【慶余年】15話と16話のあらすじ。「あの人」の正体を考察!ネタバレ感想

歴史 / 時代劇
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【慶余年~麒麟児、現る~】15話と16話。司理理に疑いを向けた范閑は酔楼居へ。しかし、司理理はすでに姿をくらましていたため、追跡のプロだという王啓年とともに司理理を探すことにしますが……。この記事では、ネタバレ・感想・考察をお届けします。

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【慶余年】15話のネタバレ

司理理の追跡

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范閑は女刺客の武器の出どころだと思われる議員の屋敷に到着したものの、全員が死んでいました。

合流した王啓年は「かなりの権力者でないと議員一家を瞬殺できない」と言い、令牌については北斉の密偵が使うもので間違いないと報告します。

范閑は、黒幕の正体は後まわしにして襲撃そのものを考えてみることにしました。

あの日襲われた状況から察するに、敵は范閑らが酔楼居に向かうことを知っているようでした。

知っていたのは二皇子、そして司理理です。

司理理が怪しいと踏んで酔楼居に赴くと、司理理の妓楼船は燃えており 本人も姿を消していました。

追跡の達人であるという王啓年が「自分なら司理理を見つけられる」というので、范閑はついて行くことにします。

出発前。

林婉児に会いにいった范閑は、司理理を探すために都を出ると伝えました。

林婉児は案じていることを伝え、去ろうとする范閑を後ろから抱きしめ「必ず戻って」と言葉をかけます。

范閑は、返事のかわりに手に口づけをして部屋を出て行きました。

慶帝の真意

都を出ようとした范閑と王啓年は、待ち構えていた朱格と出くわしました。

そこへ、紅騎士を率いた范建(范閑の父親)が現れ范閑に助け舟をだします。

すると、朱格はあっさり引き下がりました。

実は朱格は、鑑査院長(陳萍萍)から「范建とは衝突するな」と命じられているのです。

慶帝に呼び出された范建は、慶帝直属の紅騎士を借り出したことを越権行為だと咎められました。

しかし范建は

「慶帝は命じていないだけで、范閑に黒幕の調査をさせたがっている

だから、その意をくんで范閑を助けただけだと言います。

范建はさらに推測を続けました。

「もしも范閑が内庫を得れば無数の陰謀が待ち受けることになるが、無能では立ち向かえないため范閑の能力を見定めようとしているのでしょう」と。

司理理の行き先

司理理の替え玉たちは6路に分かれてへ逃げていました。

しかし、范閑は6路の中に司理理はいないと予想し“北上せずに北斉へ戻る経路”を王啓年に調べさせます。

すると、澹州の港が浮かび上がりました。

「司理理はその経路を使うに違いない」と推測した2人は澹州の港へ向かい、その道中で宿に入ります。

その宿には司理理も来ており、范閑たちに気づいた司理理は彼らの食事に毒を盛ります。

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【慶余年】15話の感想と考察

ここのところシリアス展開でしたが、ようやく笑いが戻ってきました。

王啓年はただのお金大好きなお調子者なわけではなく、追跡の達人だったとは驚きです。

言われてみれば、いつも軽功を使いこなしていましたし、范閑を尾行していたこともあったので追跡の達人という設定は納得。

ラストで死体のふりをしていたのも笑えましたし、本当にナイスなキャラをしています。

ただ、王啓年は司理理のいる宿に誘導したようにも見えますし、まだ完全には信用できないのも事実……。

ところで、范建が家族と牌九をした件を慶帝が知ってるということは、范家の屋敷に密偵がいるということ。

もしかすると、その密偵は若若ではないでしょうか。

かつて、程巨樹の解放を、范閑に知らせたのも若若でしたし。

范閑が情報屋の店へ行ったときも、その行動が慶帝に漏れていたようでしたが、あの時も若若は范閑に同行していました。

さらに、かつて范閑の前に皇太子派と二皇子派の者が立て続けに現れたことも、若若が情報を漏らしていたなら合点がいきます。

ただ彼女が密偵だとしても、范閑の敵というよりは范閑を守るための行動だと推測します。

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【慶余年】16話のネタバレ

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食事に毒が盛られていることに気づいた范閑が宿の者を問い詰めると、「が食事に触った」というので司理理だろうと直感します。

女はすでに部屋から逃亡していましたが、酔楼居で使われる香が残っていたことから司理理で間違いないと思われました。

范閑と王啓年がすぐに追うと、司理理の姿がありました。

司理理は范閑たちを山賊に包囲させた隙に逃亡しようとしますが、前方から院長直属の黒騎士集団がやってきたため逃げられないと観念します。

范閑は院長とは面識がありませんでしたが、なぜか院長からのメッセージを伝えられます。

「勇敢にやれ。天が崩れても院長が支える」

ともあれ、范閑は司理理を捕獲できました。

その後、范閑は司理理が口封じで殺されないように策を講じながら帰京しますが、道中では司理理の身柄を預かろうとする者が絶えませんでした。

そのほとんどは提司の腰牌で追い払いましたが、城門では「公式文書がないと通せない」と言われてしまいます。

そこへ、公式文書を持った四処の言若海イェン・ルオハイが登場。

彼のおかげで城門を通過できた范閑でしたが、司理理の審理は四処の管轄だからと司理理の身柄を引き渡すことになってしまいます。

その頃。

皇太子に謁見した范若若は「范閑の一挙一動を殿下に報告します。これは家族のためです」と申し出ます。

林婉児から「葉霊児イエ・リンアルが酔楼居で何かを見たかもしれない」と聞いた范閑は、葉霊児に会いに行きました。

葉霊児は何も見ていないといいますが、明らかに何かを隠している様子です。

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「あの人」の正体考察&16話の感想

范閑がピンチになると何者かが助けてくれる流れがお決まりになってきましたが、たまには范閑自身の力で切り抜ける展開も見てみたいです。

葉霊児が見た「あの人」とは、もしかすると林婉児の兄の林珙ではないでしょうか。

画面に映ったのはだけでしたが、「あの人」と林珙の服は同じでした。

もしも「あの人」の正体が林珙ならば、葉霊児が口を閉ざしているのも林婉児に会いにこないのも納得できます。

林珙は宰相の息子ですから、それなりに権力もあるでしょう。

林珙は宰相である父親に従っているだけかもしれませんが、いずれにせよ范閑との結婚を反対していることだけは確かです。

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