2024年5月17日公開予定のライオンズゲートの新作スリラー映画「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」の予告編が公開されました。
2014年の映画「セッション」でアカデミー賞を受賞したJ・K・シモンズが連続殺人鬼となり、若い女性を執拗に追いかけ回します。
J・K・シモンズ主演のスリラー映画「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」の予告編が公開
J・K・シモンズが連続殺人鬼を演じるスリラー映画「ユー・キャント・ラン・フォーエバー（原題：You Can’t Run Forever）」の予告編が公開されました。
J・K・シモンズは、「スパイダーマン」シリーズのJ・ジョナ・ジェイムソン役で知られており、2014年の映画「セッション」では第87回アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。
「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」は、過去のトラウマにより急性不安症に苦しんでいた若い女性ミランダ（イザベル・アナーヤ）が連続殺人鬼の新たなターゲットに選ばれ、更なる恐怖に直面する物語です。
ミランダは森の中で殺人鬼に追われながらも、殺人鬼から逃れようとしているうちに自分も知らなかった強さを見出していきます。
予告編は、鉄鋼王と称された19世紀の実業家アンドリュー・カーネギーの格言で始まります。
“..WHILE THE LAW OF COMPETITION MAY BE SOMETIMES HARD FOR THE INDIVIDUAL, IT IS BEST FOR THE RACE…
IT ENSURES THE SURVIVAL OF THE FITTEST IN EVERY DEPARTMENT.”
ANDREW CARNEGIE
引用元：You Can’t Run Foreverより引用
この格言は、「競争の法則は個人にとっては時に厳しいものであるかもしれないが、種族にとっては最良のものである。あらゆる部門において適者生存が保証されるのである。」という意味で、これから起きる出来事を示唆しているのでしょう。
その後はJ・K・シモンズ演じるウェイドが講義を行う様子が映し出され、ウェイドはサバイバルについての講義を行なっています。そこでウェイドは、「リスクを冒さなければならない。鍵はゲームに留まり続けること。弱肉強食の世界では、食うか、食われるかだ」と説くも、並行するシーンでは「私の妻よ……。」と呟きながら銃を手にバイクに跨ります。
バイクを走らせたウェイドがやって来たのは若い男女が乗る車の元で、ウェイドは停車する車の運転席の窓をノックして笑顔で銃を取り出しました。
恐れをなした彼らは車を急発進させて逃げようとしますが、後ろを走るウェイドに運転手の男性は撃たれ、車は脇道に停車してしまいます。
助手席に乗っていた女性ミランダは近くの森に逃げ込み、すぐに911に通報したものの森の中では電波が悪く電話は途切れ、背後からはミランダを呼ぶウェイドの声がこだまします。
ミランダとウェイドの追跡劇は日をまたいで繰り広げられ、ついにミランダの背後にウェイドが迫ります。
ミランダの家族による必死の捜索も成果は出ず、ますます追い詰められていくミランダですが、予告編の最後の方ではウェイドと共にテーブルを囲んで食事をするシーンも見られました。
予告編ではウェイドの正体や目的は明かされておらず、一体なぜミランダがウェイドに狙われるのか、興味をそそる内容となっています。
「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」のキャストと公開日
「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」で連続殺人鬼ウェイドを演じるのは、ベテラン俳優J・K・シモンズです。J・K・シモンズは、「スパイダーマン」シリーズや「セッション」を始め、エマ・ストーン主演の「ラ・ラ・ランド」にも出演しています。
その他のキャストには、ウェイドに追われる女性ミランダ役のイザベル・アナーヤ、「ボヘミアン・ラプソディ」のアレン・リーチ、「ナルコス:メキシコ編」のフェルナンダ・ウレホラ、J・K・シモンズの娘オリヴィア・シモンズが名を連ねています。
監督・共同脚本はJ・K・シモンズの妻で映画監督のミシェル・シューマッハが務め、「’m Not Here（原題）」以来の再タッグとなりました。
「ユー・キャント・ラン・フォーエバー」は、2024年5月17日（現地時間）より全米公開予定です。2024年4月現在、まだ日本での劇場公開日は発表されていません。