつきます。

宗氏は今日街で聞いた詞を歌っただけだと言い訳しますが、皇帝は宗氏を捕らえるように命じました。

皇帝が皆もこの歌を聞いたのかと問い詰めると、出席者たちは曖昧な答えをします。

苛立った皇帝は、李重夔に歌を広めた者を調べるように命じました。

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その時、蕭定権が突然私ですと言ったのです。

皇帝は誰かをかばっているのかと尋ねますが、蕭定権はそれを否定しました。

重ねて皇帝から何のためかと尋ねられた蕭定権は、顧思林が弾劾書によって陥れられたのに皇帝が解明しようとしないのは不公平だと思ったからですと答えます。

皇帝は怒りに震えながら、このような手段で公平を求めるのかと言いました。

蕭定権は杖打ちの刑に処されることになります。

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一方、蕭定権のめいで歌を流行らせた者の調査していた張陸正は大雨に遭い、雨宿りすることにしました。

すると近くの酒楼から張韶筠が大声であの歌を歌っているのが聞こえてきます。

酒楼の者たちの話によると張韶筠がその曲を流行らせたとのこと。

張陸正は呆れながらも張韶筠を捕らえに行くのでした。

その後、刑を受けた蕭定権が屋敷に運ばれてきます。

驚いて駆け寄る陸文昔を王常侍は遠ざけようとしますが、蕭定権は意識が朦朧とする中でも陸文昔の手を握って離しません。

王常侍は諦めて陸文昔を蕭定権に付き添わせます。

蕭定権を診察した侍医は絶対安静にするようにと言って帰って行きました。

張陸正が張韶筠を連れて屋敷に帰ると、なぜか蕭定棠が訪ねて来ていて蕭定権が罰を受けたことを伝えます。

歌を広めたのが蕭定権だとはとても信じられないと言う張陸正に、蕭定棠は口は禍の元だと意味深なことを言うのでした。

※ 酒令

3文字か4文字のその場に関わる言葉を使って即興で歌う宴席の遊戯

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50話の感想

蕭定権は張陸正に歌を流行らせた者を調べさせておきながら、宴では皇帝に自分がやったと言うのが不可解ですね。

そして、まさかの張韶筠が歌の流行に絡んでいたとは!

張韶筠の性格的に誰かに利用されているのかな??

蕭定棠も暗躍し始め真相がますますわからなくなってきました……。

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51話のあらすじネタバレ

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蕭定棠は張陸正に、張韶筠があの歌を広めた元凶だと噂になっていると言いました。

その上で、蕭定棠は以前断られた張陸正の次女を側室に迎える話を再度切り出すのでした。

明け方、意識を取り戻した蕭定権は付き添っていた陸文昔に”万事計画どおりだ”と笑いかけます。

一方、朝、目を覚ました皇帝は蕭定権に薬を届けるように命じました。

また、皇帝は李重夔への伝言として”面目が潰れるゆえ深追いするな、調べるな”と言うのでした。

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蕭定権は侍医から絶対安静にするように言われたにも関わらず皇帝に朝の挨拶に行くと言い出します。

衣を用意するために部屋を出ようとした陸文昔に蕭定権は、理由を問わないのか?と尋ねました。

陸文昔が”顧思林将軍のためですよね”と答えると、蕭定権は”いや、伯父上のためだ”と言うのでした。

その頃、顧思林は都を出ていました。

傷をおして朝の挨拶に来た蕭定権の前を皇帝は素通りします。

陳常侍が”皇帝を案じて謝罪に来られたのでは?”と言うと、皇帝は”案じているのは父ではなく伯父だ”と言うのでした。

そして皇帝は陳常侍に”全て水に流すから戻って反省せよ”と蕭定権に伝えるように言います。

それを聞いた蕭定権が帰ろうとした時、何士釗が皇帝のところへ駈け込んできました。

張陸正も何士釗を止めようとしながら一緒に部屋に入ってきます。

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蕭定権がわざと罰を受けたとは知らない何士釗は、皇帝が黒幕を暴かないまま皇太子に罰を与えたことに意見しました。

それを聞いた皇帝は機嫌を悪くし、蕭定権に今度は誰を黒幕に仕立て上げるつもりだ?と尋ねました。

蕭定権は黒幕は私ですと言い、皇帝はひざまずいている蕭定権を蹴り倒します。

その行動を見た何士釗は憤慨して部屋を出て行ってしまいました。

部屋に残された張陸正はひざまずき、皇帝に徹底調査を求めますと言います。

陸英の件を不問に付す代わりに一生忠誠を誓うと言った張陸正が計画と違うことを言い出し、焦る蕭定権。

皇帝は蕭定権に、誰を守りたいのかは知らぬが結局誰も守り切れないのだと言い放ちました。

そして皇帝は、蕭定権を屋敷に連れ戻して皇太子の親衛隊全員を李重夔の配下の兵に置き換えるように命じます。

また、皇帝は宮人全員に皇太子の屋敷の出入りを禁じると言いました。

皇帝は張陸正に向かって、徹底調査を求めるならまずは陸英の件から調べ上げよと言い部屋を出て行きます。

部屋から出てきた張陸正を蕭定棠が待ち構えていました。

張陸正は蕭定棠に、指示どおりに何士釗を皇帝のところへ行かせ、皇帝に徹底調査を求めたと報告します。

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ところが、張陸正は続けて次女の婚姻は辞退しますと言いました。

蕭定棠が不思議そうに”婚姻を拒むのは私に問題があるからか?”と尋ねると、張陸正は”いえ、娘のためを思ってのことです”と答えるのでした。

その後、蕭定権が李重夔の兵に囲まれて屋敷に戻ります。

そしてそのまま屋敷の門が閉められ、蕭定権と宮人たちは屋敷の中に閉じ込められてしまいました。

その後、屋敷に入ろうとした親衛隊の游鳴将軍は李重夔の兵に取り押さえられ、蕭定権の診察に来た侍医も屋敷に入ることを許されません。

顧思林も李重夔の兵に行く手を阻まれ、都に戻されてしまうのでした。

屋敷の中で策を講じていた蕭定権は勅命は”宮人の屋敷の出入りを禁じる”であり、宮籍を除籍されて平民となった陸文昔なら外に出られるのではと思いつきます。

張陸正が信用できない蕭定権は、陸文昔に忠告の手紙を届けさせることにしました。

陸文昔は刑の傷が完治していない蕭定権の代わりに手紙を代筆することになります。

その手紙は”過去の所業に二度と言及しない”、つまり陸英の件は再調査しないという内容だったのです。

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51話の感想

息子のことでまた窮地に立たされている張陸正に、娘の婚姻の話を持ち出す蕭定棠は相変わらず悪どいですね。

そして、せっかく皇帝と蕭定権の関係が修復しかけたのに張陸正を使ってそれを壊すとは!

しかし張陸正は蕭定棠と娘の婚姻を断るとは……一体どちらにつくつもりなんでしょう。

陸文昔が内人としての宮籍を除籍されたことがここで活かされてきましたね。

それにしても蕭定権がまだ正体を知らないとは言え、陸文昔に”陸英の件は再調査しない”という文を代筆させ届けさせるというのは本当に残酷です。

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本ページの情報は2023年7月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。