「楽游原（らくゆうげん）」7話・8話・9話・10話のあらすじネタバレ感想。
同盟を結び并州を侵略した鎮西軍と崔家軍はそれぞれ、逃亡した韓立の行方を追います。韓立は前朝の宰相である顧相の娘・顧婉娘を人質に取ろうとしますが……。
7話のネタバレあらすじ
＊自動翻訳で視聴したため細かいところ（役職名や固有名詞など）に間違いがある場合がございます。
同盟を結んだ鎮西軍と崔家軍が并州に攻め込むと、并州城主の韓立は逃亡しました。鎮西軍と崔家軍がそれぞれ韓立の行方を追う中、韓立は前朝の宰相である顧相の娘・顧婉娘を人質に取ろうとします。そこへ、李嶷がやって来て顧婉娘を救い出し、李嶷の配下が韓立を捕らえました。
韓立を捕らえた軍が并州を所有するという最初の取り決め通り、并州は鎮西軍の所有地となります。鎮西軍と崔家軍の配下が食糧のことで口論になる中、柳承鋒は李嶷の髪に崔琳の大切な簪が挿してあることに気づきました。崔琳を想い続けてきた柳承鋒は嫉妬心から、李嶷に“自分と崔琳は一緒に育った特別な仲だ”と言って牽制するのでした。
先ほど李嶷に救われた顧婉娘が李嶷に感謝を伝えに来ました。顧婉娘は鎮西軍に食糧を寄付すると言い、そして、首都に戻りたいけど国が混乱状態にある今は一人で戻れるか不安だから李嶷の軍隊に随行させて欲しいと願い出ます。
七夕の日。李嶷は崔琳を七夕祭りに誘い、楽しい時間を過ごしました。謝長耳と桃子もまた七夕祭りに出かけます。
親密そうな崔琳と柳承鋒を見て、分かりやすく嫉妬する李嶷が微笑ましいです。柳承鋒も柳承鋒で李嶷に嫉妬していましたね。報われない男キャラを応援しがちなので、ついつい柳承鋒に肩入れしたくなります（笑）
顧婉娘は李嶷に一目惚れしたようですが、真正面から「好き好き」とアプローチするのではなく、鎮西軍が食糧に困っていることを察して食糧を寄付すると言ったり、軍隊に随行する理由も李嶷が断れなさそうな理由付けをするところが「やり手」だと感じました。
8話のネタバレあらすじ
七夕祭りで韓立の処刑が行われると、処刑の直前に韓立の配下たちが救出しに来ます。実は処刑はブラフで、虎符を所持している韓立の配下をおびき出すための李嶷の策略でした。
李嶷の指示に従い処刑場で待機していた鎮西軍は狙いどおり韓立の配下から虎符をゲットしたものの、いつの間にか崔家軍の者に虎符を盗まれてしまいます。
顧婉娘は七夕祭りの際に、李嶷が腕の装備品を欲しがっているところを目撃しました。顧婉娘はそれを購入し、李嶷の部屋に置きました。
ところが、崔琳からの贈り物だと思い込んだ李嶷は、さっそく腕に装着して崔琳に見せに行き「これをくれた人は私をとても大切に想ってくれているようだ」と嬉しそうに言います。
すると、崔琳は自分は柳承鋒の妻だと言い出し、今後は軽率な言動を控えてほしいと言ってこの場を去りました。李嶷はショックのあまり、その後の崔家軍との話し合いの場で不利な条件に同意してしまいます。
宮中では先太子の血筋を守りたい蕭妃が、先太子の子を身ごもっている姜氏を逃がす手筈を整えました。ところが、宮中を出ようとした姜氏は孫靖の配下に殺されてしまいます。
崔琳が柳承鋒の妻だと嘘をついたのは嫉妬心からなのか策略なのかは分かりませんが、利用された柳承鋒が少し可哀想だと思ってしまいました。演技とはいえ、崔琳に甲斐甲斐しく世話をされた柳承鋒は崔琳のことをますます好きになってしまうのではないかと心配になります。
宮中では蕭妃が姜氏を逃がすことに成功したかと思いきや、孫靖がそれを見抜いて姜氏を殺すとは驚きました。クーデターを起こすぐらいですから、やはり孫靖は只者ではありませんね。
9話のネタバレあらすじ
次は濼陽（2つの首都のうちのひとつ）を占拠しようと考えている李嶷のもとに、ちょうど濼陽の刺史・符元児が訪ねてきました。
符元児は鎮西軍の食糧不足を指摘し「もしも鎮西軍が崔家軍と戦って勝てば食糧を提供する」と言い、鎮西軍と崔家軍を戦わせようとします。
李嶷はその提案に乗ったフリをし、崔家軍と談合して戦うフリをしました。その最中、仮面をつけて戦う“崔家軍の若君（柳承鋒）”と対峙した李嶷はその仮面を外すと、柳承鋒ではなく崔琳でした。
あらすじでは「柳承鋒」と表記していますが、作中では柳承鋒は崔家軍の若君である「崔琳」として生きており周囲も崔琳だと認識しています。
李嶷は 崔琳が過去の戦でも「若君」のふりをして戦ってきたのであろうことに気づき、また、柳承鋒の妻だと言っていたのも嘘だということに気づきます。
一方、鎮西軍が崔家軍に勝利したと報告を受けた符元児は、約束どおり鎮西軍に食糧を届けることにしましたが、食糧の中に兵士を潜ませました。
そのことを見抜いた李嶷は、食糧を運ぶ部隊を待ち伏せして奇襲をかけ、食糧の中に潜んでいた兵士たちを捕らえます。捕らえた中には、孫靖の義弟である鄭国公もいました。
一方で孫靖は、崔倚（崔琳の父/崔家軍主帥）がいる営州に兵を送り込みました。そうすれば、崔家軍は崔倚を救いに行こうとして濼陽から撤退するだろうと読んだのです。
孫靖の目論見どおり、崔家軍は崔倚を救うため営州へ向かうことにしますが、そのためには鎮西軍が占拠している望州を通らねばなりません。
そこで、崔琳は李嶷に勝負を持ちかけ「もしも私が勝ったら望州を通らせてほしい。逆に私が負ければ梁王を救うために力を貸す」と言いました。
その勝負は10秒間 目を開けてはならないというものでしたが、李嶷は頬にキスをされたため目を開けて負けてしまいます。
その後、鎮西軍と崔家軍が共同して濼陽を攻め落とすと、符元児は自害しました。
表向きは柳承鋒が「崔琳」ということになっているので、あらすじを書くのがややこしい時があります（汗）
キスをされて目を開けて負けてしまう李嶷が可愛かったです。演じる許凱（シュー・カイ）はもともと可愛らしい顔をしているので、李嶷のような表情豊かなキャラクターがとても合っている気がします。
10話のネタバレあらすじ
鎮西軍と崔家軍は同じ駐屯地に滞在しており、李嶷と崔琳は今まで以上に親密になっていました。そんな2人の様子を目にした柳承鋒は嫉妬心から、崔家軍の駐屯地を別の場所に移すことにします。
そんな中、崔家軍少帥の座を狙う崔璃は鎮西軍の裴源将軍に接触し、「崔琳（柳承鋒）を殺す代わりに、濼陽城が欲しい」と取引を持ちかけました。そのことを裴源から聞いた李嶷は崔琳に手紙で知らせます。
営州への出発前、崔琳は李嶷に会いに行きましたが、突然雨が降ってきたため雨宿りをしました。
雨宿り中、李嶷は生母が自分を生んですぐに亡くなったことや、異母兄2人と父親から疎まれて育ったことを語ります。雨がやむと、李嶷は営州へ出発する崔琳を見送りました。
宮中では魏国夫人が蕭妃の居所に乗り込み、弟の鄭国公がつかまったのは蕭妃のせいだと言いがかりをつけて暴れ、蕭妃を絞め殺そうとします。しかしそこへ、孫靖がやって来たため蕭妃は助かりました。
李嶷の真っ直ぐな性格から、てっきり大切にされて育ったものだと思っていましたが、父にも兄にも疎まれてきたのですね……。それにしても、魏国夫人の言動が激しすぎて笑ってしまいました。