「月に咲く花の如く」キャスト相関図 登場人物を総まとめ！

養父とともに気ままに生きる自由人。
生きていくための手段として他人からお金をだまし取るなど、しばしば倫理観に欠ける生き方をしてきましたが、呉聘という男性に出会ったことで善悪を学び成長していきます。
自分の出自については、養父から毎回デタラメを教えられるため両親のことすら知りません。
商才に長け、鋭敏で果敢な反面、誰かに押さえつけられるのが大っ嫌いで強情な性格でもあります。

沈家の次男。
幼い頃から祖母や母、兄から甘やかされて育ちました。そのせいか、やんちゃで分別に欠けるところがありますが、心の内に潜在的な正義感と優しさを秘めています。
周瑩を気に入り側女にしようとするも逃げられてしまい、彼女を取り戻すべく追いかけ回します。

豪商である呉家東院の若旦那。
善良かつ温厚な人物で、誰に対しても優しく接します。
周瑩が呉家で勝手気ままに振るまっても、叱ることはせず大らかな目で見守ります。

涇陽けいようの県令。
法にのっとり公正に裁く清廉潔白な人物です。地位は求めず、どんな職位にあろうと国のために尽くしたいという志しを持っています。しかし、清廉潔白すぎるがゆえに融通が効かないところがあり、目上の人から怒りを買ってしまうことも。

胡家の令嬢。
書道に精通し才色兼備であるものの、プライドの高いお嬢様です。
呉聘とは幼なじみで、幼い頃から恋心を抱いています。

呉家の大当主。
呉家東院の当主でもあり呉聘の父親です。
商売においては“誠” と “信”をモットーとし、真っ当な商売を心掛けています。
誠……確かな品で正しい値
信……高い信用と名誉

呉蔚文の妻。
夫の呉蔚文を立て、息子の呉聘を愛する心優しい女性です。ただ人が良いので騙されやすい面もあります。

最初は呉聘の侍女でしたが、のちに周瑩の忠実な侍女になります。普段は温和ですが、誰かに周瑩を侮辱されたら黙っていられずケンカ腰になってしまうことも。

学徒房の生徒。
優秀な生徒で、正義感があり公正でもあります。
周瑩が呉家東院にやって来てすぐの頃、他の生徒は学のない周瑩をからかいましたが、王世均だけはバカにせず勉強を教えてあげました。

学徒房の生徒。
優秀な生徒で、計算の速さでは他の生徒の誰にも負けません。

呉家西院の当主。
店では反物を扱っていますが、売れ行きはそれほど良くありません。

呉蔚武の妻。

趙白石の友人。
役人になることを志していますが、長年の間、科挙の試験に落ち続けています。

呉沢の妹。
破天荒で豪快な周瑩をすぐに好きになり、姉妹のように彼女を慕います。

呉家南院の当主。
商いにはあまり興味がないので、店は番頭の孫永泉に任せっきりです。
妻の柳婉児を溺愛するあまり、何でも彼女のいう事を聞いてしまいます。

呉蔚双の妻。
従兄で番頭の孫永泉と裏で繋がっています。

沈星移の父親。
沈家の商いを大きくするため、そして家族を守るため、貝勒ベイレ（皇族の爵位）の配下である杜明礼と手を組みます。

貝勒の配下。
貝勒の店である「隆昇和」の番頭を任されています。貝勒から何かを命じられれば決して断ることはできず、失敗も許されません。
そんな生き方をしているうちに、いつしか人間としての情を捨て、利益だけを求めて生きるようになりました。

杜明礼の側近。
杜明礼と同じ貝勒の配下ではあるものの、貝勒に従っているというよりは杜明礼に従っており、杜明礼とは一蓮托生です。

周瑩の養父。
自由気ままに生きる遊び人です。博打が大好きで、しょっちゅう負けては借金を作って帰ってきます。陽気な性格なので周囲を明るくさせる人ではありますが、軽率なのが玉にキズ。

迪化一の商人。
綿を売りに来た周瑩と意気投合し、彼女を気に入ります。