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【月に咲く花の如く】あらすじ感想(1話・2話)。実在した女性商人の一代記。

月に咲く花の如く アジアドラマ
ⓒHS Entertainment Group Incorporated

【月に咲く花の如く】あらすじ1話・2話。

本作は、実在した女性商人の成長と愛が描かれた中国ドラマです。

粗暴な主人公が大人の女性へと成長していく過程や、たぐい稀な商才で豪商となっていく様が見どころ。

この記事では、ネタバレ感想と放送予定日をお伝えします

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【月に咲く花の如く】1話ネタバレ

呉聘(ごへい)との出会い

主人公の周瑩しゅうえい(スン・リー)は、両親の存在を知らぬまま養父に育てられ、大道芸人として自由気ままに暮らしていました。

いつものように養父と大道芸を披露し、観客からお布施をもらいます。

より多くのお金をもらうため、時にはインチキ芸で観客をだますことも。

芸が終わって周瑩が町を歩いていると、高級そうな馬車に乗った人の良さそうな男性が“当たり屋”に絡まれていました。

当たり屋とは、わざと馬車にぶつかって治療費をだまし取る詐欺師のこと。

当たり屋に絡まれている男性の名は呉聘ごへい

彼は豪商の若旦那で、困っている人を放っておけない気の優しい人物。優しそうな人柄を見た周瑩は、自分も彼からお金をせしめようと思いつきます。

周瑩は「母の治療費が必要なので、この家宝(←無価値の品)を買ってください」とウソをつき、呉聘からお金をだまし取ろうとしました。

すると呉聘は、「家宝なら大事にしなくては」と言って家宝は受け取らず、周瑩にお金を渡すのでした。

さらに、困ったときはいつでも尋ねて来なさいと言って、名帖まで渡してくれました。

星移(せいい)との出会い

周瑩しゅうえいが宿に帰ると、養父の周老四しゅうろうしは荷物をまとめていました。

周老四が言うには、賭場でお金を使い果たしてしまったため、富豪の家に周瑩を売ることにしたのだとか。

いつものように、数日働いたら隙を見て逃げ出せ。町の外で落ち合おう」と言う周老四。

翌日。

周瑩はこの地域で2番目の豪商である沈家で侍女として働くことになりました。

(1番の豪商は呉聘ごへいの家)

沈家の門の前には、「星移せいい様と結婚をするの!会わせて!」としつこく叫んでいる芸妓の女性がいました。

星移は、沈家の次男。

どうやら星移は、芸妓の歌に1000両もの大金を払ったせいで芸妓につきまとわれているようです。

芸妓の件で兄に説教されて気が立っている星移は「茶を持ってこいっっ!!」と当たり散らしています。

星移の侍女として働くことになった周瑩は、命令どおりお茶を持って行きました。

すると、星移は湯のみが熱いと言って暴力を振るおうとします。

周瑩はそれをよけているうちに、つい彼の胸を蹴ってしまいました。

後ろに吹き飛び頭を打った星移は、周瑩にお仕置きしようとしますが、父親から呼び出されて部屋を後にします。

侍女らしからぬ周瑩

芸妓の件で父親から大目玉をくらった星移は、棒叩きの罰を与えられて背中とお尻が傷だらけに。

痛みで寝床から動けない星移は、夜も眠れず「痛い」と大騒ぎ。

一方、大奥様から星移の傷を治すよう言われた周瑩は、そのへんに生えている草をもぎ取って星移の傷口に塗りました。

周瑩が星移を蹴ったシーンの裏話。

リハーサルでは足がアゴに当たってしまい、チェン・シャオ(星移役)のアゴが赤くなってしまったそうです。

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2話のネタバレ

星移に気に入られてしまう周瑩

侍女として働き始めた周瑩は、星移に呼び出され「今後はお前が傷の治療をしろ」と言われます。

どうやら、侍医の薬は効果がなかったためクビにしたとのこと。

周瑩は治療をする代わりに「私に乱暴をしないことと罵らないこと」を星移に約束させました。

そして、養父と落ち合うため、さっさとクビになりたい周瑩は好戦的な態度で星移に接しますが、かえって気に入られてしまいます。

そんなある時、周瑩に両親がいないことを知った星移は同情したのか「安心しろ。一生この家に置いてやるから」と言うのでした。

星移からの逃亡、呉聘との再会

奥様⇒星移の母親

大奥様⇒星移の祖母

沈家の大奥様は、外で遊びまわる星移を落ち着かせるため、星移に側女を与えることにします。

望まない者を与えてもまた外で問題を起こすだろうから、星移の好きなように選ばせなさいと言う大奥様。

側女の話を聞いた星移は、迷わず周瑩を選びました。

ところが、周瑩は側女になることを断固拒否。

腹を立てた星移は周瑩の部屋に押し入り「実力行使で側女にする」と言って強引に迫りました。

周瑩は必死に抵抗し、その拍子に星移を蹴ってしまいます。

怒った星移は周瑩をお仕置き部屋に監禁し「あんな無礼な女は飢え死にさせろ!」と部下に命じました。

しかし数時間後には、周瑩のことが気になり食事を持ってお仕置き部屋に向かうと、部屋に周瑩はいませんでした。

一方の周瑩は、沈家から逃げ出すことを決意し、庭で目にした輿に逃げ込みました。

するとその輿は呉聘のものだったらしく、周瑩は呉聘とともに呉家へ向かうこととなるのです。

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【月に咲く花の如く】感想

1話感想。登場人物が魅力

実在する女商人・周瑩しゅうえいの生き様が描かれた【月に咲く花の如く】。

本作の素晴らしいところは、脚本力と登場人物の魅力です。

主人公の周瑩は、最初からTHE善人というわけではありません。

最初のころは、生きていくために小金をだまし取ったり、恩人の家で勝手気ままに振る舞ったりもします。

また、言動がとても粗暴なので、初めは周瑩に苦手意識を持つ方もいるかもしれません。

ですが安心してください!ちゃんと善悪を学び、強い女性へと成長していきます。

人間としての成長はもちろんのこと、女性としても商人としても成長していく過程がとても面白いのです。

周瑩を演じるスン・リーも、本作の出演を引き受けた大きな理由は

「ストーリーの面白さと、周瑩という人物を好きになれたこと」だとインタビューで話していました。

脚本を読んで、周瑩を演じたい気持ちでいっぱいになったとのこと。

1話ではまだ少ししか出ていませんが、星移せいいもいいキャラをしています。

気分次第で女性に乱暴しようとしたり、ただただ子供っぽい人物なのですが、それでも憎めない魅力がある人物です。

ちなみに、スン・リーが作中で一番好きなキャラクターは星移なのだとか。

2話感想。憎みきれない星移

星移は完全に周瑩にホレているようです♡

2人は破天荒な性格なので気が合うのでしょうし、周瑩と一緒にいる時の星移はとても楽しそうに見えます。

周りの侍女たちは皆ただ命令に従うだけで、星移からすると面白くないのでしょう。

周瑩と同じ時間を過ごせば過ごすほど、星移が彼女をどんどん好きになっているのが見て取れました。

一方の周瑩は、ムチでお仕置きされたことが許せず、星移をただの乱暴者だと思っている様子。

今のところ、星移に対して恋愛感情を持っていないようです。

そんな周瑩の気持ちを無視して、星移は周瑩を側女にすると言って、何が何でも周瑩を自分のモノにしようとします。

相手の気持ちを尊重せずに、自分の気持ちを押し付けてしまうところがまた子供っぽい。

でもそんな子供っぽさが星移のカワイイところでもあるのですが(笑)

また、周瑩の生い立ちを聞いた時には、同情して「安心しろ。一生この家に置いてやる」と優しく言葉をかける一面も♡

てっきり周瑩と星移がくっつく展開のかと思いきや、周瑩は星移の家から逃げ出しました。

ムチでお仕置きをされれば逃げたくもなるでしょうし、今の段階で星移に恋愛感情を持てないのも分かります。

2人の関係がこの先どうなっていくのか気になるところです。

※次回3話・4話のネタバレ感想はこちらです。

【月に咲く花の如く】感想(3話・4話)。アドリブの裏話も!
【月に咲く花の如く】ネタバレ感想3話・4話。早くも周瑩の商才が開花!? 人としても商人としても成長していく周瑩から目が離せません。呉聘の優しさにもほっこり。この記事では、【月に咲く花の如く】のあらすじとアドリブの裏話についてお届けします。
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放送予定日/再放送はいつ?

【放送予定】

日程:2020年1月8日(水)~

チャンネル:BS11(無料チャンネル)

時間:15時29分~16時30分(月~金)

【製作】

中国

【公開】

2017年

【原題】

那年花開月正圓

【配信】

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【キャスト】
スン・リー、チェン・シャオ、ピーター・ホー、ユー・ハオミン、レン・ジョン、チャン・チェングアン、ツェー・クワンホウ 他