『なつぞら』19話。
じっちゃんから、やるなら一番になれと女優の第1歩を踏み出したなつ。
演劇部での練習が始まると突然、不良番長に呼び出されてしまう。
その不良番長役を演じた板橋駿谷が、34歳だということで話題になり、本人は奇跡が起きたと喜びの声をあげていました。
NHK連続テレビ小説『なつぞら』
19話あらすじ
「お前がでるなら観に行ってやる。やるからには1番になれ」という、じっちゃんの言葉から、女優の第1歩を踏み出したなつ。
演劇部といっても、腕立て伏せをしたり走ったりと体育会系のハードなもの。帰宅してからも「痛い、痛い……」と言いながら牛の世話をするハメに……。」
なつが演劇をやるハメになったのは、農協とじっちゃんのもめ事が原因。酪農家の牛乳を、これまで通り直接メーカーに卸すべきか、それとも農協がまとめて買い取ってメーカーに卸すべきか……。
一方で、農協では酪農家を集めて説明会をしていました。農協による共同販売は、生産者にとって不利益なことではなく、生産者がメーカーに飲み込まれないための策であると伝えますが、じっちゃんがいないことが生産者に不信感を与えているようです。
今の時代、メーカーはどんなことをしても牛乳を買いたい時代に、柴田さんのとこだけ自由に儲けていいという法はないと言われてしまいます。
その頃、なつは授業が終わり、一緒にいたよっちゃんも演劇部に誘いました。そんななか、1年生の生徒がなつたちを呼びに来ます。
「門倉さんがお呼びです」
門倉とは、バンカラな校風を誇る十勝農高において、番長と呼ばれている3年生のことだったのです。
『なつぞら』19話の見どころと感想
今回、十勝農高の番長・門倉役で登場したのは、映画や舞台で活躍する34歳の板橋駿谷(いたばし しゅんや)です。
映画『クズとブスとゲス』(2016)で主演を務めたり、ライブユニット・HELクライムで音楽活動行うなど、幅広く活動しています。
今回、高校生の番長役を務めたことに関して、改めて見て奇跡だと思ったと喜びの声をあげていました。
さらに、番長はすごく可愛いらしくて笑えるところなので楽しんでもらいたいと話しています。
その通り、なつを直視できなかった仕草、モジつく仕草がとてもユニークで可愛らしく、強面のなかに優しさも見え隠れしていました。
しかも、なぜか演劇部に入部するとう展開。俳優として舞台に立つのか、それとも縁の下の力持ちとして裏方になるのか。
このキャラだったらぜひ、表舞台に立ってほしいと思います。
19話の視聴率は23.1%でした。