「BODIES/ボディーズ」(Netflix)解説・考察・伏線

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BODIES/ボディーズ(Netflix)解説・考察・伏線。4つの異なる時代で男性の遺体が発見されました。奇妙なのは、時代が違うのに遺体が同一人物であり死因も同じであると言うことでした。それぞれの時代で遺体が解剖されると不可思議な謎が浮かび上がります。

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4つの時代で同一の遺体

遺体の発見者は、1941年はヒリングヘッド警部補(カイル・ソーラー)、1890年はホワイトマン巡査部長(ジェイコブ・フォーチュン=ロイド)、2023年はハサン巡査部長(アマカ・オカフォー)、2053年はメープルウッド巡査(シーラ・ハース)。

物語は、1890年、1941年、2023年、2053年の4つの時代で展開され、共通点はどの時代もロングハーベスト通りで男性(ガブリエル・デフォー)の遺体が発見されたことです。

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さらに遺体はどの時代もガブリエル・デフォーで死因も同じ。ただ、1話の時点では2053年ではデフォーが生きていたと言う違いがあります。

ほかにも、遺体発見時はどの時代も街頭や室内の電球がショートして割れるという共通点があり、1941年では犯人らしき人物が写真に写っていました。この人物は3話でロンドンで1番の富豪ジュリアン・ハーカー卿であることが分かっています。

そして、このハーカー卿こそがタイムパラドックスを生む重要な人物で、デフォーの遺体には2053年のメープルウッド巡査も大きく関わっているのです。

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共通語の意味(考察)

2053年には、KYALのマニックス指揮官(以下マニックス)がメープルウッド巡査にテロ組織”チャペル・ペララス”を探すよう指示した時「愛されてる」と伝えました。

ただ、この言葉はどの年代でも”一部の人間”が使っています。では、なぜこの言葉が”合言葉”になっているのでしょう。これはマニックスが子供の頃に関係していて、父親が射殺され母に2度捨てられたことが原因になっているように思えます。

1890年のハーカー卿は、2053年のエアリアス(マニックス指揮官)が1890年にタイムトラベルし、すでに戦死したジュリアン・ハーカー卿になり代わった人物です。そこで結婚して子孫を作り後世にまでテロを引き継がせていました。

愛されていなかったが故に愛に飢えていたからこそ、彼には「愛されている」という言葉が必要だったのかもしれません。

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実はループを繰り返していた?

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エアリアスが爆発を諦めた直後、エアリアスと未来のハサンは消えてしまいました。この時点で、エアリアスとチャペル・ペララスのリーダのハサンが存在しなくなったことを意味しているので、ここで初めてエアリアス・マニックスの存在が消えたことになります。もし、彼自身が存在しているのだとすれば消えることはないからです。

エアリアスがマニックス指揮官になってからタイムスリップして子孫を残すことでエアリアスが存在することと、爆発がなければマニアック自信の計画も無くなってしまいます。

もしかしたらマニックスは、このループだけではなく何度もループを繰り返し計画を進めていたのではないでしょうか。描かれていたのはスロートを見つけた時点ですが、それ以前に何度もループを繰り返していた可能性も否定できません。

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なぜ遺体は定期的に現れるのか?

1890年、1941年、2023年、2053年それぞれにガブリエル・デフォーの遺体が同じ場所で発見されました。なぜ4つの時代で現れたのでしょうか?これは7話「捕まえてごらん」で明かされたデフォーの計算式にあると思われます。デフォーはメープルウッドが自分を撃つのは分かっていましたが、逆に自分を取り戻す方法も分かると知っていました。

デフォーが撃たれてタイムトラベルしたあと、メープルウッドが見つけたデフォーの資料に「次の落下で捕まえられたら助かるかも」と書かれていました。これは重要なポイントでデフォーの遺体が発見されるけれど、”次の落下”で助かると予測していたからでしょう。

それぞれの時代に死体が現れるのは、落下地点がひとつではないことが理由でしょう。1890年、1941年、2023年、2053年に死体が落下する計算が書かれていましたが、気になるのはその先にも2回ほど死体が落下する計算になっていることです。

PAST(過去)は1890/06、1941/06/04、2023/07/04、2053/07/14、2053/07/18で、FUTURE(未来)は年代は書いていないものの2つの時代に印がつけられていました。1890年から1941年までは51年、1941年から2023年までは82年、2023年から2053年までは30年の期間が開いています。

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これを未来に当てはめると、2053年から30年後の2083年、2083年から82年後の2165年にもデフォーの死体が現れる計算となります。

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残された疑問

シリーズ8話では、マニックスの計画を阻止するためにメープルウッドがタイムスリップし、ヒリングヘッド警部補にすべを話し、計画を阻止することに成功したと思われました。確かに、これによってマニックスの環境が変わり”実はすべて嘘だった”というメッセージが未来のエアリアスに伝わり爆発から逃れています。

しかし、おかしなことに2023年にメープルウッドやKYALが存在してしまう事態となっていました。さらに、ロンドンにはすでにKYALの都市のようなものが存在していたのです。過去を変えたはずなのになぜ?

そして、「この街は今のも爆発しそうな気がする 一気に 未来が不安定になる」というハサン巡査部長の言葉にメープルウッド「よく分かるわシャハラ」と答えています。この時代ではまだで会ってもいないハサンのことをメープルウッドが知っているのは妙です。

でも、メープルウッドはデフォーを助けているので、デフォーによってスロート(タイムトラベル装置)がレベルアップされた可能性もあります。そうなればKYALの建設を早めることも可能ですし、メープルウッドがハサンのことを知っているのも当然のことだと考えられるのです。

デフォーの計算式では未来でもデフォーの死体が現れることになっているので、それも関係しているのかもしれません。しかし、2053年の2度目の落下でデフォーが助けられているので未来に落下する可能性は低いかもしれませんね。

ただ、デフォーは量子重力理論の教授と言ういわばプロです。エアリアスのことも爆発のことも全てのことに置いて彼が計算していたとすると……。本当に危険なのはマニックスじゃない!?

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本ページの情報は2023年10月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。