記事内にプロモーションが含まれています
『シティ・オブ・シャドウズ(原題:Ciudad de sombras)』キャスト・あらすじ・見どころ。美しい街バルセロナを舞台に、焼け焦げた遺体が発見された事件を発端に展開する衝撃の物語。元警察官のミロと副インスペクターのレベッカが捜査に挑む中、単なる殺人事件では収まらない都市の闇や古い因縁、秘密組織、利権、複雑な人間関係が次々と明らかになる。建築物や路地の陰影を活かした映像表現、二人のキャラクターの対比、そして街そのものが物語の一部となる演出が、この作品ならではの緊張感を生み出す。
作品情報
スペイン発の最新サスペンス・スリラー。舞台はスペイン、カタルーニャ地方の美しい都市バルセロナ――その象徴的建築のカサ・ミラで起きたとある“凄惨な犯罪”が物語の発端となる。シリーズは全6話で構成され、2025年12月12日からNetflixで配信予定。
ストーリー

ラ・ペドレラの建物のファサード(外壁)で、焼け焦げた遺体が発見される。この衝撃的な事件を受けて、職務違反で停職処分を受けていた元警察官のミロが現場復帰。
彼と相棒のレベッカが、事件の真相を追う。だが調査が進むにつれ、ただの殺人事件とは言えない、都市の闇、古い因縁、秘密組織、利権、複雑な人間関係――“影”が “街”の至るところに潜んでいたことが浮き彫りになる。
「誰が犯人か?」のミステリーを超え、都市の構造、過去の事件、記憶、人間の欲望と倫理――“街という舞台を舞う人間たちの影”を描き出す重厚なサスペンスである。
登場人物|キャスト
ミロ・マラート

演:イサック・フェリス
かつて職務違反で停職処分を受けた過去があり、再び捜査の現場に戻る。停職の影、過去のしがらみを背負いながら、厳しくも情熱的に事件の核心に迫る。
レベッカ・ガリド

演:ベロニカ・エチェーギ
ミロの相棒として事件捜査にあたる。冷静かつ論理的な判断力を持ち、感情に流されない堅実な捜査官。
アナ・ワヘネル

詳細な役どころは公式には伏せられているが、捜査の鍵を握る“影の登場人物”として注目されている。
マノロ・ソロ

アナ・ワヘネル同様、物語のサブプロットに絡むキャラクターとして名前が挙がっている。
ジョルディ・リコ

事件の背景や複雑な人間関係に関わってくる可能性。
見どころ
『シティ・オブ・シャドウズ』は、まず何よりも 事件の舞台となるラ・ペドレラの壮大な建築と、そこで起きた凄惨な犯罪のコントラストが見どころ。
美しい街並みや建築の優雅さと、灰のように焼けた遺体や暴力の現場が映し出す不協和音は、都市サスペンスならではの緊張感を生む。
次に注目すべきは、主人公のミロとレベッカの性格や捜査スタイルの対比と成長。過去の傷を抱えるミロは激情と執念で真相に迫る一方、冷静沈着なレベッカは論理的な判断力でバランスを取る。
二人が互いを補完しながら複雑な事件に挑む過程は物語の緊迫感と深みを増す。
さらに本作では、街そのものがもう一人のキャラクターとして描かれている。路地や夜景、建築物など、光と影を巧みに使った映像演出によって、都市の記憶や秘密が浮かび上がり、事件の裏側に潜む“影”をリアルに感じさせる。
犯罪や利権、過去の事件、隠された真実が複雑に絡み合い、単純な「誰が犯人か」というミステリーの枠を超えた深みを生み出している。サスペンスと社会派ドラマが融合したストーリーは、欲望や権力、倫理の衝突を通して人間の陰影を浮き彫りにする点も魅力だ。
関連記事
ハンティング(AppleTV+)キャスト・あらすじ・解説|“狩る者”が“狩られる者”に変わる時
「シティ・オブ・シャドウズ」©Netflix
紹介している作品は、掲載日時点の情報です。放送・配信終了している場合もありますので、最新の情報は各公式ホームページにてご確認ください。
