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【ハンドメイズテイル】シーズン3第2話ネタバレ。ローレンスは善か悪か。本当の顔はどっちなのか!?

ディストピア

【ハンドメイズテイル】シーズン3第2話ネタバレ。ローサンス司令官の家の侍女として従事することになったジューンは、オブフレッドからオブジョセフへと名前が変えられました。そんな彼女の元に、奇跡的に回復したリディアおばが訪ねて来たのですが……。この記事では【ハンドメイズテイル】シーズン3第2話のネタバレと、解説をお届けします。

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ハンドメイズテイル シーズン3第2話あらすじ

ローレンス司令官の家の侍女となったジューンは、その日は侍女のオブマシューと買い物に行きました。

スーパーの中では、監視の目を盗んで他の侍女と情報交換をします。

「シカゴが滑落するらしいわ」「お産で心臓が飛び出した子が生まれた」

ジューンは、その侍女にマッケンジー家(ハンナのいる家)のことを調べてもらっていましたが、彼女の知っているマルタは教えてくれないとのことでした。

自宅に戻ったジューンを待っていたのは、エミリーに刺され階段から突き落とされて重傷を負ったリディアおば。

彼女は、移動には車いすが欠かせない不自由な生活を送っているものの回復した様子。

リディおばは、ジューンが新しい任地に馴染んでいるか様子を見に来たといい、ローレンス司令官の妻は「彼女はいい子よ」と太鼓判を押します。

ローレンス司令官も、妻の言葉を後押しするように「ああ、いい子だ」と添えると、リディアは笑みを見せました。

そこで妻の様子がおかしくなり、ローレンスは妻は疲れているようだと、彼女を寝室に連れて行きます。

2人が居なくなった隙に、リディアおばは「夫人に何があったの?」とジューンに聞きました。

ジューンが「わからない」と答えるとリディアおばは、「司令官に妙な点があったらすぐに報告しなさい」とジューンに伝えたのです。

エミリーが司令官の家に来て2日でおかしくなったというリディア。

どうやら、ジューンの様子を見に来たと言うよりも、彼が何かを企てているのではないかと探りを入れているようでした。

リディアおばは帰る前に、ジューンにちゃんと掃除はしているのかと尋ね、2階にある部屋を見せてほしいと案内させます。

しかし、階段を登れず倒れ込んだリディアおばに、ジューンは優しく「部屋は次の機会に」と気を使いましたが、彼女はジューンに電気棒を当てたのです。

どうやら、マッケンジー家に入ったジューンに次の任地を与えられたのが不満だったようで、本来ならば縛り首だと声を荒げました。

そこへローレンス司令官がやってきます。

リディアおばは、「指導です」とバツ悪そうに言うと、同行したおばに付き添われて司令官宅を後にしたのです。

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第2話超ネタバレ

善か悪か。ローレンスの本性は?

ローレンス家のキッチンでは、コーラとベスという2人のマルタと、別の家のマルタ・アリソンの3人で脱出について相談していました。

今回、脱出しようとしているのはアリソン。

そこにローレンスがやってきて、すぐにアリソンに気が付き「守護者に家まで送ってもらうか、別のところに送ってもらう」と、コロニー行きを匂わせます。

ジューンはすぐに司令官に「逃げるための避難場所が必要」だと訴えますが、司令官は知らない者に家に居てほしくないと言うのです。

それでもジューンは、「マルタの生活がどんなものか知ってる、チャンスをあげてほしい」というと司令官は「そうか、勝手にしろ」とジューンの要望を受け入れました。

ローレンスの思わぬ反応に拍子抜けしたジューンは、彼が味方だと思いマルタたちが計画している脱出計画に自らも参加し、マルタの格好をして侍女が本来立ち入れない区域へと向かっていったのです。

ジューンが電気棒を当てられた時、手を貸すこともせず「その棒の電圧はどのくらいあるのかな」と、サディストのような発言をしたかと思えば、脱出を計画する侍女たちを見逃している。

ただ、コロニー自体を考えたのはローレンスで、彼の妻はそれを「恐ろしいこと」だと責めていました。

彼の本当の顔はどっちなのか……。

脱出の過酷さ

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その日の夜。

脱出したはずのアリソンの連れが、撃たれたようでジューンたちのところに舞い戻ってきてしまいました。

他に行くところがなく仕方なかったというアリソンと彼女の連れを、ジューンは地下室へと匿います。

それに気づいたローレンスが「何があった?」と尋ねると、コーラはとっさにねずみがでてベスが驚いたと嘘をつきました。

すぐに嘘を見破ったローレンスは「ウソだ、2回目だ」といい、ジューンに尋ねます。

ジューンは「ケガ人がいる。アリソンの連れ」だと正直に話すとローレンスは「追い出せ」と言うのです。

そこに守護者が2人訪ねてきて、一気に緊張感が高まりました。

ローレンスは守護者からマルタが逃げたと報告を受けると、今度は彼の妻がやってきます。

何も知らずに2階から降りて来た妻は、守護者を客間に通しお茶の準備をしようとしました。

その時、 壁に付着していた血痕 ジューンの顔を見て察したのか、コーラに壁を掃除するよう指示しジューンには「行って」と地下に行くよう促したのです。

一方で、守護者たちはローレンスの許可を得て、逃げ出したマルタを探しており地下にも危険が迫ります。

ジューンは、怪我をしているマルタを隠して乗り越えましたが、守護者が居なくなった時にはすでに彼女は亡くなっていました。

間違い。

地下に様子を見に来たローレンスは、マルタの遺体を見て「勝手させたのは間違いだった。」とジューンにつぶやきます。

「結果を考えずに欲しいと思えば何でも手を出すのは子供と同じ。」

ジューンは謝罪すると同時に夫人を心配した途端、ローレンスは大きな声でジューンを罵ったのです。

「何様のつもりだ!妻のことを口にするな!」と。

そして、一息つくと今度は「ジューンを侍女にしたのは失敗だ」と落ち着きながら言うのです。

ローレンスはジューンに何かを期待していたのか、自分と同じ匂いを感じたのか、それとも自分の裏の顔を知っている彼女を傍に置いておく方が安全だと思ったのか。

いずれにしろ、ジューンは自分とは違うことに気づいたのかもしれませんね。

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カナダでは

カナダでは、ニコールとエミリーの存在にルークが戸惑っていました。

ニコールを一度も抱こうとせず、エミリーのことも早く追い出したいという様子。

カナダにはエミリーの家族がいるものの、彼女も何かを恐れているのか、妻と子供の2人を探す様子もありません。

ルークは、遠回しにエミリーに家族の話を持ちだそうとすると、モイラが阻止。

モイラは、ルークがエミリーとニコールの事で困惑しているのが分かっていたのです。

ハッキリとは言わないものの、ニコールはジューンが産んだ子ではありますが、自分とは血の繋がりはありません。

彼女がギレアドでどんな暮らしを送っているのか、今まで話を聞いていただけで実際の状態は分かりませんでした。

しかし、ニコールという存在を通じて、初めてジューンが置かれている立場をルークは知ってしまったのです。

さらに、妻と娘を助けられなかった自分の不甲斐なさを、突きつけられているようで辛かったのかもしれません。

そしてその後、彼は全てを受け入れました。

ニコールを抱き上げ、頭にキスをしてジューンが命がけで守った小さな命を、自分の子供として受け入れることができたのです。

その一方で、意を決して妻に電話を掛けたエミリー。

電話口で妻は驚きつつ、走りかけた車の運転も忘れて立ち止まってしまうほど喜んだのです。

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【ハンドメイズテイル】シーズン3第2話を観た感想

ローレンス司令官は、心の底から妻を愛しているのが伝わりますが、彼自身がどんな人間なのかは依然として掴みづらいです。

エミリーを逃がしたことや、ジューンを侍女として迎え入れたという表面上はいい人のような気もしますが、その一方で電気棒を当てられたジューンに手を差し伸べるわけではなく、怪我をしたマルタを追い出せという冷酷な一面も。

確かに、もしマルタを匿っていることが知られてしまえば、自分の身どころか愛する妻も処刑に値することになると思うので、そこまで危険を冒せないという気持ちも分かります。

しかし、エミリーを逃がすのも

ただ言えるのは、彼は何を考えているのか分からないとうこと。

嘘が嫌いで、2回嘘をついたコーラは”どこかに追いやられた”と話しているので、誰の逃亡でも手助けしているわけではなさそうです。

どんな目的があって侍女を逃がしているのか、これまでエミリー以外にも逃がした侍女やマルタはいるのか……。

ジューンは最初、ローレンスは使えるかも?と思ったようですが、計算違いだったかもしれませんね。

彼の弱みを握っていると強気になっているのかもしれませんが、彼自身そんなことをもみ消すくらいの力はありそうなので、ジューンの立場が悪くなりそうな予感が……。

第2話では、ジューンの行かれている環境や立場を中心に描かれていて、セリーナを含むウォーターフォード家がどうなっているのかは分かりませんでした。

3話では、セリーナたちの様子が映し出されるのか……と予想。

彼女もギレアドのやり方は違うとハッキリ感じているので、今後の展開にヒーヒーしそうです。