「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン3第5話ネタバレ・考察・解説|ダリルはひとりバルセロナへ

ダリルディクソンシーズン3ネタバレ サバイバル
©2025 Stalwart Productions LLC.

「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン3第5話ネタバレ、考察、解説。5話では、ロベルトを見つけダリルがひとりでバルセロナへ向かうことに。その途中、ハゲタカと呼ばれる盗賊にバイクを奪われたダリルは、瓦礫の町の住民と取引することに。

  • 2025年/アメリカ/全7話
  • 原題:The Walking Dead: Daryl Dixon
  • 配信:[U-NEXT] (PR)
  • リリース:2025年9月8日
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5話:「辺獄」あらすじ

ダリル、キャロル、アントニオの3人はロベルトを探していた。ロベルトは気を失っており、ロープで縛られ橋から吊るされていた。

下にはウォーカーがロベルトの足元に届く状態だった。橋の上には男2人がいて、剣でロープを切る。しかし、一度では切れずもう一度振り下ろそうとした瞬間、男の頭を銃弾が撃ちぬいた。

さらにもうひとりの男にも銃弾が飛ぶ。ダリルたちだ。

3人は声を出してウォーカーを引き寄せ、アントニオがロープを切りロベルトを抱きかかえる。息があった。

意識を取り戻したロベルトは、フスティナを見つけて車で逃げたが、奴らが追ってきて追突されてしまった。車は横転し、フスティナは捕えられロベルトは暴行を受けて意識を失ったまま吊るされていたのだ。

ロベルトがフスティナから聞いた話では、フスティナは志願はしておらずフェデがイカサマもしていたという。フスティナは奉納祭をやめなければバラすとフェデに言ったのが原因で、アルカサルに引き渡されてしまったのだ。

5話:「辺獄」ネタバレ

バルセロナへ

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アントニオはまずはロベルトを治療しに町へ戻りマルガ(フェドの母親)に治してもらうというが、このまま帰ればロベルトの立場が危ない。そこでダリルとキャロルは相談し、ロベルトは道中に襲われたということ以外何も知らないということにした。

フェデを納得させればロベルトは治療を受けられると考えたのだ。キャロルもその意見に賛成したが、フスティナのことを見過ごすことはできなかった。

ダリルは「俺たちにできることはない」と言ったがキャロルは諦めない。キャロルがフスティナを追うというとダリルは「ダメだ」と返す。

するとキャロルは「いちいち指図しないで」と怒っている。キャロルは、自分のために彼らを危ない目に合わせたという思いから、どうしても助けたかったようだ。

そこでダリルはひとりでフスティナを追うことに決めた。キャロルはまだ本調子ではないことや、ひとりの方が動きやすいとのことでキャロルはアントニオとロベルトと共に町に戻ることにした。

アントニオとキャロルは、トラックの荷台にロベルトを乗せ町に戻った。治療を受け状態も落ち着いてきたが眠ったままだった。

フェデから理由を聞かれたアントニオとキャロルは打ち合わせ通りに話し、フェデもそれを信じた。ダリルのことを聞かれ「彼は船のところにいる」とごまかした。

キャロルお得意の嘘だ。

一方で、ダリルはバルセロナを目指し砂漠でバイクを走らせていた。ところが、途中でハゲタカという盗賊に襲われてしまう。奴らの狙いはバイクとライフルだ。

ハゲタカは列車を拠点にしてる盗賊一味で、盗みにはバイクを利用していた。列車の前には何十体ものウォーカーが鎖で繋がれており、その前で馬に乗った男が誘導している。

列車はウォーカーによって移動しているのだ。

ダリルの後ろから3台のバイクが近づいてくる。

ダリルはスピードを上げて逃げ切ろうとしたが1台に先回りされ、挟まれてしまう。ダリルはライフルを構え、目の前にいる敵めがけてバイクを走らせる。向こうも銃を構えている。

そしてすれ違いざまにお互いが発砲。ダリルは、敵のバイクのタンクに穴をあけたが自分も転倒し、なにも持たないまま逃げ延びた。

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水もなく当てもないまま砂漠を歩き続ける。空にはハゲタカが自分を狙って飛んでいた。

陽が落ちたころ、ダリルは幻覚を見るほど衰弱し始めていた。その時、何者かが近づいてきた。老人だった。ダリルが銃口を向けて警戒すると老人の背後から、別の男たちが姿を現す。

老人は、腰を低くしてスペイン語で話しかけてきた「どうも、こんばんは」そういって笑顔を見せる。

ダリルは警戒を解き、彼らに導かれるまま後をついて行った。彼らが住んでいる瓦礫の町には、多くの人々が暮らしていたがほとんどがハンセン病を発症していた。

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老人はダリルに水を渡した。ダリルはもっと、もっとと要求するとアマイアという女性が現れる。彼女は英語がわかるようで、「水はもうダメよ」と言うと、老人は「彼は客人だ、砂漠をさまよっていた。銃を持っている」と伝えた。

彼らは、ダリルが銃を持ってるからといって怯えているのではなく、助けを借りたかったようだ。

アマイアは、「この水はここにいる全員で分けなければならない」と言い、立ち去った。老人はダリルを貯水槽まで連れていく。貯水槽には何年も前に降った雨で溜めていた水があったが、それを盗賊のハゲタカに奪われてしまったという。そこにアマイアもやってきた。

ダリルは「バルセロナに行きたいが列車のやつらにバイクを奪われた」と話し、アマイアはそれを老人に伝える。

すると老人は「協力するなら車を使っていい」という。アマイアはまだダリルを疑っていたようだが、老人は他に手はないと返す。

そして、車の見返りとして列車から奪われた水を持ってきてほしいというのだ。ダリルは一晩考え、その取引に応じ必要な道具を調達させ、みんなで仕掛けを作った。

vsハゲタカ

ダリルは車でハゲタカに見つかるような場所に停車する。ハゲタカはまんまと罠にかかり、今度は6台のバイクで追ってきた。ダリルは、そのまま町に向かってバイクを走らせる。

老人とアマイアは、部落の入り口からダリルが乗る車を待つ。現れた!

すぐに中に入り準備を始める。

バイクが4台通り過ぎた時点で、住民の女性が仕掛けておいたロープを引いてバイクを倒し2人を始末する。残り4台。

ダリルは車を降りて走ると、ハゲタカたちは2手に分かれた。ダリルの持ってるライフルの弾は4発のみ。2台のバイクがやってくると、アマイアの合図で住民女性がロープを引く。

1台はすり抜けてしまった。もうひとりは地面に落ちたが立ち上がった瞬間、ダリルに頭を撃ちぬかれた。すり抜けた男は、路上にいた老婆に「奴はどこだ」と威嚇する。老婆は顔を左に向けると男はバイクを降りて歩き出す。

その直後、ダリルのライフルで頭を撃ちぬかれた。残り2台。

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1台は瓦礫を上った瞬間に銃で撃たれ、最後に残ったのは最初にダリルを対峙したあの男だった。男は銃を構えダリルに向かってバイクを走らせる。しかし、ダリルも男に照準を合わせていた。

弾は腕に当たった。すると男は斧を取り出し、バイクに乗ったままダリルに向かってきた。ダリルは槍を構え、男の胸を切りつけた。

男は一度立ち上がったが、座り込んだまま息絶えた。しかし、これで終わりではない。ハゲタカには列車にボスがいる。

ダリルは、橋から列車の屋根に飛び乗り見張りの男たちを次々と始末していく。ダリルはウォーカーをつないでる鎖を解除。自由になったウォーーカーは馬に乗った男を襲う。

ボスの女は逃げ出し、列車内にはボスだけになった。ダリルは列車の窓を破って中に入る。しかし、それと同時にウォーカーも列車内に入ってきていた。列車の前後からウォーカーが入り、とりあえずダリルとボスは背中合わせでウォーカーと戦う。

そしてウォーカーを退治した直後、2人の戦いが再開する。ダリルは隙を狙ってボスを浴槽に沈め最後に頭を撃ちぬいた。

瓦礫の住民たちは、ダリルのおかげで奪われた水を取り戻した。ダリルは、奪われたバイクにまたがり、再びバルセロナへ向けてバイクで線路を走っていった。

感想・解説・考察

今回は、ハゲタカという盗賊一味が相手でしたがアルカサルとの戦いへの前菜的な感じでした。一味と言っても10人程度だし、ボスそのものも特に強い相手と言うわけではなかったので。

瓦礫の町の住民は、アマイア以外は全員ハンセン病に感染していて、老人は「自分たちは生者でも死者でもない」と例えていました。

そして!フェドには何も知らないで通していましたが、ロベルトが持っていたネックレス。あれがフスティナのものだとマルガが気づいてしまいました。

ロベルトの手からそっと取ってフェドに「アルカサルへ行くときに付けていた」と言ってしまったので、フェドは平静を装いながらも、ダリルが本当に船にいるかを確認するよう部下に命じました。

もし、ダリルがフスティナを取り戻しに行ったなら町にとって大問題。ただでさえ、盗賊の襲撃により人口が減り怪我人もでているので、もし援助が止められれば次の襲撃は持ちこたえることはできません。

フスティナを救うべきか、町を守るべきか。

しかし!ダリルがアルカサルの実態を掴めたとしたら、それが酷いものだとしたら。

アルカサルに苦しめられている町は他にもあるはずなので、それらと協力してアルカサルを潰すことができるかもしれないですね。

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