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【清越坊の女たち~当家当主~】6話・7話・8話あらすじネタバレと感想。取るか取られるか

歴史 / 時代劇
©2022 Huanyu Entertainment Co., Ltd.

【清越坊の女たち~当家当主】6話・7話・8話あらすじネタバレと感想。宝琴が如風に清越坊の名を借りたいと頼んだのは「清越小坊」という工房を作り、清越坊を潰すためでした。宝琴は雪堂の母から伝授されたという新しい技法で挑み……。一方で如風はまた張飈と取引をしてしまいます。

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【清越坊の女たち】6話あらすじネタバレ

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翠喜は、巧児こうじが「万年如意図」を完成させるも細かい修正点を指摘しやり直しを命じます。

これも嫁入りを控えた巧児を思ってのことでした。

そんななか、蘇州織造局で領織を決めるための競技会が開催され、様々な織造業が腕を競い自慢の作品を織りあげます。

任家は3代に渡り領織を取っていたこともあり、今回の競技会では翠喜の織物も注目されていました。

するとそこに、如風と共に宝琴がやってきます。

翠喜はもとより周りの人々も、任家の若旦那である如風が宝琴と一緒にいることを不思議に思っていました。

そして織造局の李照と蘇州知府の曹文彬そんぶんひんも顔を揃えます。

李照の一声で「清越小坊」と書かれたのぼり”が建てられ辺りが騒めきました。

宝琴が如風に「清越坊」の名を借りたいと言っていたのは、「清越小坊」として競技会に参加するためだったのです。

宝琴は、奪われた子を取り戻すとともに清越坊を潰しにかかってきたのでした。

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出場した者は1ヶ月間 織造局の大広間で作業しなければなりません。その中から今後の領織が決められる大事な競技会なので、翠喜がこれを逃せば責任問題が問われるもので、取るか取られるかの勝負でした。

そしてひと月が経ち、それぞれの織物が出来上がり始めます。

翠喜の織物は「富貴錦鶏図」で曹文彬はあからさまに褒めていると、ここで最後の宝琴が織物を完成させて出てきました。

宝琴の「杏花図」という織物はすべて緙絲こくしで完成させ、さらに「戧色そうしょく法」という新しい技法で織られていたのです。

李照は清越小坊(宝琴)を領織に選び、翠喜は3代続いた領織を逃してしまいました。

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【清越坊の女たち】7話あらすじネタバレ

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競技会が終わったあと、翠喜を呼び出した宝琴は雪堂からの文を読み、彼が愛していたのは自分だけだと鼻を高くしていいました。

その文から翠喜は、夫の気持ちが自分にないことを改めて突きつけられたのです。

任家では如風が長老たちから今回の一件についての説明を求められていました。

しかしながら、如風は任家の若旦那であり事実上は任家が領織を取ったようなもの。

長老たちは、幼い秀山に代わり如風が当主になるべきだ、雪堂に何かあればお前が跡を継ぐべきだと言うのです。

そして、責任を問われた翠喜は当主の座を追われ、身の回りのものをまとめ離れに移るよう命じられました。

翠喜は、舒芳に如風の世話を任せ任小欄じんしょうらんという子供を侍女に、それと身の回りを世話する老侍女の3人で離れに移ります。

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一方で、如風は翠喜や秀山と争うつもりはなく、秀山が成長したらすべて返すつもりだと舒芳に話します。

後日、宝琴と李照が秀山を奪い返しに来たと翠喜に知らせが入り、舒芳は翠喜からの伝言を如風に伝えます。

如風は大きな箱を3つ用意させ、李照に”賄賂”を渡し「秀山が李殿に師事できるのは任家の誉れ。義姉からも謝礼を用意するよう言われた。物心ついたら秀山を連れてご挨拶に伺う」と遠回しに秀山は渡さないと言ったのです。

すると李照は少し考えると宝琴に「確かに秀山の弟子入りは物心がつくまで待つべきだ、そもそも嫡母がいるのに生母の手元に置くのは道理が合わない」と、宝琴との約束より賄賂を優先しました。

如風は、秀山が居なくなれば翠喜の立場が悪くなるので翠喜のためを思って秀山を渡さない選択をしたようです。

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秀山の件が済むと、次にまた問題が起こりました。

あの張飈が、再び如風と取引をしたいと舞い戻って来たのです。

如風は断りましたが「俺からは逃げられない、無駄なあがきはやめろ」と脅され、取引に応じてしまいます。

その後、帳簿を見ていた舒芳が生糸の値が暴落していることに気づきました。

如風は舒芳から聞かれてもダラダラかわし乗り切るつもりのようでしたが、取引場所で張飈と話している所を役人に見つかり逮捕されてしまったのです。

如風が捕まったことは翠喜や宝琴の耳にも入ります。

宝琴は清越小坊は如風あってのものなので、いなくなっては先が無くなるため李照を頼りました。

一方で、翠喜は離れに作っておいた裏扉から出て、舒芳と共に船でどこかに向かいます。

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【清越坊の女たち】8話あらすじネタバレ

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翠喜は投獄された如風に面会し、雪堂は如風を助けるために張飈を捜しに行ったこと、そして雪堂が託した言葉を伝えました。

そして、如風に助ける代わりに改心することを約束させると任家に戻り、任家に代々伝わる宋錦シルクと大金を用意しました。

その後、翠喜は蘇州知府の曹文彬に会いに行きます。

一方で、宝琴は李照に頼みましたが「如風はもう重用できない、この先どうするべきか考えることだ」と断られていました。

曹文彬が大きな借金に困っていたのを知っていた翠喜は負債をすべて肩代わりし、引き換えに受け取ったすべての借用書と宋錦を持って曹文彬の家を尋ねます。

すると曹文彬は態度を変え、如風の件は任せよと約束したのです。

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投獄から解放され任家に戻り、自分のせいで宋錦を手放したことを知った如風は、翠喜に令牌を返し身を改めると誓いました。

すると翠喜は、如風に「暇なら南宋の馬遠の作品”十二水図じゅうにすいず”を探してほしい」と頼みます。

十二水図は、表具が異色双面緙だったことからかつてより雪堂が探していたものでした。

一度手にしたもののそれは偽物だと分かり、雪堂は戦で失われた異色双面緙の技法を復元したいと考えていたのです。

十二水図は元々、曽家(宝琴の家)の家宝でした。

曽家の取り潰しで行方不明になっていましたが、宝琴の話から十二水図を泰興の季家に売ったことわかります。

如風は宝琴から「季家の当主は伝統主義だから掛け合うには手段を選ぶように」と忠告を受け、泰興に向けて馬を走らせました。

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【清越坊の女たち】6~8話の感想

宝琴は子を奪い返すための行動に出ました。

しかし、如風はまた張飈に脅されたとはいえ、凝りもせずに取引に応じてしまいました。

宝琴は領織は取ったものの、如風が居なければ先はありません。

如風を助けようと李照に頼るも、彼は如風は重用できないと切られてしまう始末。

ただ、翠喜はここで張飈が出てくるタイミングがあまりにも良すぎると感じていたので、張飈の裏にいる官吏というのが李照か曹文彬を疑っているようです。

【清越坊の女たち】は、女性が男に振り回されているという印象のドラマです。

雪堂は回想シーンでは度々登場しますが、襲撃されてからはまだ一度も出ていないので生きているのか死んでいるのかも不明なまま。

如風は、心を入れ替え翠喜につくと決めましたが、宝琴から助けようとしたと聞き決心が揺らぎ動きます。

また、翠喜を裏切らなければいいのですが如風の性格を考えると不安が残ります。

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本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。