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【鶴唳華亭<かくれいかてい>】19話・20話 ・21話ネタバレ感想|恩赦

歴史 / 時代劇
©Jetsen Huashi Media Co.,Limited

【鶴唳華亭~Legend of Love~】19話・20話・21話のあらすじとネタバレ感想。

蕭定権は蕭定棠に呉氏を引き渡す代わりにある者を解放してほしいと持ちかけます。

一方、蕭定権に冷たくされて立ち直れない陸文昔を迎えに来たのは……。

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19話のあらすじネタバレ

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陸文昔は蕭定権から返された絵を橋の上から投げ捨てるのでした。

その頃、蕭定棠は李和綽から都を離れても浮気しないようにと釘を刺されていました。

そこへ内侍が蕭定棠に来客を知らせに来ます。

蕭定棠は李和綽から逃れる絶好の機会とばかりに誰が来たのかと尋ねました。

内侍が来客が持参したものですと言って見せたのはなんと呉氏の耳飾りだったのです。

蕭定棠はびっくり!

ところが、訪ねて来たのは呉氏本人ではなく、蕭定権の女官である陳蔻珠ちんくじゅ(シャー・ナン)でした。

陳蔻珠は”李柏舟にある者を解放するように口添えをしてほしい”と蕭定権の伝言を伝えます。

蕭定棠は”私は関係ない。自分で何とかしろ”と言い返しますが、陳蔻珠は”もし拒めば蕭定棠がどこにいようと冠礼の儀の件を再調査する”との伝言も付け加えました。

また、”もし、うまくいけばその耳飾りの持ち主を感謝の印に贈る”とも言います。

それを聞いて蕭定棠は”あるじに承知したと伝えろ”と言いました。

蕭定棠はその後すぐに李柏舟に頼みに行きます。

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一方、橋の上でうずくまっていた陸文昔に上着を掛けてくれる人物がいました。

しかし、陸文昔は”上着はいらないから家族を返して!”と言って泣き崩れます。

そんな陸文昔を抱き起し”一緒に帰ろう”と言ったのは……蕭定楷だったのです!

陸文昔は”あの人は来てくれないのね”とつぶやきました。

実は、その時、蕭定権は2人の様子を橋の下から見ていたのでした……。

李家では、李明安と李夫人が夜遅くなっても戻らない陸文昔を心配していました。

そこへ、李柏舟が陸文晉を連れて現れます。

李柏舟は”長州へ行くということは長州にいる皇太子側の顧思林と、皇帝の間で板挟みになるということですな”と嫌味を言いました。

そして、”今回の陸文晉の解放はあくまでも蕭定棠の取り計らいだから皇太子には恩を感じないように”と念を押して帰って行きます。

翌朝、目覚めてもまだ放心状態の顧逢恩に陳蔻珠が火鉢を運んできました。

すると、顧逢恩は科挙合格者の証の衣をその火鉢に入れてしまうのでした。

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その後、顧逢恩は内侍たちに促されて仕方なく皇帝に試験の日の騒動について謝罪に行きます。

その場には蕭定権も立ち会いますが、皇帝の機嫌は直らない様子。

皇帝はこれを読めと言って、試験の論述問題の答案を置いて出て行きました。

蕭定権と顧逢恩が手にとると、それには試験で第3位の評価がつけられていて答案の主はなんと許昌平だったのです。

そこへ許昌平が参内したとの知らせがあります。

皇帝は試験の日に許昌平だけが騒動に加わらなかったことを褒めた上で、何か目的があったからではないかと疑いました。

許昌平は冷静に”私に後ろめたいことは何もありません”と答えます。

皇帝はその態度を大変気に入り、秘書郎に抜擢しました。

そして、皇帝は”蕭定権とは年も近いしお互いに切磋琢磨するように”と言って許昌平の手を蕭定権の手の上に置きます。

皇帝が離れると2人はお互いに手を引っ込め、形ばかりの挨拶を交わすのでした。

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その日、陸文昔は刑部に陸英の娘だと名乗り出ていました。

門番から話を聞いた張陸正が外に出た時には、駆けつけた蕭定楷が自分の上着で陸文昔の顔を隠していました。

蕭定楷はこれは陸英の娘ではなく、私の宮人だと言い張るのでした。

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19話の感想

蕭定権は陸文昔には協力を拒んだものの、裏で密かに蕭定棠と取引してくれていたのですね。

幼い陸文晉だけでも解放されてよかったです!

また、ちゃっかり皇帝にまで気に入られてしまった許昌平がこれから蕭定権たちの強敵になりそうで心配です。

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20話のあらすじネタバレ

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続いて刑部に駆けつけてきた蕭定権が”それは陸英の娘だ”と暴露してしまいます。

驚く蕭定楷の前で蕭定権は”しかし、今捕らえられては弟の名誉に関わる”と続け、蕭定楷に一旦陸文昔を連れ帰らせました。

馬車の中からそのやり取りを見ていた顧逢恩に”どういうつもりだ?”と問われた蕭定権は”手立ては考えてある”と答えるのでした。

自分の部屋に戻った蕭定権は陸文昔の描いた絵を取り出します。

その絵は、あの夜、陸文昔が投げ捨てた後、蕭定権が橋の下で拾ったものでした。

蕭定権はその絵を眺めながら、ある決心をしたのです。

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その後、蕭定権は皇帝に謁見し、ある人物との婚姻を願い出ました。

実は、陸英と陸文普の処刑が翌日に行われることが急に決まったのです。

蕭定権の狙いは自分の婚姻による恩赦で処刑を取りやめさせることでした。

皇帝は今は結論を出さずに明日の朝議後に告示すると言うのでした。

翌朝、それを知らない陸文昔は刑場へ向かいますが、途中で力尽きて倒れてしまいます。

しばらくして陸文昔が目を覚ますと、李明安が陸英と陸文普が牢に戻されたことを伝えました。

陸文昔は李家で陸文晉と再会します。

そして李明安から陸文昔と陸文晉が放免になり、陸英と陸文普の処刑が延期されたのは蕭定権と張陸正の娘の婚姻の恩赦だと告げられました。

陸文昔はショックを隠し切れません。

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一方、皇帝が婚姻を認めたのは、蕭定権が張陸正と姻戚になれば李柏舟が張陸正と結託するのを阻止できるという狙いがあったのです。

その夜、皇帝は趙氏と蕭定楷も呼んで蕭定権の婚姻を祝う宴を開きました。

祝いの料理として魚が出され、皇帝は趙氏に”蕭定権が嫌いな魚をどうして出すのか”と尋ねます。

そこへ蕭定棠が来ているとの知らせが届きました。

皇帝は”出入りを禁じたはずだ”と言いますが、趙氏はひざまずき”都を離れる前にせめて息子が好物を食べる姿を見させてください”と懇願します。

その様子を見兼ねた蕭定権は”私が兄上にも一緒に婚礼を祝っていただきたいと思って招きました”と言いました。

それを聞いた皇帝は蕭定棠に宴への参加を許す代わりに明日の早朝には都を離れるように命じるのでした。

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20話の感想

蕭定権の手立てとは自分の婚姻の恩赦で処刑をやめさせることだったのですね。

しかし、処刑が延期されただけでは安心できません。

陸英と陸文普を本当に助ける策はあるのでしょうか……。

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21話のあらすじネタバレ

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翌朝、蕭定棠の出発後に悲しみに暮れる趙氏。

蕭定楷はそんな趙氏の前で朝食の魚料理を食べて見せ、”美味しい魚だから母上もどうぞ”と言って元気づけようとするのでした。

一方、その日、陸文昔も弟とともに長州に向かうことになりました。

道中、馬車の窓から外を見た陸文昔は、馬に乗り頭巾を被った人物がこちらを見ているのに気づきます。

陸文昔は蕭定権が見送ってくれているのだと思いますが……。

実は、頭巾を被った人物は顧逢恩でした。

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顧逢恩は蕭定権から陸文昔が無事に出発したか確認してくるように頼まれていたのです。

”心配なら自分で行けばよかったのに”と言う顧逢恩に、蕭定権は”陸文昔には二度と関わらないと皇帝と約束した”と答えます。

途中、昼食をとるために馬車が止まった時、陸文昔は弟を連れ出し、今後は李夫人の言うことをよく聞くようにと言い聞かせました。

そして、自分はこれから都に戻り、いつか父と兄を連れて迎えに行くと約束したのです。

それを聞いた陸文晉は近くにあった柳の枝を折って陸文昔に渡しました。

陸文晉は昨夜、姉から”想いを絶てない時は柳の枝を折って、すぐ会えるようにと願いをこめて渡す”と教わったのを覚えていたのです。

陸文昔と陸文晉は泣きながら抱き合って再会を誓うのでした。

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その頃、都では蕭定楷の腕に湿疹が出て、姜氏から”魚を食べると湿疹が出るのになぜ食べたのですか?”とたしなめられていました。

蕭定楷は”兄上の好物を食べれば母上が喜ぶと思った”と答えます。

そこへ、陸文昔が訪ねてきました。

陸文昔は蕭定楷の前でひざまずき、私を皇太子の女官にしてくださいと願い出ます。

実は陸文昔は昨夜、李家で李明安と李夫人の会話を立ち聞きしていました。

  • 陸英と陸文普の処刑は半年後に予定されていること。
  • 皇太子と張陸正の娘との婚姻は、皇帝が李柏舟を抑えようとしてのこと。
  • 陸英たちを救うには半年以内に皇太子が李柏舟を倒さなければならないこと。

陸文昔は自分が女官として仕えて皇太子を助けるしかないと考えたのです。

蕭定楷は猛反対し、そんなことをするくらいなら自分が陸英を助ける手立て考えると言いますが、陸文昔はゆずりません。

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陸文昔の説得がうまくいかない蕭定楷は翌日、姜氏を呼び、陸文昔に宮中の礼儀作法や制度についての難しい質問をして諦めさせてほしいと頼みました。

姜氏は、現在代々の皇太子が住んでいた皇宮内の宮殿が改修中で蕭定権は宮外の離宮に住んでいる、蕭定権は婚礼を機に皇宮内の宮殿に戻ると思うかと尋ねます。

意外な設問に目を丸くする蕭定楷。

陸文昔はすぐに”いいえ”と答えました。

その答えを聞いた姜氏は”私と一緒に皇宮に行きましょう”と言います。

さらに驚く蕭定楷に、姜氏は”あとでお返ししますのでご安心を”と言い残して陸文昔を連れて行きました。

実は、姜氏は婚礼に向けて皇太子妃付きの女官を選出する主管になっていたのです。

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皇宮に向かう馬車の中で、姜氏は”なぜ皇太子は皇宮に戻らないと思ったの?”と尋ねます。

陸文昔は次のように答えました。

  • 皇太子が皇宮に戻ってしまうと朝臣との面会が不便になる。
  • 皇帝は皇太子を使って李柏舟を抑えようとしている。
  • ならば皇帝は皇太子に自由を与えるはず。

その日、皇帝は皇太子の婚礼後の居所を議論するために家臣たちを臨時に招集していました。

馬車から降りた姜氏と陸文昔の前を蕭定権が通り過ぎて行きます。

しかし、陸文昔の顔を知らない蕭定権は気づかないのでした……。

姜氏は陸文昔に、議論の結果が出てあなたの答えが合っていたら女官としての新しい名前をあげると約束しました。

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21話の感想

幼い陸文晉の行動がとっても可愛らしくて泣けてきます。

家族が無事に再会する日を願わずにはいられません。

蕭定楷も蕭定棠同様に趙氏に甘やかされているのかと思っていましたが、実はそうでもなく母の関心を引きたいと思ってるみたいですね……。

姜氏は意地悪そうな顔だと思っていましたが(笑)、意外にも陸文昔の置かれた状況をくみ取って協力してくれそうです。

陸文昔に新しい味方が現れてよかったです!

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本ページの情報は2023年6月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。