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【燕雲台】25話・26話・27話ネタバレ感想|草原の民(えんうんだい)

歴史 / 時代劇
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

燕雲台えんうんだい-The Legend of Empress-】25話・26話・27話のあらすじとネタバレ感想。韓徳譲は旅先で鹿に襲われていた日連部族長の息子を助けます。村での滞在中、韓徳譲は奴婢たちが虐げられている現状を目の当たりにし……。

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25話のあらすじとネタバレ

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旅先で偶然、雄鹿に襲われている若者に遭遇した韓徳譲は、雄鹿を仕留めて若者を助けます。

若者は日連部の族長の息子である阿孛合あぼつごうで、父が病気になり、村の長老から治療に雄鹿の血が必要だと言われて狩りに来たとのこと。

韓徳譲は怪我をした阿孛合を村へと送ります。

阿孛合は韓徳譲に村にしばらく滞在するように勧め、助けてもらった礼は必ずすると約束。

そして、奴婢の魯端ろたん十五じゅうごに滞在中の世話を命じました。

韓徳譲は村で過ごす間に、奴婢たちが病気になっても薬を飲ませてもらえないと知ります。

一方、都では景宗が今後の改革を尋ねる蕭思温に、韓徳譲が以前に書き記した皇族の私兵を分けて再編する改革案を見せていました。

それを読んだ蕭思温は、近衛軍や郎君軍も刷新しなければならないと進言します。

景宗は同意し、近衛軍指揮使で多忙な女里じょりに補佐が必要だと言いました。

蕭思温が補佐に耶律休哥を推薦し、景宗は近衛軍の半数を託すことにします。

また、景宗は耶律只没夫妻に自分たちの父が住んでいた積慶せきけい宮に住むことを提案。

安定した地位が手に入ったと確信した安只は、耶律罨撒葛の息がかかった侍女を仕えさせていると、かえって立場が危うくなると考え、密かに塔布の食事に毒を入れて暗殺したのでした。

蕭燕燕は後宮に入ってからずっと心を閉ざし、甘い言葉を聞きたいなら妃を他にたくさん娶ればいいと言って景宗を突き放していました。

そんなある日、景宗が倒れたという知らせを受け、蕭燕燕は病床に向かいます。

ひどくうなされている景宗を見て思わず手を握る蕭燕燕。

すると呼吸がみるみる安定し、蕭燕燕は景宗に一晩中付き添うことにします。

翌朝、蕭燕燕は侍女から、景宗が安らげるのは蕭燕燕と一緒にいる時だけと言われるのでした。

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25話の感想

旅先の村でも村人と奴婢の暮らしぶりに格差があるのを見て、改革を考える韓徳譲。

やはり遼の政治が気になっているんでしょうね。

都では、安只が耶律罨撒葛に権力があった時は頼っていた侍女を手のひらを反すように毒殺。

なんて悪女なんでしょう!

耶律只没の今後が心配になります。

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26話のあらすじとネタバレ

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村で魯端が病気になりますが、両親は自分たちが奴婢であるために治療を諦めます。

見かねた韓徳譲は十五に長老を家から連れ出すように指示し、その間に長老の薬を持ち出して魯端に飲ませるのでした。

一方、都では近衛軍の半数が他の者に託されたことを自分の力をそぐためだと感じた女里が、蕭思温に対抗しようと景宗に自分の姪を後宮に入れるようにと進言していました。

女里の姪、喜哥きかが後宮に入ってきますが、景宗は喜哥との初夜の日も蕭燕燕のところへ行ってしまいます。

翌朝、それを知った喜哥は蕭燕燕の部屋へ怒鳴り込んだものの、全く相手にされずに侍女たちに連れ出され、宮中の掟を教えこまれるのでした。

この一件で蕭燕燕への怒りをさらに募らせた喜哥は、第三代皇帝の小妃で今は太妃となった蕭蒲哥しょうほか蕭啜里しょうせつりに取り入ります。

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26話の感想

奴婢にも変わらない正義感を持つ韓徳譲がかっこいいです。

都では、後宮での暮らしでただでさえ気が滅入っている蕭燕燕なのに、いかにもトラブルメーカーな喜哥が入ってきてかわいそう……。

それぞれの場所で困難に立ち向かう韓徳譲と蕭燕燕に再会できる日は来るのでしょうか?

今後の2人の運命の行方が気になります。

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27話のあらすじとネタバレ

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日連部では、自分の家から薬が持ち出されたことに気づいた長老が十五を尋問しました。

韓徳譲の名を言わなかったため、十五が鞭打ちの罰を受けてしまいます。

そこへ戻ってきた韓徳譲は罰は自分が受けると言いますが、長老は嘘の証言をした奴婢に罰を与えると言いました。

韓徳譲は、人の命を簡単に奪うなと言って剣を抜きます。

騒ぎを聞いて阿孛合がやって来ました。

韓徳譲は阿孛合に先日助けたことに対する礼は、十五の罪を許すことにしてほしいと言います。

阿孛合は韓徳譲と長老の板挟みになって苦悩した末、自分の手のひらをナイフで傷つけ、長老に処罰を撤回してほしいと言いました。

韓徳譲は阿孛合に傷の借りは必ず返すと約束し、十五を連れ帰ります。

十五を送り届けた韓徳譲は奴婢たちに、遼では地位、民族を問わず誰もが平等だと説くのでした。

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その後、族長が亡くなり、奴婢たちが殉葬されることに。

韓徳譲は殉葬を止めようと、阿孛合が新族長に就任する継承式に行きました。

長老は先日の腹いせに、族長が死んだのは奴婢を惑わせて騰里てんぐりを怒らせた韓徳譲のせいだと言い、族長の仇をとるよう阿孛合をそそのかすのでした。

韓徳譲は治療では鹿の血は使われない、長老が族長の病気を長引かせていたと阿孛合を説得します。

その言葉を信じようとしない阿孛合に韓徳譲は、族長の遺体を確かめさせてほしいと言いますが、聞き入れてもらえません。

その時、魯端と十五が奴婢たちを先導して韓徳譲を助けに来ました。

混乱に乗じて族長の遺体を確かめようとする韓徳譲。

しかし、長老が韓徳譲の背後から矢を放ちます。

十五はそれに気づき、自らが犠牲となって韓徳譲を守り息絶えるのでした。

族長の遺体を確認することができた韓徳譲は、体中がただれている、毒を盛られていた証拠だと阿孛合に伝えます。

韓徳譲は、長老は族長を毒殺して若い阿孛合を新族長にすることによって、村を自分の思いどおりにしようとしていると言いました。

阿孛合から問い詰められた長老は、お前のためにやったことだと言いながら近づき、隠し持っていた短剣で阿孛合を刺し殺そうとします。

韓徳譲の機転で長老を倒すことができた阿孛合は、刀を高く掲げて新しい族長となったことを示しました。

村人も奴婢も跪き、阿孛合を新族長と認めるのでした。

十五ら犠牲者の墓前で、良い族長になるにはどうしたらいいかと尋ねる阿孛合に、韓徳譲は漢族のように農耕を基盤として村の暮らしを豊かにすることを勧めます。

阿孛合は、これからは村人も奴婢も共に生きていくと宣言するのでした。

一方、都では景宗が蕭燕燕とともに第三代皇帝の墓に参り、臣下にこれからは遼に漢族の制度を取り入れ、繁栄をもたらすと宣言していました。

※ 騰里

アジア北方の遊牧民族に共通する天上世界、神の概念。

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27話の感想

韓徳譲が奴婢たちにも親切に接し、人はみな平等だと説いたことで、奴婢たちが決起して韓徳譲を救った展開に感動しました。

また、新しい族長としては頼りなかった阿孛合も、韓徳譲との出会いによって村の良き指導者となりそうです。

都を離れてからの韓徳譲の活躍も目が離せないですね!

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本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。