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【花不棄〈カフキ〉】9話・10話のあらすじと感想。ついに花不棄が王府へ……!?

カフキ アジアドラマ
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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ9話・10話。今回は雲瑯が再登場しました。お互いに目の敵にしている雲瑯と花不棄は、顔を合わせるたびに大ゲンカ。一方で、陳煜はついに花不棄を屋敷に迎え入れることを決意し……!? この記事では、ネタバレ感想をお届けします。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ9話

莫夫人への疑い

花不棄と莫若菲ばく・じゃくひを抹殺するための柳青妍の計画は失敗したが、花不棄はケガを負ってしまった。

莫若菲はこたびの事件について、母・莫夫人を疑い問い詰める。

なぜなら莫若菲は、莫夫人が薛菲を殺そうとしたことを知っているため、今回も花不棄(薛菲の娘)を害したのではないかと疑っているのだ。

問い詰められた莫夫人は、確かに殺意はあるが信王に恨まれては困るゆえ民衆のまえで殺そうとするわけがないと答える。

納得した莫若菲は、犯人だと疑ったことを謝罪して去った。

その後。

莫若菲はケガをした柳青妍のもとへ行き、手当てをしたあと薬を渡す。

柳青妍にとっては思いがけない行動だったのかキョトンとしている。

雲瑯の再登場

莫若菲から昨夜の事件(花火に仕込まれた暗器により花不棄がケガをしたこと)を聞いた信王は、陳煜の仕業かもしれないと思い問い詰める。

陳煜は自分の仕業ではないと答え、花不棄の様子を見に行くことにする。

陳煜が莫府に到着すると、ケガから回復したらしい花不棄がいた。

2人は顔を合わせるなり口論となり、引くに引けなくなった陳煜は、花不棄からを奪って去った。

九おじさんの形見であるを奪われた花不棄は、取り戻すために莫府を脱走しようとする。

同じころ。

莫若菲のいとこである雲瑯うんろうが、新年の挨拶のため莫府を訪れる。

雲瑯は四大名家・飛雲堡の者。

以前に黒装束の格好をして薬霊莊に侵入し、その際に花不棄と出会った。

花不棄には犬の阿黄を殺したと思われている。

莫若菲と雲瑯が雑談をしているところに、花不棄が脱走したとの知らせが入ってきたため、皆で周辺を探すこととなった。

屋敷内を探しはじめた雲瑯は、気を失って倒れている花不棄を見つける。

噂の本質

陳煜のもとに、友人の元崇げんすう白漸飛はくざんひがやってくる。

2人の話では、先日莫府で起こった花火事件の犯人が陳煜だと町で噂になっているとのこと。

話を聞いた陳煜は「その噂は、次の入札会で官銀の流通権を得たい者が仕込んだ噂だろう」と推測する。

官銀の流通権についてドラマでは詳しく説明されていないが、どうやら入札の参加者はみんな官銀の流通権を狙っているらしい。

後日。

皇帝に謁見した陳煜は、次の入札会を仕切らせてほしいと直談判し許可をもらった。

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【花不棄〈カフキ〉】あらすじ10話

柳青妍と莫若菲

床にふせっている信王は、花不棄を迎え入れたいと改めて陳煜に話す。

陳煜は、考えてみますと答えた。

侍女として莫府に潜入中の柳青妍は、厨房の権力者からしつこくセクハラを受けていた。

柳青妍が困っているところに、莫若菲が現れて柳青妍を助ける。

莫若菲はセクハラ男を厳罰に処したあと、他の皆にも「不当に権力をふるえば許さない」と釘を刺す。

興源質店の赤殿

いまだ莫府に滞在中の雲瑯は、屋敷で花不棄と対面した。

雲瑯が犬の阿黄を殺したと思い込んでいる花不棄は、彼に敵意を向ける。

同じく雲瑯も花不棄のせいで痛い目にあったため敵意を持っており「半殺しにしないと気がすまない」とまで口にする。

2人の口論はヒートアップし、口で言い負かされた雲瑯は、なぜか唐突に花不棄の頬にキスをした。

不意打ちをくらった花不棄は逃げ去った。

その後 花不棄は、荷ぐるまの下に隠れて莫府から脱走する。

街に出た花不棄は、かつて九おじさんが訪ねろと言っていた“興源質店“を見つけた。

九おじさんは死亡する前に、「興源質店の赤殿に鉢を渡しなさい。そうすれば出自が分かるはずだ」と花不棄に話した。

興源質店を訪れた花不棄は赤殿に会わせてほしいと頼むが、ここに赤殿はいないと言われ追い返されてしまう。

鉢がないせいで追い返されたのだろうと思った花不棄は、何としても陳煜から鉢を取り返さなくてはならないと決心する。

王府へ

信王の弱り果てた姿をみた陳煜は、「花不棄を迎え入れたい」という信王の望みを聞き入れることにした。

王府・・・信王の住まい。

王府に迎え入れられることになった花不棄は、甘妃(信王の妃)の迎えで王府に向かう。

その後。

王府に着いて早々に小部屋に閉じ込められた花不棄は、何とか屋根から脱出したものの、足場を崩して滑り落ちてしまう。

そこにちょうど現れた陳煜は、勢いよく落ちてきた花不棄の体を支えた。

鉢を返してほしいという花不棄に、陳煜は「おとなしく父(信王)に仕えれば返す」と約束する。

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【花不棄〈カフキ〉】9話の感想

これまでの柳青妍の印象は、クールでドライで仕事を失敗することもなく、それでいて荘主の座を狙う野心家という感じでした。

そんな彼女なので、莫府に潜入してからも淡々と仕事(莫若菲と花不棄の抹殺)をこなすのだろうと予想していたのですが、思いもよらぬ展開に!

まさか、柳青妍が莫若菲に恋するフラグが立つとは!ますます面白い展開になってきました。

また、久しぶりに雲瑯が再登場。

花不棄と犬猿の仲である雲瑯が、花不棄と再会したらどうなるのか、こちらの2人の関係性も気になります。

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【花不棄〈カフキ〉】10話の感想

やはり、柳青妍は莫若菲に恋をしそうな感じです!

主役カップルならばいずれ結ばれることが目に見えていますが、柳青妍と莫若菲は今後どうなるか分からないため目が離せないのです。

同じく目が離せないのは、花不棄と雲瑯の2人。

顔を合わせればいつも大ゲンカで、一見すると険悪な関係性のようにも思えるのですが、意外と良き友人になれそうな気がします。

少なくとも雲瑯のほうは、キッカケさえあれば花不棄に心を許しそうです。

なぜなら雲瑯は、口論中に突然 花不棄の頬にキスをしたから。

反撃として不意打ちキスをしたのだと思われますが、もしも本当に花不棄が嫌いならば、たとえ負かすためであってもキスはしないはずです。

だからきっと雲瑯は、無意識下では花不棄に好意を抱いているのだろうと推測します。

ついに花不棄が王府で暮らすこととなりました。

王府での陳煜との掛け合いは楽しみではありますが、同時に、莫府での微笑ましい花不棄の暮らしが見られなくなるのは残念。

花不棄の莫府での暮らしは終わってしまいましたが、莫若菲との絡みはこれからも定期的に見たいものです。

*次回11話・12話のネタバレ感想はこちら。