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【花不棄〈カフキ〉】3話・4話。莫若菲(ばく・じゃくひ)は女性?男性?

カフキ アジアドラマ
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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ3話・4話。花不棄が令嬢になったり、新たな登場人物が増えたりと、ますますストーリーに面白みが増してきました。権力者や名家の者たちが、こぞって花不棄を奪い合う展開からも目が離せません。この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ3話

再び薬霊莊へ

刺客たちから逃げまわる花不棄カフキが追いつかれてしまったその時、蓮衣客れんいかくが現れて助けてくれた。

洞窟で身を潜める花不棄だったが、ふと九おじさんの亡骸が心配になってしまい家に戻ろうとする。

蓮衣客はそんな花不棄を引き止め、「九おじさんのことは私に任せろ」と言って去った。

その後、刺客に見つかってしまった花不棄は再び逃走する。

途中で飼い犬の阿黄あこうと合流した花不棄は薬霊莊へと逃げこみ、犬の阿黄を使って同情を誘い薬霊莊に置いてもらうことに成功。

翌日から薬霊莊の侍女として働くこととなった。

数時間後。

屋敷で花不棄の姿を見た薬霊莊の当主は、花不棄が信王の生き別れの娘に似ていると気づく。

(近ごろ信王は、生き別れの娘を探しているとして娘の姿絵を一部の者に公開していた)

刺客こと柳青蕪りゅうせいぶは、今はまだ理由は明かされていないのだが、蓮衣客と聖女(花不棄)の命を狙っている。

さきほど蓮衣客と花不棄を逃してしまった柳青蕪は、薬霊莊の当主に2人を捕らえるよう命じた。

柳青蕪は、四大名家である明月山莊の者。

いつも薬霊莊の当主をコキ使っている。

薬霊莊の当主は、柳青蕪が捕らえたがっている女=花不棄だと分かっていた。

これまでは柳青蕪に従うしかなかった当主だが、花不棄のことは命令どおりに渡すつもりはない様子。

花不棄を殺すつもりの柳青蕪には渡さずに、花不棄を守って信王に恩を売ろうと考えているのだ。

皇族である信王に恩を売って後ろ盾を得ることができれば、薬霊莊を再建することもできるはず。

そうなれば、もう柳青蕪に従う必要もなくなる。

そこまで考えた薬霊莊の当主は、ひとまず花不棄を見張るよう息子に言いつけた。

いけ好かない男

蓮衣客と陳煜ちんいくは同一人物。

蓮衣客は、九おじさんの埋葬をすませたことを花不棄に告げた。

花不棄はしばらく墓の前で泣いた後、蓮衣客に礼を言い以下のように話す。

九おじさんの遺志にしたがい、今後は都で人探しをするつもり

都を出る際の検問をかいくぐるために、いけ好かない男(陳煜)と馬車の相乗りをする予定

自分のことをいけ好かないと言われた蓮衣客は、動揺しながら「そんなに嫌な男なのか」と問う。

すると花不棄は、陳煜という男がいかに嫌なヤツであるかを言い連ねるのだった。

愛犬・阿黄

ある夜、薬霊莊に黒装束の覆面男が現れた。

覆面男を蓮衣客だと勘違いした当主は、何としても捕らえるよう部下たちに命じる。

覆面男が薬霊莊の者たちと戦っていた拍子に、犬の阿黄に剣が当たってしまい阿黄は死亡した。

そこにちょうど現れた花不棄は、覆面男の剣に阿黄の血がついているのを見て、男が阿黄を殺したのだと思い込む。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ4話

莫若菲

覆面男こと雲瑯うんろうは、近くにいた花不棄を拉致して傷の手当てをするよう命じる。

雲瑯は、四大名家のひとつである飛雲堡の者。

花不棄は男の手当てはしたものの、阿黄の仇だと思い込んでいるため、部屋から出てすぐに「賊はここに居るわ!」と大声で叫んだ。

すぐに薬霊莊の者たちが駆けつけ、雲瑯はまた追われることとなる。

この騒ぎに乗じて花不棄は、薬霊莊から脱走して都に向かおうと考えた。

まずは自分の家に戻ってみると、そこには見知らぬ人間が2人いた。

ちょうどその時。

花不棄は、覆面男を追う薬霊莊の者たちと鉢合わせてしまう。

薬霊莊に戻るつもりのない花不棄は、とっさに「ここに例の覆面男がいるわ」と嘘をつき、逃げるようにこの場を離れた。

花不棄の家にいた2人の人間は、莫家(四大名家)の者だった。

1人は莫家当主の莫若菲ばく・じゃくひ(シン・オン)、もうひとりはその従者だ。

覆面男だと誤解された莫若菲は、薬霊莊の者たちに囲まれ連行されそうになる。

莫若菲は己の潔白を証明するために、花不棄を探し出して覆面男ではないことを証言してもらうと言う。

薬霊莊の者たちは、莫若菲の従者だけを連れて先に薬霊莊へと向かった。

令嬢になった花不棄

花不棄は洞窟に身をかくしていたが、莫若菲に見つかってしまう。

莫若菲は、覆面男(賊)だと思われているから誤解を解いてほしいと花不棄に頼む。

花不棄は仕方なく、誤解をとくために薬霊莊に戻ることにした。

薬霊莊に到着後。

小綺麗な格好の花不棄を見た莫若菲は、彼女が信王の娘(姿絵)にそっくりだと気づく。

薬霊莊の当主に呼び出された花不棄は、自身が信王の娘にそっくりであることを知らされ、詳細がわかるまで薬霊莊にいなさいと言われる。

その後当主は、花不棄を自分の養女とし、娘の丹沙に礼儀作法を教えさせることにした。

つまり、花不棄は薬霊莊の令嬢となったのだ。

莫若菲の脅し

花不棄を信王に渡して恩を売りたい莫若菲は、薬霊莊の当主にやんわりと脅しをかける。

脅された当主は花不棄を譲ることにし、花不棄が信王の手に渡ってから己の貢献を名乗ることにした。

ちなみに信王は、表向きは生き別れの娘として花不棄を探しているが、本当は花不棄が聖女の血を継いでいるから探させている。

その頃、花不棄の居場所を知らない陳煜ちんいくは彼女を探していた。

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【花不棄〈カフキ〉】3話の感想

アクションに力を入れている本作はアクションシーンが長めです。

作中のワイヤーアクションは見事ですし俳優の動きもキレがありますが、でも何気に1番すごい技を見せてくれたのは犬の阿黄な気がします。

おそらく犬種はシェパードだと思われますが、警察犬なだけあって細かい技を次から次へと難なくこなす姿に見入りました。

そんな阿黄が3話で死亡してしまったのは残念なかぎりです。

今回面白かったのは、花不棄が蓮衣客のまえで陳煜の悪口を言いまくるシーン。

蓮衣客からしてみれば、もうひとりの自分である陳煜の悪口を並べ立てられて複雑な心境だったことでしょう。

花不棄が、蓮衣客と陳煜を比べて「月とスッポン」だと言っていたのも笑えました。

その2人が同一人物だと花不棄が知るのはいつになるのか、知ったときにどのような反応をするのか、今から楽しみです。

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【花不棄〈カフキ〉】4話の感想

中国でも話題になった莫若菲ばく・じゃくひが初登場しました!

演じるシン・オンは非常に中性的であるため、女性なのか男性なのか判断しきれないという視聴者も多いことでしょう。

実は演じているのは女性で、彼女は高校時代から周りの女性にモテていたそうです。

これまでに何度も男装するヒロインを目にしてきましたが、だいたいの場合は男装をしていても女性と丸わかりでした。

しかし莫若菲に関しては、女性と言われなければ分からないほど男装がサマになっています。

莫若菲の今後の活躍が楽しみですし、他にも登場人物が増えたことでストーリーが複雑化して面白さが増してきました。

また、物乞いから令嬢となった花不棄のキュートさからも目が離せません。

*次回5話・6話のネタバレ感想はこちら