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【秀麗伝】47話と48話のネタバレ感想。皇子の命が狙われる!?

アジアドラマ

秀麗伝しゅうれいでん~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~】47話と48話のネタバレ。麗華ばかりが厚遇されることに業を煮やした過家は、いよいよ皇子たちの命を狙い始めます。麗華の苦しみは限界に達し……。この記事では、ストーリーの詳細と感想をお届けします。

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「秀麗伝」の記事一覧

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【秀麗伝】47話のネタバレ

劉秀の心労

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建武15年、劉秀は国の基盤を固めるため、各地の耕地と戸口の調査を命じました。

しかし臣下たちは、調査には膨大な時間と人材が必要だからと猛反対します。

さらに、豪族の不興を買うのを恐れた地方官が偽りの報告をするなど問題が絶えません。

そんな中、麗華が政に干渉しずきていると指摘する奏上が殺到し、頭を悩ませた劉秀は心労がたたって中風を患ってしまいます。

麗華は倒れた劉秀を看病すると言い張りますが、過珊彤かさんとうに追い出されました。

過珊彤は、意識が朦朧としている劉秀の手を握り「やっと2人きりになれた」と涙ながらに言うも、劉秀はこちらを見てもくれません。

必死に訴え続けると ようやく目を開けてくれましたが、向けられたのは憐れみのような眼差しでした。

「そんな目で見ないで!私はただ心の片隅に私の存在を置いてほしいだけです!」

過珊彤が声を荒げると、再び麗華が入ってきてどうしても看病がしたいと言います。

そこへ鄧禹とうう呉漢ごかんも現れ、陛下が用意していた勅旨を伝えにきました。

「朕が病に倒れた時は、麗華を伴い故郷で療養する」

翌日。

麗華と劉秀は、療養のために蔡陽に帰郷しました。

一方で過主は、皇太子(劉強)の地位を盤石にするため、麗華の息子・劉陽を殺すよう過康に指示します。

その話を聞いてしまった劉強は、宮中を飛びだして陛下のいる蔡陽へと向かいました。

命を狙われる劉陽

治療の甲斐あって動けるようになった劉秀は、皇子たちを集めて狩りをしました。

劉強と劉陽は、獲物のウサギを追っているうちに皆とはぐれてしまい、虎に襲われかけます。

幸い大きなケガはありませんでしたが、皆が駆けつけた直後に、劉陽が刺客に命を狙われました。

劉秀はすぐに刺客を捕らえるように命じますが、刺客はすでに命を絶っていました。

未来の皇帝

劉秀のもとに厳子陵げんしりょうがやって来て「こんな私でよければ、師匠に代わって陛下と国に尽くします」と頭を下げます。

彼はようやく出仕する気になったのです。

劉秀はさっそく皇子たちについて相談します。

すると、厳子陵も鄧禹も「皇帝にふさわしいのは第4皇子(劉陽)です」と答え、劉秀の考えと一致しました。

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【秀麗伝】47話の感想

このところ臙脂えんじがまったく出てこなくなりました。

他にも、李通や伯姫、陰識などの出演シーンもほとんどありません。

できれば彼らには、最終話までにもう1度ぐらい出てきてほしいですが、その尺があるかは怪しいところ。

どうも、残りのストーリーは皇太子関連や宮廷内のいざこざに終始しそうな気がします。

このままいけば過珊彤はいずれ廃后になるでしょうが、息子の劉強にまで飛び火するのではないかと心配。

劉強は確かに皇帝の器ではないかもしれませんが、善良なのは間違いないので、彼が傷つくような展開は避けてほしいところです。

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【秀麗伝】48話のネタバレ

幼い皇子の死

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ある晩、麗華と劉秀が少し目を離した隙に、1人遊びをしていた4歳の息子劉衡りゅうこうが倒れてしまいます。

すぐに侍医を呼んだものの、劉衡は亡くなってしまいました。

麗華は悲しみに暮れ、しばらくの間は食事も喉を通りませんでした。

そんな中、陰興いんきょうは劉衡の死を不審に思っていました。

なぜなら、劉衡を診た鐘侍医が自害し、その弟子も官職を辞して故郷に帰っていたのです。

それを聞いた琥珀が、真相を探るべく弟子の屋敷を訪れると、刺客を率いた過康に包囲されてしまいました。

琥珀は命からがら逃げだしたものの、崖まで追いつめられてしまったため自ら落下します。

「陰興様。来世でお会いしましょう」

劉衡の死因

過康は証拠隠滅のために琥珀の遺体を捜索しますが、先に彼女の遺体を見つけたのは陰興でした。

琥珀は落下の直前に、遺言として自分の頭に針を刺しており、それに気づいた陰興は劉秀に報告します。

「鐘侍医と弟子の死。劉衡の死。頭に針」

これらから導き出された答えは「劉衡は針で殺されたのではないか」ということでした。

すぐに劉秀が劉衡の遺体を調べさせると、劉衡の頭には針が刺さっていました。

これが死の原因、つまりは何者かに殺されたのです。

このことを知った麗華はショックのあまり気を失ってしまいます。

過珊彤の廃后

結婚が叶わぬまま琥珀を失った陰興は深い悲しみに暮れ、麗華に別れを告げます。

彼は琥珀を殺した犯人を徹底的に調べ上げるつもりなのです。

すると麗華は、すべては自分のせいだと言って己を追い詰め始めます。

「大局を重んじ仇を討つこともできない。私が死んで償うべきよ」

彼女はもう、精神的に限界がきていました。

そんな麗華の姿を目にした劉秀は、明白な証拠がないままついに過珊彤の廃后を宣言します。

そして、乗り込んできた過珊彤に、夫婦の縁を切ると言い放ちました。

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【秀麗伝】48話の感想

20年近く想い合っていた琥珀と陰興がやっと結婚できる!と思った矢先に、まさか琥珀が亡くなってしまうとは悲しすぎる展開です。

陰興の悲しむ姿はもちろんのこと、麗華の苦しむ姿も見ていられないほどでした。

考えてみれば、麗華は後宮入りしてからずっと過家の嫌がらせに耐えてきて、大切な家族も失いました。

それだけでも十分つらいはずなのに、幼い息子まで殺されてしまっては、精神的に限界がくるのも仕方ありません。

本来ならば拳で語り合うタイプの麗華が、立場や大局のために“本来の自分”を封印し ただじっと耐えてきたのだからストレスも相当なものだったはずです。

とはいえ、過珊彤にも同情するところはあります。

悪の根源は母親や兄であり、過珊彤自体はそこまで極悪ではありませんでした。

それに、劉秀に嫁いでから15年近くもの間まったく愛されず、それでも己は愛し続けたその一途な生き様には哀れみを感じずにはいられません。

できれば、過珊彤よりも母親や兄が罰されてほしかった気がします。

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