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「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン第1話・2話ネタバレ解説|ジューンとセリーナそれぞれの運命に向かう

ハンドメイズテイルのファイナルシーズン ディストピア
© 2025 MGM Television Entertainment Inc. and Relentless Productions, LLC. All Rights Reserved. THE HANDMAID’S TALE is a trademark of Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
*記事にはプロモーションが含まれています

「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズン第1話・2話ネタバレ解説。前回、同じ列車で再会したジューンとセリーナ。しかし、セリーナの素性を知られてしまい列車の中で暴動が起こり始めてしまいます。ジューンはセリーナと生まれたばかりの赤ん坊を庇うため列車を止め―――。

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「ハンドメイズテイル」ファイナルシーズンあらすじネタバレ

1話:あらすじ

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シーズン5では、難民を乗せた列車でジューンとセリーナが再会したところで終わりました。再会を喜ぶセリーナに対し、ジューンは迷惑そうなそっけない態度を示します。

セリーナはジューンから腕の骨折の理由を聞き「私たちは目障りだから」というとジューンは「立場は違うけど」と答えます。「敵の敵は味方じゃない」セリーナは言います。

ここでの会話は、第2話で別の道に向かったジューンとセリーナの”立場の違い”の伏線になっている感じがします。

「過去は忘れればいい。」というセリーナにジューンはあきれている様子。司令官の妻としてジューンに対して行ってきた数々の仕打ちをそう簡単に忘れられるわけがありません。

子供を授かったことで、ジューンと自分を同じ立場で考えているようでした。ただ、違うことはジューンはギレアドに狙われている立場、セリーナは戻ろうと思えばギレアドに戻れる立場。

そんななか、ジューンが体調不良を起こしたためセリーナが医師を呼んできます。その医師は、かつてギレアドで診察を行っていた人物で、セリーナがウォーターフォード夫人だということを覚えていたのです。

医師はセリーナを戦争犯罪人として逮捕するよう警察を呼んでいました。警察が到着する前に、医師はセリーナの正体を周りに知らせてしまいます。すると、難民たち顔色が変わりセリーナを見る目が変わります。

セリーナが思い描いていた世界とは違うと言え、彼女はギレアドを作った張本人なのです。

一発触発のところで、警官がやってきました。ところが、セリーナの証明書は本物のため警察は逮捕しません。

セリーナとノアの身を守るには逮捕されるのが最善でした。

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警官が立ち去ると、人々はセリーナに襲い掛かります。このままでは赤ん坊も危ないと思ったジューンは、列車を急停止しその隙にニコールとセリーナたちと共に別の車両に移動して鍵を掛けました。

しかし、人々の勢いは止まらずガラスを割って侵入しようとしてきます。ジューンは列車が停止している間に飛び降りるようセリーナに言います。それでも躊躇するセリーナを突き落としたのです。

セリーナがいなくなると難民たちはジューンを「裏切り者」と呼び立ち去っていきました。

ジューンはホッと一息つき、そのまま眠ってしまい終点で駅員に起こされます。

着いたのはアラスカでした。車で移動し、降りたところには星が2つだけの星条旗が風になびいていました。

検査所で並んでいると、「ジューン・オズボーン!」と誰かに呼ばれます。

振り向くとそこには、消息が分からなかったジューンの母ホリーがいたのです。

2話:あらすじ

セリーナとノアは無事でした。セリーナは歩き、辺りが暗くなったころ教会を見つけノックしましたがドアには鍵がかかっていました。

途方に暮れていると女性が現れます。「どなた?」

セリーナが車の中で目を覚ますと外は明るくなっていました。連れてこられたのはカナダにある、女性と子供だけが暮らしているコミュニティ。

セリーナは列車の中でのことを踏まえ、正体を知られないようレイチェルと名乗ります。

そして、コミュニティに受け入れてもらってから数か月が経過。そこでの暮らしは穏やかで、時々父のことを思い出すようにもなっていました。

一方で、ジューンは母との再会を心から喜び週に一度だけ使えるという電話でルークの携帯に連絡します。ルークはモイラやマークたちのおかげで、一旦拘留を解かれていました。

ジューンがいる場所はまだギレアドの影響を受けているため、通常の電話は週に1度しか使えません。携帯の電波も入らず、そもそも携帯電話を所持することもできないようです。

ルークと話をして安心したものの、実はルークとモイラはメーデーに加わることを決めていたのです。2度目の電話ではすでにルークと連絡が取れなくなっていたジューンはマークに連絡しました。

そこで、2人がメーデーに加わり2国のはざまで動けなくなっていることを知り、助けに行くことを決めたのです。ホリーはもちろん大反対。しかし、ジューンの決意は揺るぎません。

2人の間にまた溝が生じてしまいます。それでもホリーが理解を示し、行くならホリーは置いて行ってほしい、ジューンやハンナにやれなかったことをやってあげたいと懇願し、ジューンも了承しました。

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また、セリーナにも変化が訪れます。コミュニティにローレンス夫妻がやってきたのです。しかしここはカナダ。一応不法侵入ということになりますが、彼らはそんなことお構いなし。

ローレンス司令官はセリーナに、新ベツレヘムの改革の顔になってほしいと頼みに来ました。新ベツレヘムはギレアドより寛大な場所で、ギレアドがなりえた理想の形を実現できるというのです。

新ベツレヘムは女性が自立できるから能力を発揮して、人々に道を示してほしいと話しました。これにセリーナは満足そうな笑みを浮かべ、コミュニティを去ることを決めたのです。

こうして、ジューンはルークとモイラを助けるための戦いに、セリーナは自分が描いていた世界を作るため動き出したのです。

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1話・2話の解説と感想

ジューンは消息が分からなかった母と再会し、穏やかに日々を過ごしていたもののルークとモイラの危機に立ち上がります。再び戦いへと向かうジューンの表情から「絶対に助け出す」という強い信念が見えます。

一方でセリーナは、また危うさが残ります。ローレンスをそのまま信じていいのでしょうか?セリーナの理想をエサにされているような気もしなくはありません。

もともと、ローレンスはどっち側なのかを考えると易々と誘いにのるのもどうかと…。

「敵の敵は味方」といったセリーナ。ただ、この後、ジューンとセリーナはまた敵対するのか、それとも味方になるのか。セリーナも自分の状況に応じてジューンの味方をしたり、敵にしたりとどっちつかずなので信用できません。

ジューンはメーデーに加わりましたが、最後のシーンを見る限りリーダーとして手腕を振るうのかも?という印象でした。

まるで獲物を狩るトラのような鋭い目つき。やはりジューンは戦っている方が生き生きしてる気がします。

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