『刑事ゼロ』2話の感想と解説。沢村一樹の”ふたりの時矢”の演じわけに脱帽! | Dramas Note

『刑事ゼロ』2話の感想と解説。沢村一樹の”ふたりの時矢”の演じわけに脱帽!

『刑事ゼロ』の第2話ネタバレ感想。

ネットでは「ビフォーアフターどちらの時矢も魅力的」と、演じる沢村一樹を絶賛する声で溢れています。

また、瀧本美織とのコンビネーションはコミカルさを増しており、ふたりの掛け合いからも目が離せません。

ここでは、『刑事ゼロ』第2話の解説や感想をお伝えします。

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『刑事ゼロ』第2話のあらすじ

20年分の記憶を失った時矢(沢村一樹)は、元妻・奥畑にバッタリ会ってしまいます。

時矢の過去情報を全て網羅している左相の話によると、元妻・奥畑は弁護士をしているとのこと。

奥畑は、書類が入った封筒を時矢に突きつけ「7年前の事件を再審請求する」と言い放ちました。

どうやら7年前に時矢が担当したとある事件が、冤罪の可能性があると言うのです。

不安を覚えた時矢は、左相を連れて7年前の事件現場の別荘を訪れました。

しかし、別荘には何の手がかりもなくて……!?

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『刑事ゼロ』第2話の解説・考察

被害者

7年前の事件で殺害されたのは、会社「ファイナンス」の社長・逢沢省三。

自身の別荘にて、何者かに2階から突き落とされて死亡した。

関係者

関係者はこちらから

芹野泰夫

殺害された逢沢社長の別荘を設計した人物。

犯行時刻と思われる時間帯に、別荘付近にいた逢沢社長の知り合いは芹野だけだったことから、最有力の容疑者とされた。

円城明日香

犯行があった午後6時頃、隣の別荘のテラスでデッサンをしていた女性。

テラスからは、逢沢社長の別荘の“鍵がかかっていなかった唯一の出口(裏口)”が見える。

明日香は最初、犯行時刻の間「裏口からは誰も出てこなかった」と証言。

しかし時矢の説得により「裏口から芹野が出てくるところを目撃した」と証言を覆した。

7年前の事件~冤罪か否か~

7年前の事件

・ファイナンスの社長・逢沢が、自身の別荘で遺体として発見される。

・別荘は裏口以外、全ての窓やドアに鍵がかかっていた。

・明日香が「裏口から出入りした人物」を目撃したかどうかが、事件の鍵。

・明日香は最初は目撃を否定していたが、時矢の説得により「裏口から芹野が出てくるところを見た」と証言した。

・明日香の証言により、芹野は有罪となった。

真相

今回の第2話も、驚きの真相でした。

明日香と芹野が共犯だったことにまず驚きました。

なぜなら、共犯ならば普通は相手をかばう供述をするはずなのに、7年前の事件は、明日香の証言で芹野が有罪となったからです。

なぜ明日香は、共犯者である芹野が有罪になってしまうような証言をしたのでしょうか。

推測

「裏口からは誰も出てこなかった」と証言し続ければ、一旦は芹野は無罪になる。

しかし、諦める気配のない時矢がさらに事件を調べるに違いなく、そうなれば自分と芹野の不倫関係を知られてしまうかもしれない。

なので芹野を有罪にし、「事件は解決した」と刑事に思わせたかった。

さらに驚いたのは、明日香と芹野のふたりが、逢沢社長だけではなくもうひとり殺害していたことです。

ふたりが殺害したもうひとりの人物は、明日香の夫でした。

当時(7年前)、明日香が経営する出版会社は大きな赤字を背負っていて、すぐに大金が必要な状況でした。

何としてでもお金を手に入れたかった明日香は、「1億円の保険金のために夫を殺害しよう」と愛人・芹野に持ちかけたのです。

2件の殺害を1件に偽装したという、とても大胆な真相でした。

1点疑問だったのは、明日香は夫の殺害を「自殺に見せかけよう」と計画していましたが、確か自殺だと保険金は下りなかった気がします。

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『刑事ゼロ』第2話の感想

重くならないミステリー

真相の内容は割とゲスいのですが、犯人たちの演技がどこかコミカルで軽いので、見ていて気が重くならないのが良かったです。

『刑事ゼロ』は、“重くならないミステリー”という路線でいくのかもしれませんね。

放送時刻が午後8時なので、その路線で進むのはとても賢明だと思います(笑)

それから、第2話の締め方がとても好きでした。

左相「優秀な刑事がふたりいますからね」

上司「左相と時矢ね」

左相「いいえ違います。7年前の時矢さんと、今の時矢さんです」

テレビ朝日『刑事ゼロ』2話から引用

どらちか片方だけの時矢ではなく、ビフォーアフターどちらの能力もあったからこそ今回の事件を解決できたのだと思います。
記憶が戻ってビフォーアフターの時矢が合体したら最強だと思うので、時矢の記憶が戻るのが今から待ち遠しいです。

時矢と左相のコンビネーション

記憶を失った時矢と、時矢を補佐する左相(瀧本美織)。

子供のように振舞いがちな時矢にツッコミを入れる左相ですが、だんだんツッコミが激しくなっていく様が面白かったです。

実年齢は時矢がかなり上だと思うのですが、ドラマでは左相が時矢の保護者のようですよね。

バランスの取れた良いコンビだと思うので、今後もふたりの掛け合いが楽しみです。

それから、左相の心情の変化も見逃せません。

第1話では、時矢マニアの左相は、時矢の変わり様にガッカリしていました。

ですが、「記憶を失っていても刑事としての時矢の本質は変わっていない」と気付いたのか、時矢を見る目が変わってきています。

もしかしてもしかすると、時矢に対する”憧れ”が”恋”に変化する、なんてこともあるのでしょうか。

そんな期待を少しだけ抱きつつ、次回もミステリーを存分に楽しみたいと思います!

ビフォーアフター、どちらの時矢も魅力的

第2話でも、時矢の“研ぎ澄まされた五感”が活用されていました。

五感だけで全てを解決するのではなく、あくまでもスパイス的な要素として”五感”を取り込んでいるのが『刑事ゼロ』の面白さだと思います。

また、第1話では少なかった“ビフォー時矢”の出番が、第2話で増えていて個人的に嬉しかったです。

ビフォー時矢は、落ち着いた大人の雰囲気たっぷりの“できる男”感が溢れていて、ずっと眺めていたいぐらい素敵な男性。

ですので、左相が”時矢マニア”になるほど時矢に憧れていたのも納得です!

アフター時矢は天真爛漫で可愛いですし、どちらの時矢も魅力的に描かれているところが『刑事ゼロ』の見どころと言えますよね。

そして、時矢のビフォーアフターは、表情ひとつとっても別人なのが凄いです!

これからも、時矢のビフォーアフターのギャップを楽しみたいと思います。