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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第7話・8話ネタバレと徹底解説。それぞれのボスたちが動き出す。

クライム

【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第7話・8話ネタバレ・徹底解説。パルマとアコスタの会話は盗聴され、パルマには殺害命令が下される。フェリクスは大統領選に介入する。

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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第7話・8話あらすじ

パルマは、コチロコが殺された事でフェリクスに強い不満を持ち、アコスタに連合を脱退し手を組もうと持ちかける。

しかし、アコスタは密売人からの引退を考えていた

そして、そのやり取りを盗聴する者がいた。

一方、ウォルトはアマドを追ってフアレスにいたが、さしたる進展はなかった。

そんな中、上司のエド・ヒースからフアレスから近いオヒナガに女性の情報屋がいるから会って話すよう要請を受ける。

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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第7話ネタバレ

カルデナス

フェリクスはアンドレスに、クアウテモク・カルデナスの紹介を依頼する。

  • 国防大臣のアンドレスは次期大統領を狙っていたが、党が指名したのはサリナスだった。
    アンドレスとサリナスはライバル関係にあった。
    サリナスは国営企業を民営化する政策を進めていた。
    一方離党し大統領選に出馬していたカルデナスは、民営化反対を掲げていた。

しかしアンドレスは、カルデナスは与党PRIが密売人と癒着し、腐敗しているから離党したと言い、「彼が当選したら君は確実に刑務所行きだ」と告げる。

SNIPE(国政選挙情報システム)では、カルデナスが有利だと予測していた。

フェリクスは再度サリナスの兄に接触を試み、弟が劣勢であることを伝える。

初めは取り合わなかったが、フェリクスが内部情報によりSNIPEのデータに基づいて話していることを知り一変する。

フェリクスは、SNIPEを改ざんしカルデナスが劣勢だと国民に伝われば、支持者は希望を失い選挙に行かないと提案。

見返りに新政権からの庇護を要求する。

PRIとは 制度的革命党。メキシコは1929年からPRIの一党独裁だったため、大統領指名は与党内だけの争いごとであり、データ予測など必要なかった。
しかし、大地震への対応や景気後退をきっかけに理想主義者が国民の指示を集め、PRIの独裁制が揺らぎ始めた

パルマへの殺害指令

パルマとアコスタの会話は盗聴されていて、その情報はフェリクスに伝えられた。

2人の裏切りを知ったフェリクスは、アスールにパルマ殺害を命令する。

しかし、フェリクスの運転手クラベルは、パルマの妻ルピータと愛人関係にあったため、すぐにそれはパルマの耳に入った。

アスールがパルマの家に襲撃を仕掛けた時、パルマは刺客を迎え撃ち何とか難を逃れた。

ウォルトとアコスタ

オヒナガでウォルトの前に現れたのは、アコスタの恋人でアメリカ人のミミだった。

ミミは、アコスタをDEAに紹介しフェリクスの情報を伝える代わりに保護が受けられるよう願っていた

ウォルトはミミの手引きでアコスタに会う。

アコスタは引退を考えていたが、証人保護を受ける事にも抵抗があった。

アコスタ フアレスカルテルのボス。フェリクスが麻薬密売人連合を作る前はオヒナガの密売人だった。
彼はフェリクスがコカインビジネスに参入する事を反対していた一人だった。
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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第8話ネタバレ

アコスタの記事

アコスタは密売人廃業をかけ、フェリクスと政治家について新聞の取材に応じる。

記事になる事によってフェリクスを追い詰め、破滅させようと思っていたのだ。

アコスタの記事にフェリクスは激怒した。

その上カルデナスが当選したら、政府の庇護を失う。

そんな中、パチョから荷物の準備ができたと電話が入る。

パチョから金曜日に荷物を受け取れというフェリクスに、アマドは途方に暮れた。

大統領選挙

各投票所にモニターを設置し、全ての票が投票数集計用紙に記載され、得票数がすぐにデータ化。

それを表にした結果が送信され、記者や反対陣営の前で表示される仕組みだった。

画期的な新技術によって公正な選挙が守られるはずだった。

正しい結果は、メキシコシティではPRIは惨敗だった。

買収された技術者が用意していた偽のSNIPEで反対の結果を表示

記者たちは疑いもせずにそれを報道

PRIの優勢を知った国民は投票しても無駄だとあきらめた

しかし、カルデナスの側近がSNIPEの不正を疑う

ばれそうになったので、アンドレスがブレーカーを落とす

SNIPEの不正が発覚と報道される

フェリクスは集計用紙に手を加えることを考え付く

チャポに手伝うよう要請。チャポはパルマを見逃す事を条件に承諾
フェリクスは他のプラサのボスたちにも要請する

密売人たちは、銃で脅し、得票数を増やすため集計用紙に0を付け加える

こうしてPRIは再び勝利し、サリナスは大統領になった

投票用紙は燃やされ証拠は隠滅、証人になり得た人たちは口封じされた。

アコスタの最期

ウォルトは取材に応じたアコスタを助けようと、ミミの居場所を追うが、その過程でFBIの関与も知る。

FBIはカルデローニのいるメキシコ連邦警察とも組んでいた。

そしてついにアコスタはFBIとメキシコ連邦警察の連合に包囲される

ウォルトは、カルデローニにアコスタを助けられるよう交渉するが、カルデローニはアコスタを始末すればフェリクスから信頼され、さらに情報を得る事が出来ると譲らない。

それでもウォルトは、アコスタに証人保護を受けろと説得を試み、盾になりアコスタを砲撃から守ろうとするが、そんなウォルトを押し倒しアコスタは銃声を浴びる

アコスタの記事の続きはその後掲載されなかった。

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【ナルコス:メキシコ編】シーズン2第7話・8話感想

今回の見せ場のひとつは大統領選の攻防だが、警察の汚職が蔓延しているメキシコで何を今更、と思った。

あれだけ不正まみれだったら、選挙の不正なんて平常運転ではないかと思う。

アメリカだって不正選挙は結構あるわけだし。

パルマがアスールを迎え撃ったところは面白かった。

奥さんの浮気相手が漏らした情報というのが悲しいけど、結果的には助かって良かった。

パルマがこのまま逃げ切ることが出来ればいいのだけど……。

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