「楽游原（らくゆうげん）」4話・5話・6話のネタバレ感想

「楽游原（らくゆうげん）」4話・5話・6話のあらすじネタバレ感想。崔琳とケンカ別れした李嶷でしたが、城門で兵士に絡まれている崔琳を見かけて助けます。そして、宿屋までついていくと、崔琳が突然倒れてしまいました。李嶷は崔琳を看病し……。

4話のネタバレあらすじ

望州城にいる鎮西軍将軍 裴源のもとに、敵軍の郭直が向かってきているとの知らせが入ります。相手が10倍の兵だと知った裴源は防衛しきれないと判断し望州城から撤退しました。

一方、崔琳とケンカ別れした李嶷は、城門で兵士に絡まれている崔琳を見かけて助けます。そして、宿屋までついていくと、崔琳が突然倒れてしまいました。どうやら、負傷した足の傷口からの感染が原因で発熱して倒れてしまったようです。

李嶷は亡き母の夢を見てうなされる崔琳を世話し、ケガの治療もしてあげました。目覚めた崔琳は幼い頃に死亡した母のことを語り涙を流します。

翌日、望州城を郭直に奪われたとの情報を知った李嶷は、郭直らが絶対に通らねばならない并州と建州を占領することにしました。そして、崔琳に協力して欲しいと頼みます。

その頃、山賊たちとともに郭直の軍から逃げている桃子や謝長耳たちは、崔家軍の少帥で若君である柳承鋒と合流します。

（あらすじでは「柳承鋒」と表記していますが、柳承鋒は表向きは「崔琳」として生きており周囲も崔琳だと認識しています）

5話のネタバレあらすじ

李嶷と崔琳は、并州城主の韓立の住まいである韓府に潜入し、虎符を手に入れようとしたものの厳重な警備のせいで入手できませんでした。

そこで、崔家の人間として韓立に接触し「建州路を通らせてほしい」と相談してみることにします。しかしまずはその前に、李嶷と崔琳は以下のような契約を交わしました。

「韓立を先に捕らえたほうが并州を所有でき、虎符を手に入れた側が建州を所有する。韓立も虎符も手に入れた場合は、并州と建州の両方を所有できる」

契約に同意した2人は韓府に赴き、計画どおり崔家の人間として韓立に接触します。李嶷を崔家の若君だと思い込んだ韓立は歓迎しました。

そんな中、韓立のもとに孫靖から大量の贈り物と精鋭隊が送られてきます。名目上は韓立を守るための精鋭隊ですが、真の目的は監視と脅迫のためだろうと悟った韓立は腹を立てました。そして、韓立はなぜか急に李嶷と崔琳を監禁したのです。

厳重に警備された部屋で軟禁された李嶷と崔琳は、屋根の瓦の隙間から監視されていることに気づきました。李嶷は監視の目を誤魔化すため、崔琳と一緒に入浴するのでした。

その頃、鎮西軍の裴源らは望州城を奪還し返していました。撤退したように見せかけ罠を仕掛けていたのです。

一方の宮中では蕭妃（先太子の妃/孫靖の想い人）が、先太子の子を妊娠している姜氏を逃がそうとしていました。

6話のネタバレあらすじ

崔家軍の使いが韓府にやって来て崔琳を解放するように言いました。そこへ孫靖の使者もやって来ると、韓立は宴を開き、李嶷と崔琳を一時的に解放し宴に参加させます。

李嶷は宴の席で剣舞を披露すると見せかけて孫靖の使者を殺害しました。実は李嶷は韓立から事前に使者を殺すよう頼まれており、もしも殺害に成功すれば崔琳を解放すると言われていたのです。ただ、李嶷だけは引き続き韓府にとどまることになっていました。

約束どおり解放されることとなった崔琳は去り際に、母の形見である大切な簪を李嶷に渡します。そしてその後、崔家軍の皆んなと合流した崔琳は柳承鋒や桃子に、李嶷がいかに有能な人物であるかを語るのでした。

柳承鋒は今後の計画について、并州と建州を占領するつもりであることを崔琳に話します。崔琳は鎮西軍と手を組むことを提案しました。

その頃、崔家からの手紙が届き、崔家軍の若君だと思っていた李嶷が別人だと知った韓立は李嶷を牢に閉じ込めます。牢の外では同盟を結んだ鎮西軍と崔家軍が并州に攻め込もうとしていました。

宮中では蕭妃が、孫靖の正妻である魏国夫人と火花を散らしていました。しかしそれは、先太子の子を身ごもっている姜氏を逃がすための計画の一環でした。