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『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5のネタバレ考察と感想。気になる2つの建物は?

ゲームオブスローンズネタバレ ファンタジー

『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5のネタバレ考察と感想。

王都から脱出したティリオン、シーズン4の最後で野人を蹴散らしたスタニス軍の行動など先行きがどうなるのか。

シーズン5では色々気になることが浮上しました。

この記事では『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5のネタバレや感想、考察などを語っていきます。

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『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン5のネタバレ

ジョン・スノウとスタニス・バラシオンの命運は?

スタニスに捕らえられた野人のリーダー、マンス・レイダーは最後までスタニスへの服従を拒み火あぶりにされるのですが、原作小説のタイトルが『炎と氷の歌』というだけあってスタニスとメリサンドル登場時のライトモチーフのように火が使われますね。

心優しいジョン・スノウは炎の中で苦しむマンスに矢を放って彼を苦痛から解放するのでした。

マンスの処刑の後、冥夜の守り人総帥の選挙が行われますが、アリザー・ソーンとジョンの得票数が並んだところで学匠エイモンがジョン・スノウに自分の票を加えてジョンが新しい総帥となります。

総帥となったジョンは野人を味方に加えるべく野人の本拠地”堅牢な家”に赴くのですが、ちょうどその時に夜の王に率いられたゾンビ軍団は野人の本拠地に襲撃を開始した為、ジョン・スノウとトアマンドは堅牢な家”を脱出し、野人達を引き連れて黒の城へと向かうのでした。

野人達を連れ帰った事で、以前から事あるごとに対立していたアリザー・ソーンとジョンの対立は決定的となり、彼と同じく野人を憎むアリザーの仲間達は少年オリーを使ってジョン・スノウを誘い出してめった刺しにして倒し、ジョン・スノウは死んでしまいます、確かに。

一方、シーズン4のラストでは勇ましく野人を蹴散らしたスタニスですが、ラムジーの調略にかかって戦力は先細っていきます。シーズン3でスタニスとメリサンドルが炎を覗き込むシーンがあって2人がなにを見たのかが気になっていたのですが、ここでメリサンドルが雪の中の大いなる戦いを見たはず、とスタニスに言い、更にウィンターフェル城を歩く自分の姿や皮を剥がれた死体を見たと彼を畳み込みます。

メリサンドルは『ゲームオブスローンズ』シーズン5でも”何も知らないんだねジョン・スノウ”とジョンとイグリットしか知らないはずの事をジョンに語って見せたりと相変わらず妖しさ全開。

しかし彼女の提案はなんとスタニスの娘、シリーンを火あぶりにするというものでした。窮地に陥ったスタニスは、それを実行に移してしまうのですが、日頃は影が薄く薄幸な感じのスタニスの妻、セリーヌはこの時号泣して我が娘の火あぶりを止めようとします。

泣き叫ぶ母と娘、自分にとっては、サンサのレイプシーンよりもこのシーンの方が繰り返してみるのがキツかったです。『ゲームオブスローンズ』はこんなシーンばかり(苦笑)

娘の火あぶりの結果はというと、スタニス軍から更に兵が逃亡し、なぜかメリサンドルは陣を去り、重荷に耐え消えれずセリーヌは自殺、それでもウィンターフェル城への進軍を強行したスタニスは戦いに破れ、ラムジーにはスタニスは発見されなかったものの、ブライエニーに発見され、彼女のレンリーへの誓いを果たすために倒され、スタニスの命運は尽きてしまうのでした。

対照的な2人の結婚、マージェリーとサンサ

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遂にまともな人と結婚出来たマージェリー(レンリーは性格は良かったけどそっちの趣味、ジョフリーは論外)相手の善良なトメン王役のディーン=チャールズ・チャップマンは覚えている方もいると思いますがカースターク公に殺されたマーティン・ラニスターとしてシーズン3で登場しています。

マージェリーとは対照的にまたもゲームオブスローンズの三大嫌われキャラの一人ラムジー・スノウと結婚する羽目になったサンサ・スターク。しかしラムジーは本当に**ですね。

2人の婚姻を企んだベイリッシュ公には”傷つけませんよ、約束します”なんて言っておきながら,新婚初夜にシオン同室のままサンサを犯す**っぷり。

流石にサンサは耐え切れずにシオンの協力を得て(物を取られてすっかり自信を無くした”リーク”ことシオンですが)ここでは逃げずにサンサを助け、ラムジーと同じ性悪女、ミランダをウィンターフェル城の壁から突き落として、かっての居城からの脱出に成功するのでした。

サンサがレイプされる6話は視聴率が落ちただけでなく全米から非難が殺到したらしいです。しかし中には、ネッドの断首やキャスタミアの雨など今までにも残酷なシーンはあった、なにを今更言うんだ、といった冷静な意見もちらほら。

ところで、筆者は、シオンの局部の切り取りになどの残虐行為や毎回の皮剥ぎにうんざり。流石にラムジーの残虐シーンを何回も見るのはキツイ。ジョフリーがカワイク見えます。

ラムジーも**ですが父親であるルース・ボルトンも**、領地の農民が自分の許可なく結婚したので夫を吊るして妻をルースが犯して出来た子がラムジーだそう。

王都を脱出したティリオンの行方は?

『ゲームオブスローンズ』シーズン5でティリオンとデナーリスのストーリーがつながります。王都を逃げ出したティリオンはヴァリスと共にデナーリスの下へ向かいますが、彼女に追放されたジョラーに彼がデナーリスの下へ復帰する手土産として拘束されます。

しかし二人はデナーリスの下へ向かう途中で仲良く奴隷商人に捕まってしまいます。

一方ミーリーンでは、ハーピーの子達(奴隷制度の廃止を認めない奴隷たちの主人”親方”が裏で糸を引く反乱分子)の反乱でグレイワームは負傷し、勇戦はしたもののバリスタン・セルミーはやられてしまいます。

そこでデナーリスはヒズダール・ゾ・ロラクという親方と結婚して、ハーピーの子達の不満を抑えようとし、更にデナーリスは、奴隷剣士を戦わせる闘技場には反対だったもののヒズダール・ゾ・ロラクの意見を入れて闘技場を再開し御前試合を行います。

するとそこには奴隷商人に捕まって剣士として連れてこられたジョラーとティリオンが現れ、二人は他の剣闘士を倒してデナーリスとの面会を果たします。

デナーリスとティリオンがそれぞれ互いの腹を探りあう会話をした後、ティリオンはデナーリスの相談役となり、ティリオンの助言でジョラーはまたも追放となるのでした。

諦めないジョラーは自ら進んで剣闘士となり再び御前試合でデナーリスの前に姿を見せますが、彼の試合中にハーピーの子達がデナーリスを暗殺を目論見ます。ダーリオと協力して彼は女王を守りますが、数に勝るハーピーの子達によって円形闘技場の中央へと追い詰められてしまいます。

絶体絶命の危機の闘技場にデナーリスの三匹のドラゴンの一匹ドロゴンが舞い降り、彼らの窮地を救います。

あくまで個人の感想ですが、どこかで見たような?これは『スターウォーズ/クローンの逆襲』のオマージュ?ドゥークー伯爵のドロイドアーミーにジェダイ達が闘技場で追い詰められた時、上空からクローンアーミーが舞い降りて形勢が逆転するシーンとそっくり。またジョラーとティリオンの旅はC3-POとR2-D2に見えなくもないですし。

あっぱれケヴァン

王都で小評議会をサーセイが取り仕切っていると、叔父であるケヴァンは、皆はサーセイの言いなりで小評議会は無意味と喝破してキャスタリーロックへ帰ってしまいます。

彼女を抑えていたタイウィンが去り、叔父ケヴァンが去って彼女のやりたい放題となり、彼女の周りで目障りな存在はタイレル家のみ。

サーセイの野望

皆さんはランセル・ラニスターを覚えておいででしょうか?そうロバート・バラシオンの従士でロバートにワインを飲ませすぎて間接的に死に追いやった張本人。(因みにランセルはケヴァンの息子です。)

しかもそれは、彼のミスからではなくサーセイの指示によるもので、ランセルは悪事に加担した事を悔いて七神正教の過激武装集団スパローに加わります。

彼らはあろうことか娼館にいた総司祭(ハイセプトン)を逮捕してしまいます。総司祭がなぜ娼館にいたのかという小議会での言い訳がおかしくて、貧困層にも教えを広めるのだそう。

さらに可笑しいのは、普段から娼婦を利用している学匠パイセルが彼を擁護する発言をするところです。そのせいではないのですが、総司祭はこれ以上は詰問されず、サーセイはスパローのリーダーであるハイスパローの下へと向かいます。

(ちなみにパイセル役のジュリアン・グローヴァーは『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』や『スターウォーズ/帝国の逆襲』など多数の映画に出演した名悪役俳優です。)

サーセイの目論見はハイスパローを利用して自らは手を汚すことなく、邪魔者を排除する事でした。

首尾よくロラス・タイレルを捕えたばかりでなく、男色は犯してないと言い切るロラスと彼はそんな人間でないと証言したマージェリーまでも偽証罪で捕らえることに成功。ここまではサーセイの目論見通りでしたが……。

一方、ベイリッシュの娼館で彼と再会したオレナが共に王(ジョフリー)を殺した間柄などと会話しつつ、彼女はベイリッシュにロラスとマージェリーが捕まってしまったと彼を詰問します。するとベイリッシュはある男を用意すると言います。それはランセルでした。

策士策に溺れる、ランセルに告発されて自らもハイスパローによって投獄されてしまうサーセイ、そればかりでなく”贖罪の行進”として全裸で王都の街を歩かされる羽目に。

シェイム、シェイム、の声が耳に残ってしょうがない方もきっと多いはず。(笑)

常識、手加減、身分など一切通用しない狂信者ハイスパロー、恐るべし。

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気になったので調べた2つの建造物

アリア・スタークの修行シーンに登場する黒と白の館は、世界遺産ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿のあるクロアチアのスプリトで撮影されたようですが、あの独特の四角い外観の建物は入り口付近だけのセットで、他はクロマキー(緑色のバック)合成だそうです。

館の内部の方はFANDOMwikiによれば、ベルファストにあるペイントホールスタジオで実物大のセットを組んで撮影されたそう。ちなみにペイントホールスタジオのあった場所はかってタイタニックが建造された造船所だそう。

もう一つの建物は、ドーラン・マーテルとエラリア・サンドの居住するドーンの宮殿はイスラムと西洋が混在する、しかしアルハンブラ宮殿でないエキゾチックな建物はアルカサルという宮殿で、”セビリアの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館”という名称で世界遺産登録されていて名前の通りスペインのセビリアにあります。

いつか行ってみたい『ゲーム・オブ・スローンズ』の聖地巡礼でした。