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『ロスト・イン・スペース』シーズン1第3話ネタバレ。”きわめて危険な”スミス。彼女の狙いとは!?

SF

海外ドラマ『ロスト・イン・スペース』シーズン1第3話ネタバレ。

自分だけが助かりたい一心でドンを裏切り、偶然にもロビンソン一家に助けられたドクター・スミス。

彼女は一体何者で、なぜ嘘をついたのか。

レゾルートでの彼女の過去が明かされます。

そして彼女が一家にもたらすものとは!?

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シーズン1第3話ネタバレ

格差

冒頭で描かれたのは脱出前のレゾルート。

ドクター・スミスは、唯一の家族である姉のジェシカに呼ばれて”お別れ”をしていました。ジェシカはジュピターへの乗船が決まっており、新しい世界での暮らしも保証されていたのです。

一方で、ドクター・スミスは犯罪者ということから新しい世界へは行けません。ジェシカは、学校にも通い家業を継いでいたため、優雅な生活を送っていましたが、ドクター・スミスはまるでホームレスのような恰好。

ジェシカはシャンパンを飲みながらスミスに「もう必要ないから」と、自分の家と車を贈り「マシな自分になるチャンスよ」と言います。

スミスは、「ここに住めるの?車まで?洋服も?」と尋ねるとジェシカは「気に入ればね」とスミスが喜んでいるのを見て笑顔を見せました。

スミスは涙をポロリとこぼしながら「つまり私はあなたになれるのね」と。

その瞬間、ジェシカはソファーに倒れ込んでしまいます。スミスは彼女のシャンパンに睡眠薬を仕込んでいたのです。次にスミスは、ジェシカの手首に植えられているチップを取り出し、化粧を直すとカツラを被って彼女に成りすましました。

全ては新しい世界で全てをやり直すため。ジェシカを縛りテープで口を塞ぎ、洋服も着替えて”アルファ・セントリーへの旅立ち”の書類を手にしたのです。

軌道に戻れるのか?

海外ドラマ『ロスト・イン・スペース』シーズン1全話一覧リンク。
海外ドラマ『ロスト・イン・スペース』。 1965年に公開された『宇宙家族ロビンソン』を基に製作された...

ロビンソン一家は、今いる惑星からアルファ・セントリーまでどのくらいの距離にいるかを計算し、脱出の方法を話し合っていました。

モーリーンが言うには、アルファ・セントリーまでは車で行って600年くらい、距離にすると何兆光年離れているけど、軌道には戻れるはずと……。

ではどうしたら軌道に戻れるのか。それは、レゾルートが自分たちを捜索していなければ期待は出来ないという答えでした。

それにはまず、船を氷から出して通信を復旧するのが必要ですが、いまは嵐で外の作業は不可能。

ひとまず体を休めてから、問題を解決することに……。

スミスが心の隙を狙う

スミスは、自分が臨床心理を行っている医師であると嘘をつき、ロビンソン一家を油断させることに。

彼女は、ロボットを怖いと思うと同時に、なぜ彼らがロボットを味方につけているのかが気になって仕方ありませんでした。

スミスがまず狙いをつけたのは、ロボットと一番近い存在のウィル。ロボットはまるでウィルを守るかのように、常に彼の後についていたのです。

その時、何かが崩れるような物音と同時に船内が大きく揺れます。すぐに船を氷の外に出さないと潰される危険があるとして、一家はすぐに作業に取り掛かることに……。

ジュディはスラスター、ペニーは信号が入ったら発信できるよう無線の準備をします。しかし、エンジンが使えないことが分かったのです。

どうやら嵐で微粒子が入り、通気口への気流がふさがれてしまったのが原因で除去しなければ動きません。

それぞれがペアになって、役割分担をしながら作業を開始しました。

地球外生物

作業を行っている中で、使ってもいないのに急激に燃料が減っていることに気づいたジョン。モーリーンは氷がタンクを傷つけたと推測し、ジョンが燃料タンクを確認しに行きます。

その頃ウィルとペニーは、ロボットも交え食堂で作業を行っていました。するとロボットが何かに反応。天井の方を見上げて何かを探していた瞬間、大きな物音が……。

ロボットはウィルをスミスの部屋に閉じ込め、モーリーンとペニー「きわめて危険」だと知らせます。

ウィルも叫びます「ママ、気を付けて!船に何かいる!」

ジョンが確認しに行ったタンクがある場所は、腰辺りまで水が溜まっており、おまけに薄暗いため視界が狭くなっていました。

燃料が漏れているのを確認しましたが原因が分からず……。その時、ジョンが何かに水の中へ引き込まれてしまいます。

そこに、地球外生物の死骸を持ったジョンが現れます。さすがは元軍人。このくらいのことではやられません。

どうやら、生命体は船の破損部分から侵入して隠れていた様子でした。ウツボのような顔をし、悪臭を放つ生命体。ロボットは、この生命体を感知して危険と判断し、ウィルを安全な場所に閉じ込めて守ったのです。

燃料の隣にいたこと、体から燃料の匂いがすることから生命体は燃料を食べていたことが分かりました。しかし、燃料はどんどん減り続け、このまま行けば船を動かくことは不可能になってしまいます。

モーリーンは、「燃料はメタンの合成物、この星の物質にしているかも」と推測。今のところ予備タンクは無傷なので氷を突破するのは可能。それならばと、主タンクに生命体を呼び寄せて排除することにしたのです。

しかしひとつ難点が。主タンクの燃料が減り過ぎると、自動で予備タンクが稼働してしまうこと。そのためには手動で停止しておく必要があります。

つまりは、生命体の巣窟に入らなければならなかったのです。

残された時間は15分。その役目をジョンが担うことに……。