【宮廷恋仕官~ただいま殿下と捜査中~】21話・22話・23話のあらすじとネタバレ感想。蕭瑾瑜一行は、巫医(蕭恒)の家の壁に貼られていた絵をヒントに山中を捜索しました。すると、沼下から布で保護された1つの遺体が見つかり……。
21話のあらすじネタバレ
![](https://www.dramasnote.com/wp-content/uploads/2023/02/23826c0dd321c2e445f802819af3c873.webp)
蕭瑾瑜一行は、巫医(蕭恒)の家の壁に貼られていた絵をヒントに山を捜索しました。
すると、3つの石積みを見つけます。
その配置は、蕭恒が手がかりとして残した盤上の4つの石の3つと同じでした。
残りの1つの石を示す場所が“沼下”だと気づいた蕭瑾瑜は、沼下で蕭恒が死んでいることを確信します。
沼下を捜索すると、布で保護された一体の遺体が見つかりました。
巫医と関わりのあった楚楚は、遺体の顔を確認して「先生です」と断定します。
その後、蕭恒の遺体を検視した楚楚は蕭瑾瑜に、死因は窒息死だと伝えました。
それを聞いた蕭瑾瑜は、蕭恒は自分で自分を保護布で包んで沼地に沈んだのだと察します。
蕭恒の遺した暗号を読み解くと、以下のことが書かれていました。
私は蕭恒。文帝(2代前の皇帝)時代の監察御史だ。
後世の勇敢な士にこの書を残す。
太和9年、宦官の排除を狙った文帝は、私と陳瓔を密かに通じさせた。
しかし、それを見破った秦欒たち宦官は、陳瓔に謀反の罪を着せて陳瓔軍を討伐した。
逃げた私は包囲され、決死の覚悟で崖から飛び降りた。
幸い巫医に助けられたが、両足は使い物にならなくなっていた。
下手に動けば冤罪を晴らせず、無実の者にも累が及ぶ。
だから仕方なく、巫医として平楽村に隠れ、あとの計画を立てた。
県外に通じる道はなく、役人もたびたび逆賊の残党狩りを行ったため長安(都)に連絡するすべはなかった。
体は悪くなるばかりで残された時間は少ない。
だから悔しいがこうするしかない、これを書き終えたら沼に入り天地を棺とする。
無実の証明は後の世に託す。
21話の感想
まさか蕭恒が亡くなっているとは、驚きの展開でした。
しかもまさか、自ら命を絶っていたとは……。
余命わずかだから命を絶ったのでしょうが、ここまで手の込んだことをする必要があったのかは少し疑問です。
また、自分が県外に出れなくても、誰かに手紙を託すことぐらいはできたのでは?とも思います。
でもおそらく、無関係の人を巻き込みたくなかったのでしょう。
陳瓔や蕭恒の濡れ衣を晴らせば、楚楚も逆賊の遺児ではなくなりますね。
22話のあらすじネタバレ
![](https://www.dramasnote.com/wp-content/uploads/2023/02/e767e4b356a5db67c5dffd6d5a61d248.webp)
蕭恒の遺体をさらに詳しく調べると、口の中から文帝(2代前の皇帝)の密勅が見つかります。
その密勅には、「陳瓔は長安の賊を捕らえよ」と書かれていました。
つまり当時、陳瓔は謀反のために挙兵したのではなく皇帝の命令により挙兵したのです。
この密勅が陳瓔と蕭恒の潔白証明になりますが、一歩間違えれば無辜の者を犠牲にしかねないため、蕭瑾瑜は心して対策を練らなければと思います。
蕭瑾瑜は呉江からの知らせにより、薛汝成が楚楚を捕縛しに来たことを知りました。
蕭瑾瑜はただちに楚家を守らせた後、自身は黔州に到着した薛汝成を出迎えました。
長々と話をする薛汝成に、蕭瑾瑜は「こうして私を足止めしている間に、配下を楚楚の捕縛に向かわせたのでは?」と言い当てました。
「すべてお見通しなのだな、だが楚楚は逆賊の遺児だ」
蕭瑾瑜は楚楚は逆賊の遺児ではないと言い、その確証もあると言って説得します。
一方、黔州刺史の李璋は、薛汝成の指示に従い楚楚を捕らえようとしましたが、駆けつけた蕭瑾瑜と薛汝成に止められました。
李璋が去った後、蕭瑾瑜は蕭恒の遺体と遺書を薛汝成に見せるのでした。
22話の感想
蕭瑾瑜は薛汝成(昌王)のことを信用しているようですね。
“何でもかんでも薛汝成に話しちゃって大丈夫?”とドキドキしてしまいます。
でもおそらく、陳瓔の件に関しては、薛汝成も協力してくれるのではないでしょうか。
陳瓔の無実を晴らして宦官たちが粛清されれば、薛汝成にとっても都合が良いはず。
23話のあらすじネタバレ
![](https://www.dramasnote.com/wp-content/uploads/2023/02/e263d43ff9ccb6a2b9e0d014d35bb916.webp)
薛汝成は蕭瑾瑜の楚楚に対する恋心を指摘し、彼女の汚名をそそぐのは容易ではないし、身分も違いすぎると言います。
しかし、蕭瑾瑜は楚楚を手放す気はありませんでした。
その後、蕭瑾瑜は黔中道節度使である冷沛山の動きを探るため、冷月の名で冷沛山に手紙を届けます。
その日の夜、楚楚と蕭瑾瑜はお互いに、相手に会いに行くか行かないかで悩んでいました。
蕭瑾瑜が会いに行く決心をしてドアを開けると、楚楚が入り口で立っていました。
蕭瑾瑜は、楚楚が長年にわたって巫医(蕭恒)のそばにいてくれたことに感謝します。
そして蕭瑾瑜は、私を信じるならずっとそばにいればいいと言うのでした。
楚楚は「もちろんです、殿下の検視官としてずっとおそばにいます」と答えます。
蕭瑾瑜は、そうではなく妻としてだと言い直しました。
楚楚は返事をせずに部屋を飛びだしてしまいます。
軽率だったかもしれないと後悔した蕭瑾瑜は、景翊を呼び出して相談しました。
いきさつを聞いた景翊は「いきなり求婚する奴があるか!驚いて逃げるだけだ」とダメ出しします。
翌日、許如帰を捜しに出かけた楚河が行方知らずになりました。
2人の居場所が“樹洞”(木の中につくられた洞穴状の空間)だと察した楚楚は、蕭瑾瑜たちを案内。
すると、樹洞の中で気絶している許如帰と楚河を発見します。
一方、西平公主府に関する報告を受け取った秦欒は、蕭瑾瑜兄弟(双子)の出自にますます疑いを持ちました。
2人が生まれた当時の話を孫明徳に聞いてみると、普通は双子を身ごもれば6~7カ月頃には分かるはずだが、西平公主の太医は産んだ後で報告しているとのことでした。
秦欒は蕭瑾瑜兄弟の出自には秘密があると確信し、この件に関与した人物を探し出すよう命じます。
23話の感想
まさかの、いきなりのプロポーズに驚かされました!
いきなりすぎて笑ってしまいましたが、真面目な彼らしい求婚✨
真剣な想いも画面越しに伝わり、見ている側もドキドキしました。
楚楚が返事をせずに逃げてしまったのは、自分の生い立ちが蕭瑾瑜に迷惑をかけてしまうと思ったからでしょうか。
でも蕭瑾瑜ならきっと、生い立ちなんて気にせず楚楚を守ってくれるはず。
現に、蕭瑾瑜は「これまでの全ての経験が今の楚楚を作り上げた。その生い立ちを尊重こそすれ、汚名とは思わない」と言っていましたしね。