早くも周瑩の商才が開花!?
人としても商人としても成長していく周瑩から目が離せません。
呉聘の優しさにもほっこり。
この記事では、【月に咲く花の如く】のあらすじとアドリブの裏話についてお届けします。
【月に咲く花の如く】ネタバレ3話
杜明礼(と・めいれい)の思惑とは?
杜明礼は、(理由は不明ですが)呉家をハメようと考えている模様。
そのために、呉家のライバルである沈家を利用することを思いつきます。
沈家を訪れた杜明礼は、沈家の人間にあることないこと吹き込んで、呉家への不信感を抱かせました。
【国が1万枚の膏薬を発注】
沈家は激安の値を提示
呉家はいつも通りの値を提示
上記のような状況のとき普通は沈家に発注を頼むものですが、杜明礼は「国は呉家に発注を頼む」と断言をします。
呉家には後ろ盾があるため、初めから発注先は呉家に決まっていると言うのです。
しかしそれは、“発注において呉家が不正行為をしている”と思わせるための杜明礼のウソ。
杜明礼の思惑どおり、沈家の当主と長男は、ますます呉家に敵対心を抱きます。
沈家からの帰り道、街で胡詠梅を見た杜明礼は、彼女に一目惚れをしたような素振りを見せるのです(胡詠梅は呉聘のいいなずけ)
周瑩の商才が開花!?
周瑩は、呉聘の輿に乗って沈家から逃げ出しました。
途中で輿から降りようとしますが、星移が追ってきたため、降りずに呉家へ向かうことに。
呉家に到着してからも、星移は門の前で部下に見張らせており、かなりの粘着ぶり。
外に出られず周瑩が困っていると、呉聘はしばらくここで暮らせばいいと言葉をかけてくれます。
周瑩が暮らすこととなった呉家東院では、学徒房が開かれていました。
講義に興味を持った周瑩は、「生徒になりたい」と呉聘に頼みます。
女だからという理由で生徒になることは叶いませんでしたが、学徒房の侍女として働くことに。
侍女として雑用をしながら授業を盗み聞きする周瑩。
周瑩は生まれながらの商才があるらしく、生徒が解けない難しい宿題も解くことができました。
そのうち周瑩は生徒たちから頼られるようになり、宿題の答えを教える代わりにお金をもらって荒稼ぎをします。
それを知った先生は激怒し、呉家の当主(呉聘の父)に以下の報告をしました。
・12人の生徒のうち10人が宿題を頼んでいた
・問題によって値は違い、月契約から1問ごとの値まである
共に報告を聞いていた呉聘は、商才のある周瑩をいっそ生徒にしてはどうかと提案をするのです。
商いの心得とは?
女が商いなどありえないと反対する先生。
そこへ楊(使用人?)がやってきて、「今日が膏薬の値を提示する締め切りの日です」と伝えにきました。
呉聘「沈家の値段は?」
楊「以前提示した(激安の)値段で押すそうです」
呉聘「我らの値段は安くできるか?」
楊「無理です。膏薬の材料の血ケツが高額なので」
上記の会話を聞いていた周瑩は、「じゃあトケン花の葉で代用すれば?トケン花ならタダよ」と提案をします。
とても良い案に思われましたが、当主は怒って周瑩に「出て行け」と言うのでした。
(材料を偽れば詐欺と同じだから)
その後、周瑩は当主に呼び出され“商いとは何か”を教えてもらいます。
商いとは、“誠” と “信”であると。
信……高い信用と名誉
こうして商いの正しい道を教えてもらった周瑩は、正式に生徒となることを許されたのです。
【月に咲く花の如く】ネタバレ4話
以下、重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
膏薬の発注先は呉家に決まりました。
呉家よりはるかに安値を提示していた沈家は納得がいきません。
一方、呉家の呉聘は、沈家の不満をなくすための良い方法を思いつきます。
沈家を訪れた呉聘は、沈家の長男に「膏薬を半分ずつ納品しよう」と提案。
続けて「大した儲けも出ないのに両家の間にヒビが入るのは割りに合わない」と話します。
沈家は呉聘の提案を受けいれ、膏薬を半分ずつ納品することに。
ところが、納品日。
膏薬を偽造した疑いがあると言い、役人が押しかけてきました。
偽造をしていない両家は、“当家をハメるための罠ではないか”とお互いの家に疑いを向けます。
(おそらく杜明礼の罠)
沈家の長男・月生は、真相を解明するために保管庫へ向かいました。
同じく保管庫へ向かった呉聘が扉をあけると、そこには月生の遺体が横たわっていたのです。
沈家の人間たちは、月生を殺したのは呉聘だと思い込み、呉家に恨みを募らせていくのです。
【月に咲く花の如く】感想(3話・4話)

周瑩が商才を発揮しはじめ、一気に面白くなってきました!
生徒の宿題をやってあげる代わりにお代をもらって荒稼ぎするという発想が面白い。
周瑩がいずれ商人になった時の活躍が楽しみです。
また、3話あたりから、呉聘がどんどん素敵に見えてきました。
(髪型のせいもあると思うのですが)呉聘はすごくイケメンというわけではありませんが、大らかで優しい呉聘が素敵に見えてきます。
侍女としての仕事がまるでできない周瑩を叱ることはせず、周瑩の得意なことをさせてあげようとする呉聘の大らかさにほっこり。
そうして伸び伸びと暮らしているからか、呉家での周瑩は生き生きして見えます。
また、周瑩が人として少しずつ成長しているところも面白さのひとつ。
1話では人をだまして小金をせしめていた周瑩ですが、3話では呉家の教えに従ってだますことをやめました。
人としても商人としても成長していく周瑩を見るのが楽しいです。
一方の星移は、周瑩に対してかなりの執着心を抱いているようで、まったく諦める気配がありません。
3話以降は、星移の出番がかなり減ってしまいましたが、周瑩への執着心だけはブレずに描かれています。
現段階では周瑩と呉聘が良い雰囲気でくっつきそうですが、キャストのクレジット順から推測すると、最終的に周瑩と結ばれるのは星移になりそう。
※次回5話6話のネタバレと感想。

アドリブの裏話
3話で商いの心得を教わった周瑩が“呉家当主に叩頭するシーン”は、スン・リー(周瑩役)のアドリブだそうです。
もとの脚本では
呉家当主「叩頭しなさい!」
周瑩は関羽の絵に叩頭する
という流れだったのですが、スン・リーは「普通は絵じゃなく当主に頭をさげると思うんじゃない?」と考えたそうで。
それで実際のシーンで、関羽の絵ではなく当主に叩頭したスン・リー。
すると、当主役の俳優も「俺にじゃない!!」とアドリブで答えてくれたそうです。
同じ場にいた呉聘をよく見てみると、周瑩がアドリブで当主に叩頭したとき、呉聘は少し笑っています。
その後「関羽の絵に叩頭するんだよ」と教えてあげる呉聘ですが、このセリフもアドリブということになりますね。
脚本どおりなら周瑩は関羽の絵に叩頭していたわけなので、「関羽の絵に叩頭するんだよ」と教えてあげる必要もないはず。
撮影現場では、こうしたアドリブがけっこう多いようです。
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