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Netflix『THE A LIST/Aリスト』シーズン1【超ネタバレ】ひと夏の思い出が究極のサバイバルへ!島に隠された恐ろしい秘密とは!?

海外ドラマ
©1997-2019 Netflix,lnc.
Writer: DramasNote編集部
Introduction

Netflix『THE A LIST / Aリスト』シーズン1ネタバレ。夏の思い出に、ある島で行われるサマーキャンプに参加した若者たち。家庭に事情を抱える者、美しい夜空を楽しみたいという者、弱い自分を変えようとする者など、様々なティーンエイジャーたちが集まり盛り上がっていました。島に隠された恐ろしい秘密を知るまでは……。

© Netflix. All Rights Reserved.
公式サイト

Production

製作:2018年 イギリス

原題:The A List

キャスト:リサ・アンバラヴァナル、エリー・ダックルズ、サバンナ・ベイカー、シアン・バリー、エレノア・ベネット、ベンジャミン・ニュージェント、マックス・ローハン、ジェイコブ・ダッドマン、インディアナ・ライアンほか

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『The A List』シーズン1あらすじ

ミア(リサ・アムバラヴァナー)は、都会育ちを全面に押し出したイケイケ風女子。

母親から薦められてペレグリン島で行われるサマーキャンプに参加しました。

島へは船で渡り、夏を過ごします。キャンプ参加者が島に到着するとすぐ、ケイリー(サヴァンナ・ベイカー)という少女がミアに話しかけ仲良くなりました。

キャンプ場では4人1部屋で寝泊まりすることになっており、ミアとケイリーは同じ部屋になります。

部屋にはもうひとり、アレックス(ロージー・ドワイヤー)という少女も泊まることになっていましたが、彼女はミアたちの雰囲気に馴染めず、彼女自身もミアたちに嫌悪感を感じていました。

ミアは、若者たちの中でも飛びぬけて美人で、スタイルも良く周りの目を引きます。

しかし”遅れて来た”アンバー(エリー・ダックルズ)の合流で、事態は思わぬ方向へと進んでしまうのです。

主要キャスト

アンバー役/エリー・ダックルズ

突然、”遅れて来た”謎の少女。

デヴに執着しており、彼を洗脳してミアから引き離そうとしている。

ミアに強い敵対心があり、不思議な力でみんなを操りミアを孤立させた主人公のひとり。

後に、彼女はある実験によって生まれた存在であることが判明。

アンバーの中には、前回のキャンプで死亡したミッジという少女がいる。

ミア役/リサ・アンバラバナール

複雑な家族環境を抱えている主人公のひとり。

アンバーの洗脳が広がり、次第に孤立する。

アレックスと協力して、アンバーの秘密を探り前回のキャンプでミッジという少女が死亡していたことをしる。

デヴと恋仲になるも、彼もまたアンバーの洗脳で一時失いかける。

森でルカと知り合い、彼に協力したり協力してもらったりと、何か秘密をしているであろう彼に近づいていく。

デヴ役/ジェイコブ・ダッドマン

島に到着してすぐ、木に彫られた文字に触れ”過去の記憶”がフラッシュバックする。

一時はアンバーに洗脳されるも、ブランドンが海で拾った時計に触れ記憶を取り戻した。

時計は、彼が父親からプレゼントされたもの。

ただし、時計に触れるまではその記憶すら失っていました。

アレックス役/ロージー・ドワイヤー(左)

ケイリー役/サバンナ・ベイカー

©1997-2019 Netflix,lnc.

ルカ役/マックス・ローハン

ミッジ

過去、キャンプに参加していた時デヴに好意を抱いていた。

存在感がなく、足を踏み外して崖から落ちても誰も気づかず、ミアが仲間たちから囲まれて楽しんでいたことを恨んでいた様子。

ミアが中心にいることに嫉妬していたようで、冒頭からミアに敵対心をむき出しにしていたことや、彼女を孤立させたことは過去の復讐であるとみられる。

アンバーの中に彼女が存在しているので、そういった行動に出ているようです。

ただ、死んだはずの彼女が最終回で姿を現します。

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『Aリスト』シーズン1ネタバレ

アンバーの謎

キャンプには数十名の若者が参加し、デイヴという男性とマグス(ネカ・オコエ)という女性が管理人として滞在していました。

みんなは部屋割りして荷ほどきをした後、デイヴが考えたという遊びをしながら自己紹介します。

ミアはデヴ(ジェイコブ・ダッドマン)が気になる様子で、彼もまたミアを気に入った様子。

お互いにアイコンタクトで想いを伝えようとした時、アンバーという少女が現れます。

彼女は、初対面なはずのミアになぜか敵対心をむき出しにしていました。

ストーリーを語る上で重要なキャラは、アンバー、ミア、デヴ、ケイリー、アレックス、ルカは外せません。

ケイリーも、初めはアンバーにいい印象を持っていませんでしたが、なぜかアンバーにくっつくようになり、理由もなしにミアを毛嫌いするようになります。

また、アンバーはみんなが見ていないところで何度もミアを陥れ、ミアが自分は何もしていないと説明しても、誰もミアを信じませんでした。

そして次第にミアは孤立してしまいます。

管理人のデイヴやマグスまで、何かに操られているかのようにアンバーの味方をしますが、マグスは少し時間が経つと”今のは何だったの?”と現実に引き戻されていました。

アンバーは、謎の力を有しているのですが、明らかになっているのは”人を操る力”や”幻覚を見せる”こと。

目を見ながら「苦しむことはない、楽にしてあげる」と優しく言い(この時点で操る)、その人の大切にしている物をプレゼントとして一旦受け取り、再び返すだけでその人物は現実に引き戻されることなくアンバーの僕となってしまうのです。

また、彼女に触れられたり何も受け取っていなければ、洗脳されても少しすれば解けてしまうようでした。

ケイリーは、頭を強打した時に一度我に返っています。

彼女が言うには、 頭の中にアンバーが入ってくるということで、意識をしっかり持っていても回避するのは難しいようです。

終盤では、警戒していたはずのアレックスまで操られてしまいました。

島に一度入ると出られない?

孤立したミアは、森でルカ(マックス・ローハン)という青年に出会いましたが、彼は釣りをしていて島に漂着し、ボートが壊れて帰れなくなったとのこと。

漂着してから何か月か、何年か経過していたようで警戒心が強く、誰も寄せ付けないというような感じでした。

更に、何かに怯えている様子から、彼は”何か”を知ってしまった、もしくは見てしまったのかもしれません。

シーズン1では、彼についての詳細は明かされなかったため、シーズン2での解明を期待するところです。

ミアは、孤立した辛さからキャンプ2~3日目で帰ろうとしましたが、時間になっても船着き場に船は来ません。

仕方なくキャンプに戻ると、マグナから「船の時間表は古いものだから」と意味深な返事。

どうやら、迎えの船は無いよう……。

ルカはボートが壊れて戻れないと話していましたが、帰れない理由はもしかしたら島の謎と関係があるのかもしれません。

一度来たら、戻ることは出来ない?と推測しましたが、どうやらそうではなさそうです。

その理由としては、今回キャンプに参加した若者全員が、過去この島で同じように行われたキャンプに参加していた証拠があったから。

 

1.デヴの友人ブランドンが海で拾った時計の裏には、父からデヴに送られたという証拠が掘られている。

2.デヴが、森の木に彫られた文字に触れた瞬間、自分の記憶にはないミアとの思い出が蘇った。

3.頭を打ち洗脳が解けたケイリーが、以前この島にキャンプに来ていたことを思い出した。

4.管理室のボードに、今回参加した全員が写っている写真があった。

5.橋の手すりに”ミア大嫌い”と掘られていた。

 

このことから、彼らは過去にもペレグリン島を訪れており、一度は帰っている様子。

何らかの理由でその記憶を失くしていたのです。

過去の記憶

ケイリーだけは、過去の記憶を全て思い出しアンバーが頭の中に入ってきて操っていたというのです。

洗脳が解けた後も、その時の記憶は残っていたようでケイリー曰く「アンバーは物凄い力を持っている」と怯えながら話していました。

キャンプでは、伝統となっている夏至のパーティで女王が選ばれ、その女王が王を指名するという”行事”が行われており、過去にはミアが女王でデヴが王となっています。

現在のキャンプでは、アンバーが力を使って女王となりましたが、ミアはデヴを王にさせないように彼を連れ出して、森で2人で過ごしていました。

過去キャンプで亡くなったミッジという少女は、デヴに好意を抱いていたようでデヴを奪ったミアを恨んでいました。さらにミッジの存在感は薄く、崖から落ちても誰にも気づかれなかったのです。

今回のキャンプでは、ミアを孤立させて女王にさせないこと、彼女を自分(ミッジ)と同じ目に遭わせることがアンバーの目的のようでした。

現にアンバーは過去のミアと同じ、現在のミアはかつてのミッジと同じような状況に置かれています。

また、ルカから死まで唯一電波が繋がる場所を聞いたミアが、友人に調べてもらったところ”キャンプは去年で終了している”ことが分かりました。

その理由は死亡事故。←ミッジのこと(?)

今回のキャンプは、まさしくアンバーが皆を引き寄せたということの他ならないでしょう。

アンバーの正体

島の奥には、閉鎖したある研究施設がありました。

マグナは、この研究施設の会社からアンバーの調査を依頼されていた人物で、ミッジの実験治療にも関わっていることが判明。

「私はミッジの治療をした医療チームにいた。損傷した脳を再生するため実験的な治療をしたの。成功した。でも想定とは違った。脳はちゃんと再生したけど……」

Netflix『Aリスト』から引用

この言葉を聞いたミアは、アンバーがミッジから創られたと確信しました。

マグナが言うには、心だけではなくアンバーの肉体が現れたというのです。

元々、アンバーという少女は存在しておらず、実験の影響でアンバーという架空の存在が生まれたということでした。

それも、ジキルとハイドみたいに凄い力で島に向かったから、マグナは彼女を監視するために島に来たというのです。

つまりは、アンバーが危険だと知っていたということ。

科学的には大きな成果でしたが、マグナのバックにいる会社はミアたちをモルモットにしたのです。

マグナは、アンバーを監視しているから大丈夫と思っていたようでしたが、彼女の力が強くなりすぎたため、制御不能という信号を雇い主に送りました。

しかし、雇い主側からの返事は「その場にとどまり指示を待て」。

島にはwifiもなく、インターネットが通じているわけではないので、こちらからは連絡することは不可能。

さらに、電波もないので電話することも出来ず、唯一管理人室にあった電話もアンバーの指示でデイヴが壊してしまったので、まさに孤立無援状態だったのです。

デイヴは過去のミッジの件で、助けられなかったという強い罪悪感を抱いていたため、その想いをアンバーに利用されているようでした。

彼は完全に操られており、キャンプ内で起きたすべてのことをミアのせいにして、彼女を悪者にし立てています。

アンバーの力はミアには通じない?

女王という存在に対するアンバーの執着心は、とてつもないものでした。

怒りの矛先がミアに向いているものの、アンバーはミアだけは操ることが出来ない様子。

その理由は明かされませんでしたが、ミアを殺したいほど憎んでいるのだとすれば、いくらでもチャンスはあったはず。

ラストでは、ほとんどの若者を操りミアを崖に追い詰めます。

「そこから飛び降りなさい」というアンバーに、ミアはふと気が付いたのです。

アンバーが私をの背中を押せば済むこと。なのになぜ、彼女はそうしないのか。

結果は、アンバーはミアを操ることも殺すこともできないという結論に至ったミアは「自分でやれば?」とアンバーに詰め寄ります。

これまで一瞬たりとも動揺しなかったアンバーが、初めて動揺して「ミッジが消えた」という言葉と同時に力を失った瞬間でした。

しかし、若者たちは洗脳が解けて現実に戻りましたが、なんと死んだはずのミッジが崖下から這い上がってきたのです。

アンバーはミッジから生まれた肉体でしたが、ミッジが存在しているのにも関わらずアンバーも存在しているという、不思議な現象でシーズン1が終わりました。

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『The A List/Aリスト』を観た感想

若者中心のキャストで、ティーンエイジャー向けというジャンルにはなっているものの、シーズン1では解明されていない謎も多く、大人でも十分に楽しめるストーリーとなっています。

木に彫られた文字や、マグナの告白から過去に何があったのかは明かされましたが、マグナの雇い主や実験に関すること、死んだはずのミッジが姿を現したことやルカのことなど、多くの謎の解明には至りません。

シーズンが続くごとに伏線が回収されていくはずですが、イギリスBBCからはまだシーズン2の制作に関して発表されていないので、シーズン2があるのかどうか……。

このまま、打ち切りになれば伏線回収はもとより、多くの謎を残したままとなっていまうので更新を望むところです。

全13話で1話25分と短く、比較的一気に観ることが出来ます。

息つく暇は十分にあるので、こういった作品が好きな方におすすめです。