「与君歌」キャスト相関図/登場人物を総まとめ！

興の皇帝。先帝の弟。
生母である韋い貴妃の死後、皇后に育てられました。先帝の崩御後に若くして即位するも実権は宦官の仇子梁きゅうしりょうに握られています。
表向きは仇子梁に大人しく従っているように見えて、内心では彼の支配から逃れようとしています。

皇帝を守るための宮中の組織「紫衣しい局」に所属しています。試験に合格し、23代目の執剣人しっけんにん（皇帝の護衛）に就任しました。
幼い頃に両親を亡くしましたが当時の記憶はほとんどなく、紫衣局のトップ女官である程兮ていけいに育てられました。
お転婆で向こう見ずではあるものの機転が利き、正義感も強く、斉焱に忠実に仕えます。

斉焱の叔父。
程若魚の恩人でもあります。
生母の身分が卑しいため、幼い頃から周囲に軽視されてきました。今でも太后には嫌われています。

将棋営の掌棋人。仇子梁の養女。
書をたしなみ物静かな性格です。幼い頃に負った心臓の傷のせいで武芸はできませんが、非常に聡明、かつ深謀遠慮。
斉焱と程若魚を追い込むこともあれば助けることもあり、思惑の見えない女性です。

先帝・文宗。（故人）
宦官 仇子梁きゅうしりょうの助力により奸臣を排除することに成功するも、仇子梁の権勢が強大になると仇子梁を疎むようになり、朝露の変では仇子梁の暗殺を計画。ところが、暗殺を察知した仇子梁に軟禁されてしまいます。死を覚悟した文宗は「珖王に皇位を継がせる」とした遺詔を腹心の韓岳かんがくに託し、丞相に届けさせました。しかし、丞相一家も韓岳も仇子梁の手により粛清されてしまいます。（実際には生きのびた者もいる）

当時の丞相（故人）。
斉焱の先生。
朝露の変では仇子梁に一家を惨殺されてしまいます。

文宗の腹心。
文宗の遺詔を丞相に届けに行った際、仇子梁の配下に襲撃され左目と背中に矢を受けてしまいます。

紫衣局の尚宮（トップ女官）。
皇帝お付きの宦官である程懐智ていかいちの妹でもあります。
養姪の程若魚をひとりで育て上げました。

大監（宦官）。仇煙織の養父。
先帝時代に大きな功績を立てるも、仇子梁の力が強大になると次第に疎まれるようになり、朝露の変では先帝に暗殺されそうになりました。暗殺を察知した仇子梁は、丞相を殺害し先帝を退位させ、斉焱を新帝に擁立して実権を握りました。現在は実権をより強固なものにすべく謀略を張り巡らせています。

将棋営の左士。
仇煙織に想いを寄せています。

かつて、仇煙織と掌棋人の座を争って負けました。また、仇煙織の心脈を傷つけたのが自分だと誤解した仇子梁から罰を受けたことも相まって、余計に仇煙織を憎んでいます。

宮入りして30年の大監。
程兮の兄で、程若魚の養叔父でもあります。

鎮呉の群主。
屈託なく無邪気な性格で、幼い頃から周囲に愛されて育ちました。