【ユニークライフ】シーズン1ネタバレと見どころ。自閉症スペクトラム症の主人公と家族が織りなすコメディが最高! | Dramas Note

【ユニークライフ】シーズン1ネタバレと見どころ。自閉症スペクトラム症の主人公と家族が織りなすコメディが最高!

作品紹介

【ユニークライフ】シーズン1ネタバレと見どころ。主人公のサムは自閉症スペクトラム症を抱える高校3年生。これまで家族に支えられ母エルサの言う通りに過ごして来たサムも、徐々に自立の道を歩み始めていました。自分の全てを懸けて育ててきたサムの成長に寂しさを感じているエルサは、そんな寂しさを埋めるべく若いバーテンダーの元へ通い詰めるようになっていき……⁉︎

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【ユニークライフ】シーズン1ネタバレ

サム・ガードナー(キーア・ギリクリスト)は、自閉症スペクトラム症の高校3年生。

大きな音や人とのコミュニケーションが苦手でしたが、カウンセラーのジュリア(エイミー・オクダ)の元に通いながら少しずつ克服していました。

そんなある日のカウンセリングで、サムは”自分とは無縁だと思っていた恋愛もできるものだ”とジュリアに背中を押され、初めての恋人作りを決意します。

そして、妹や友人から情報を集めて女の子への接し方や喜ばせ方を学んでいきました。

ところが、サムが恋人にしたいと思っていたのは、26歳のカウンセラーであるジュリア。

サムの好きな相手がジュリアだと知った父ダグ(マイケル・ラパポート)は、このままサムが告白すればカウンセラーを変えることになりかねないと考え、まずは同級生の恋人を作るようサムに勧めます。

父の言葉を”練習用の彼女を作る”と捉えたサムは、同級生に練習用の彼女になってくれないかと聞いて回ることにしました。

そんな中、1人の女の子がサムに勉強を教えて欲しいと話しかけてきて……⁉︎

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自閉症スペクトラムとは?

自閉症スペクトラム症とは神経発達症群に分類されるひとつの診断名で、コミュニケーションや言語に関する症状限定されたものに興味を示すといった特徴を持つ、先天的な脳機能障害のこと。

以前は広汎性発達障害と呼ばれていて、自閉症やスペルガー症候群 (AS)、特定不能の広汎性発達障害など細かなカテゴリー分けがありましたが、現在では全てまとめて自閉症スペクトラムと呼ばれています。

【ユニークライフ】の主人公サムの場合は、

  • コミュニケーションが苦手(相手の言葉の意図が読めない、遠回しな表現ができないなど)
  • 対人関係が苦手(相手に共感ができない、思ったことを言葉にするなど)
  • 限定されたことへの興味(南極やペンギンが好き、ルールが好きなど)

サムにはこのような特徴があります。

この作品は、特に思ったことをそのまま口にしてしまうサムの真っ直ぐさをポジティブに描くことで、純粋なコメディドラマとして表現しています。

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【ユニークライフ】シーズン1見どころ

サムのキレのあるツッコミ

本作の1番の見どころは、なんと言ってもサムと周囲の人々との軽快なやり取りでしょう。

サムはどんなことに対しても真っ直ぐで素直なため、嘘をついたり気を使った発言ができません。

しかし、それが周囲に対して鋭いツッコミになっているのが絶妙に面白いところ。

サムへの反応も様々で、妹ケイシーの場合は強く言い返して喧嘩になることもありますが、恋人ペイジ(ジェナ・ボイド)は素直なサムが好きだと、普通なら怒るようなハッキリとした物言いも受け止める寛大さ。

中でも、サムと友人ザヒードのやり取りは最高で、自称恋愛マスターのザヒードによる恋愛アドバイスはとても面白くてたまりません。

サムがバスでパニックを起こして落ち込んでいた時には、心配しながらも「そんな時は女の子に囲まれるのが1番だ」とアドバイスしたかと思えば、愛がわからないというサムには「愛は感じるものだ」と深いアドバイスを送ったり。

何でも理屈で考えるサムに対して、本能的ながらも的を得たザヒードの発想は実にバランスが取れていて、たまに2人の会話が噛み合っていないのもシュールで面白いポイントでもあります。

サムの発言には全く悪意がないので、図星を突かれた際の人々の反応がリアルなのも親近感が湧きます。

サムを支える様々な形

サムの家族の場合

障がいを抱えるサムの育児に非協力的だった父ダグに代わり、献身的に育ててきた母エルサにはサムの1番の理解者という自負があり、サムが高校生になった今も子離れができずに子供扱いをしてしまいます。

そのうえ、完璧主義で融通の効かない性格ともありサムの行動が気になって仕方なく、でしゃばり過ぎてしまったうことも。

一方で、ダグは高校生のサムを尊重し一歩離れた関係を築き、サムから頼ってきた時のみ力を貸すような男同士の付き合いをしています。

また、妹ケイシーはあえて特別扱いはせず、サムが間違ったことをすれば厳しく叱ったりしています。

家族のサムへの接し方は様々ですが、共通しているのはそれぞれがサムを支えているということです。

サムの周囲の場合

例えば、友人のザヒードはサムを特別扱いせず普通に接しているものの、彼がパニックを起こした時には適切な対応ができます。

女の子の気持ちを理解するのが難しく恋愛は無理だと消極的になるサムに、「カタツムリを食べる人間だっている」と、ユーモアのあるアドバイスを送るのはザヒードならではの優しさが見て取れます。

サムの彼女ペイジは、自閉症スペクトラム症に理解を示しているため、サムを怒らせてクローゼットに閉じ込められても嫌がることをした自分が悪かったと、平然とした様子で怒ることはしませんでした。

それどころか、大きな音が苦手なサムのためにヘッドフォンで音楽を流す”サイレントパーティー”をPTAに提案をし、サムにも楽しむ権利があると主張しました。

妹ケイシーの彼氏エヴァン(グレアム・ロジャーズ)は、普通だったら良かったと嘆くサムに「普通のやつなんていないよ」と、サムを普通の友人として励まします。

本作では、人の支え方にも様々な方法があるのだと改めて気付かされます。

サムの成長

シーズン1当初、サムは何でも母エルサの言う通りに行動していましたが、ジュリアや周囲からのアドバイスで自ら考えて行動するようになりました。

時には行き過ぎた考えから暴走するところもありましたが、周囲のサポートでサム自身も自立への道を歩み始めます。

ペイジにあげたネックレスが、大嫌いなプールの中に落ちているのを見つけたサムは、ためらいながらもペイジのためにと自らプールに飛び込んでネックレスを拾いました。

かつてのサムは、「できない」「嫌だ」と思ったことは頑なに拒否していたので、この瞬間こそがまさにサムの成長を表しているのです。

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【ユニークライフ】シーズン1の感想

自閉症スペクトラム症というあまり馴染みのない障がいともあり、観るまでは一体どんな話なのかあまり想像がつかなかった【ユニークライフ】。

自閉症スペクトラム症を持つサムの成長にフォーカスを当てつつ、彼を支える家族の葛藤がとてもリアルに描かれていて現実味を増しました。

サムの成長を素直に喜べない完璧主義の母、そんな母から逃げるサムに慕われるようになった父、障がいの兄を抱え自分を犠牲にして生きてきた妹。

みんなサムを大事に思っているのは変わらないものの、世間からの目や自分が本当にやりたいことを耐えながら生きている姿を見ているとあまりにも複雑で難しい問題だと感じました。

本作は1話30分前後と非常に短くサクッと観れるので、まずは1話を観てみるのがおすすめです!