【今、別れの途中です】キャスト情報(相関図あり)とあらすじ。ファッション業界を舞台に、仕事第一のファッション会社のデザインチーム長と、業界で定評のあるカメラマンの運命的な恋を描いたロマンティックドラマです。ヒロイン役にはソン・ヘギョ、相手役はチャン・ギヨンが務めます。
- 公開年/製作国:2022年/韓国
- 原題:지금, 헤어지는 중입니다
- ジャンル:ロマンティック、ヒューマンドラマ
- 監督:イ・ギルボク
- 配信:[Netflix]
- リリース:2023年4月7日
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【今、別れの途中です】相関図

あらすじを含む作品解説

ファッション会社ザ・ワンの〈ソノ〉でデザインチーム長を務めるハ・ヨンウン(ソン・ヘギョ)は、海外ブランドのオリビエと交渉すべく、自らデザインチームを率いてファッションショーに参加します。
オープニングパーティーの後、ヨンウンはある男性と一夜限りの関係を持ちますが、過去の恋愛で心に深い傷を負ったヨンウンは名前も告げずにその場を後にしました。
翌日、ヨンウンは友人のファン・チスク(チェ・ヒソ)の代わりにお見合いに出席し、フォトグラファーのユ・ジェグク(チャン・ギヨン)に出会います。
やがて共に仕事をするようになったヨンウンとジェグクは惹かれ合うものの、2人にはある繋がりがありました。
主要人物/キャスト
ハ・ヨンウン役/ソン・ヘギョ

俳優情報
- 韓国語表記:송혜교
- 出身:韓国・達西区
- 生年月日:1981年11月22日
【秋の童話】(2002)や【太陽の末裔】(2016)などのドラマで一躍トップスター女優へと上り詰めたソン・ヘギョが演じるのは、ファッション会社ザ・ワンのトップブランド〈ソノ〉デザインチーム長。
38歳のキャリアウーマンで、冷静な現実主義者で安定を第一に考えるプロ思考をしており、仕事も恋愛もギブアンドテイクを大切にしています。
恋愛に関しては、10年前に辛い経験をしたため感情的にならないように努めてきましたが、友人の代わりに出席したお見合いで出会ったユン・ジェグク(チャン・ギヨン)の存在がヨンウンの考えを変えていきます。

ユ・ジェグク役/チャン・ギヨン

俳優情報
- 韓国語表記:장기용
- 出身:韓国・蔚山広域市
- 生年月日:1992年8月7日
モデルからキャリアをスタートさせ、【ここに来て抱きしめて】(2020)や【九尾の狐とキケンな同居】(2021)で主演を務めたチャン・ギヨンが演じるのは、フリーランスのファッション専門フォトグラファー。
完璧なルックス、聡明、実家は裕福というまさに非の打ち所がない32歳の独身男性で、仕事も恋愛も自由に重きを置いています。
これまで多くの女性と恋愛をしてきたものの深い関係は望んでおらず、義務や責任を追わされることを嫌う自由恋愛主義者です。
ところが、ひょんなことから出会ったヨンウンという女性の存在が彼の人生を狂わせます。

ファン・チスク役/チェ・ヒソ

俳優情報
- 韓国語表記:최희서
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1986年12月24日
チェ・ヒソは、小学校2年生からの5年間を日本で過ごし、中学校と高校はアメリカで過ごしたため、韓国語、英語、中国語、日本語、イタリア語の5ヶ国語を話すことができます。
【今、別れの途中です】では、ファッション会社ザ・ワンのデザインチーム総括理事ファン・チスク役を演じています。
ザ・ワンの代表の長女であり、ヨンウンとは高校時代の同級生の38歳です。
オーナーの娘として何一つ不自由のない生活を送ってきましたが、”ザ・ワンの理事”という肩書きだけで実際の仕事は何もなく、日々嫉妬や劣等感を抱きながら孤独に生きています。
ソク・ドフン役/キム・ジュホン

俳優情報
- 韓国語表記:김주헌
- 出身:韓国・慶尚北道
- 生年月日:1980年3月1日
キム・ジュホンは、舞台俳優出身で遅咲きではあったものの、【浪漫ドクターキム・サブ2】(2020)や【サイコだけど大丈夫】(2020)で一躍有名になりました。
【今、別れの途中です】では、ファッションショーなどの企画・運営をするビジョンPRの代表取締役ソク・ドフン役を演じています。
ユ・ジェグクの兄とは中学校から大学までずっと一緒だった40歳の男性で、ジェグクとは実の兄弟のように仲良しです。
職業柄、気難しいクライアントやセレブとのやり取りも多い中、間に入って問題を解決する能力に人一倍長けていたことから、ビジョンPRをここまでの会社に育てることができました。
仕事一筋で独身を貫いてきましたが、チスクの存在が彼の人生を複雑にしていきます。
チョン・ミスク役/パク・ヒョジュ

俳優情報
- 韓国語表記:박효주
- 出身:韓国・釜山広域市
- 生年月日:1982年10月8日
【追跡者 チェイサー】(2013)のチョ刑事役で有名なパク・ヒョジュが演じるのは、ヨンウンとチスクの高校時代の同級生。
38歳の専業主婦で、自分のやりたいことや欲しいものよりも子供や家族を第一に考えており、義理の両親に70歳の旅行をプレゼントすることを最優先としています。
そんな良妻賢母そのもののようなミスクですが、実は高校時代には不良生活を送っており、分別のないチスクの髪の毛を掴み上げたりしていたことも。
専門学校を卒業後、モデル活動をしていたところにビジョンPRの社員だったクァク・スホと出会い結婚に至ります。
クァク・スホ役/ユン・ナム

俳優情報
- 韓国語表記:윤나무
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1985年8月13日
【浪漫ドクター キム・サブ】(2018)で知られる舞台俳優出身のユン・ナムが演じるのは、ビジョンPR企画チーム次長。
ミスクの36歳の夫でもあり、男前で寛容なふりをしていますが、本当は涙もろくて臆病なところがあります。
特に妻ミスクのことを1番恐れており、年々強さを増して荒々しくなるミスクには頭が上がらず、会社だけが唯一の安息地です。
そんなある日、ミスクと激しい衝突を起こして「この女は狂っているのか?」と思った矢先、衝撃の事実を知ることになります。
ファッション会社ザ・ワンの人々
ファン代表役/チュ・ジンモ

俳優情報
- 韓国語表記:주진모
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1958年2月26日
チュ・ジンモは、舞台俳優からキャリアをスタートさせた印象派俳優で、脇役ながらも強い印象を残すことで知られており、中でも特徴的な声のトーンをしていることから顔は知らなくても声を聞くとわかると言われるほど。
【今、別れの途中です】では、ファッション会社ザ・ワンのファン代表役を演じています。
チスクとチヒョンの68歳の父で、一代でザ・ワンを立ち上げた努力家です。
ヨンウンの能力の高さこそ認めてはいるものの、あくまで彼女の役目は子供たちのサポートであり、会社は子供たちに継いで欲しいと考えています。
とはいえ、肝心の子供たちの素質には問題があり、長女チスクには見込みはなく、弟セフンに会社を継ぐ気などなさそうなのが問題です。
ファン・チヒョン役/セフン

俳優情報
- 韓国語表記:세훈
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1994年4月12日
セフンは、SMエンターテイメントの男性アイドルグループEXO、EXO-K、EXO-SCのメンバーで、リードラッパーとリードダンサーを務めています。
【今、別れの途中です】では、ザ・ワンの新入社員ファン・チヒョン役を演じています。
ザ・ワンの代表の息子で、チスクの32歳の弟であるチヒョンは姉とは正反対で、頭脳明晰で空気を読むのを得意としながらも言いたいことはハッキリと言える世渡り上手です。
無論、父からは会社の後継ぎとして期待を寄せられていますが、仕事第一の父のような人生は送りたくないとの考えから、近いうちに世界中を旅して暮らしたいと目論んでいます。
コ・グァンス役/チャン・ヒョクジン

俳優情報
- 韓国語表記:장혁진
- 出身:韓国
- 生年月日:1971年8月16日
韓国のスティーブ・マックイーンと呼ばれるチャン・ヒョクジンが演じるのは、ザ・ワンの生産部本部長。
55歳で生産部本部長という肩書きを持ってはいますが、自分には能力がなく、日々クビになることを恐れています。
しかし、子供たちを育て上げるまでは何としても耐え抜かねばならないため、少しでも自分を良く見せようと必死です。
そのための手段は選ばず、自分より偉い人や優れた人の意見、企画などは脇に置いておくことで彼らを貶めています。
オ・インア役/ソン・ユヒョン

俳優情報
- 韓国語表記:송유현
- 出身:韓国
- 生年月日:1983年1月8日
韓国芸術総合学校で演技の学士号を取得しているソン・ユヒョンが演じるのは、ザ・ワンのセカンドブランド〈ラモン〉のデザインチーム長およびランチングブランド〈クレルメリ〉のチーム長。
10年間も公務員試験の準備をしている夫と、3歳の息子を養う32歳のキャリアウーマンです。
日々の生活に余裕がないことを理由に、反省も謝罪もしない傲慢さがあります。
ナム・ナリ役/キム・ボジョン

俳優情報
- 韓国語表記:김보정
- 出身:韓国・慶尚北道
- 生年月日:1988年12月14日
キム・ボジョンは舞台女優からキャリアをスタートさせ、【ヨンパリ~君に愛を届けたい~】(2015)や【愛はビューティフル、人生はワンダフル】(2019)などで知られています。
【今、別れの途中です】では、ザ・ワン〈ソノ〉のチーム課長ナム・ナリ役を演じています。
30歳のキャリアウーマンで、教育ママの元で育ったため正しい答えを選ぶのは得意です。
優れた才能で〈ソノ〉を導くヨンウンを心から信じて頼りにしていますが、国内ブランドと社会人の限界を痛感する出来事を機に、正解を選ばなければいけなくなりました。
これまでなら正解を選ぶことなど容易だったナリですが、ヨンウンと出会ったことで必ずしも答えがあるわけではないと悟り、キャリアを失うかもしれない危険な選択に悩まされます。
チョン・ソヨン役/ハヨン

俳優情報
- 韓国語表記:하영
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1993年8月12日
ハヨンは、【ドクター・プリズナー】(2019)でデビューを果たした女優で、アメリカでの大学院留学の経験があり、NYの3大名門デザインスクールの1つであるスクール・オブ・ビュジュアル・アーツにて美術を専攻していました。
【今、別れの途中です】では、ザ・ワン〈ソノ〉のデザインチームの最年少社員チョン・ソヨン役を演じています。
25歳の現代っ子で、今時の子らしく過度に期待もせず堅実に生きており、仕事に関しては自分のすべきことさえ上手くいけばいいとの合理的な価値観を持っています。
しかし、代表の息子チヒョンから「なぜ自分に関心を持たないのか」と問い詰められると、戸惑いを隠せないのでした。
アン・ソンジュ役/ムン・ジュヨン
俳優情報
- 韓国語表記:문주연
- 出身:韓国
- 生年月日:1992年12月4日
モデルとしても活動するムン・ジュヨンが演じるのは、ザ・ワン〈ソノ〉のチーム代理。
29歳の〈ソノ〉のデザイナーで、自分の感情と欲望に素直なところがあり、思ったことは何でも口にするのが特徴的です。
デザイナーとしての誇りは持っているものの、ザ・ワンに対して人生を捧げるほどの義理は感じていません。
根拠のない夢や希望を語るよりも早く出世して、ヨンウンのような高級アパートに住み、自分のデザインを世に出したいと考えています。
ハ・ヨンウンの周辺人物
カン・ジョンジャ役/ナム・ギエ

俳優情報
- 韓国語表記:남기애
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1961年9月13日
ナム・ギエは、【太陽の末裔】(2016)や【あやしいパートナー】(2017)などを始めとする数々のドラマで主人公の母親役を演じており、主人公に苦難を与える嫌味な母親役から柔和な母親役まで演じ分けてきました。
【今、別れの途中です】では、ヨンウンの母親カン・ジョンジャ役を演じています。
ヒルズデパート文化センターで働く67歳の主婦で、教師の夫とバリバリのキャリアウーマンの娘がいるため周囲からは羨ましがられますが、彼女は過ぎ去った人生が惜しくてたまりませんでした。
夫が無事に定年退職して自分の役目も果たしたため、新しい人生を生きなければと考えていた矢先、ジェグクの母ミン(チャ・ファヨン)と出会ったことで考えが一変します。
同世代にもかかわらず上品で優雅なミンと親友になり、ミンに触発されたジョンジャは完璧に新しい人生を始めることを考え始め、夫と別れて娘ヨンウンをジェグクと結婚させたいとの思いを密かに寄せていました。
ハ・テクス役/チェ・ホンイル

俳優情報
- 韓国語表記:최홍일
- 出身:韓国
- 生年月日:1963年1月23日
【浪漫ドクター キム・サブ2 】(2018)で印象的な演技を見せつけたチェ・ホンイルが演じるのは、ヨンウンの父親。
定年を1ヶ月後に控える64歳の中学校の教頭で、天性の堅物で融通が効かないことから校長にもなれず、教頭のまま定年退職を迎えます。
退職金は貰えるとはいえ、身の程知らずの兄の借金の保証人になってしまったことから手元に残ったのは、築年数の古いわずか33坪のアパートだけ。
それでも退職後はこれまで苦労をかけた妻ジョンジャを労い、共に旅行へ行こうと計画していたところ、突然の別れを切り出されてしまいました。
ユン・ジェグクの周辺人物
ミン・ヘオク役/チャ・ファヨン

俳優情報
- 韓国語表記:차화연
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1960年1月25日
【帝王の娘 スベクヒャン】(2015)や【紳士とお嬢さん】(2021)で有名なチャ・ファヨンが演じるのは、ジェグクの母親。
流通業を営む家系の66歳の末娘で、幼い頃からきちんとした教育を受けて育ちました。
裕福だからといっておごることもなく、心優しい謙遜家であり、体の不自由な人のためのリハビリセンターでボランティア活動を行なっています。
一見すると、何不自由のない生活を送るように見えるミンですが、女性としてはとても辛い思いをしており、死に際まで他の女性を愛した夫から貰えなかった愛は子供へと向かい、それは執着へと変わっていきます。
ヨンウンの母ジョンジャとはヒルズデパートで出会い、互いの苦労を分かち合ったことから親友となりました。
ユン・ソンチョル役/イ・ジョンギル

俳優情報
- 韓国語表記:이정길
- 出身:韓国・黄海道
- 生年月日:1944年10月1日
イ・ジョンギルは、1965年から俳優としての活動をスタートさせた俳優で、【花より男子-Boys Over Flowers】(2009)や【スイッチ】(2018)で知られています。
主に知的で重みのある役を演じることが多く、大統領や国会議員、皇帝などの身分の高い役を演じてきました。
【今、別れの途中です】では、ジェグクの父親役を演じています。
ユン・スワン役/シン・ドンウク

俳優情報
- 韓国語表記:신동욱
- 出身:韓国・ソウル特別市
- 生年月日:1982年9月14日
シン・ドンウクは、2002年に舞台俳優としてデビューを果たすと、186cmの長身と爽やかなルックスで注目を集め、【香港エクスプレス】(2005)で頭角を表し始めます。
ヨジンの弟役で出演した【悲しみよ、さようなら】(日本未放送)の視聴率が30%を超えたことから一躍有名になり、【ソウルメイト】(2006)では初の主演を務め、数多くの女性ファンを獲得しました。
【今、別れの途中です】では、ジェグクの兄ユン・スワン役を演じています。
シン・ユジョン役/ユン・ジョンヒ

俳優情報
- 韓国語表記:윤정희
- 出身:韓国・京畿道
- 生年月日:1980年12月21日
【神様、お願い】(2009)で脚光を浴びたユン・ジョンヒが演じるのは、ヒルズデパートの常務理事。
ヒルズグループの一人娘で、インスタフォロワー60万人を誇る40歳のインフルエンサーでもあります。
知性と人柄の全てを兼ね備え、優れた感覚でトレンドを発掘し、ボランティア活動にも精を出しています。
ジェグクとは家族ぐるみの付き合いで、ジェグクの年に一回の帰国時には気軽に様子を聞く間柄です。
そんなある日、ジェグクの頼みで参加したザ・ワンの新作発表イベントにてヨンウンと出会い、ヨンウンの隣にいるジェグクを見て、忘れていた感情が湧き上がります。
その他登場人物
ソ・ミンギョン役/キ・ウンセ

俳優情報
- 韓国語表記:기은세
- 出身:韓国・大邱広域市
- 生年月日:1983年4月8日
キ・ウンセは、【透明人間チェ・ジャンス】(2007)でデビューを果たした女優で、2012年から精力的に始めたSNSでインフルエンサーとして有名になりました。
【今、別れの途中です】では、ファッションショーなどの企画・運営をするビジョンPRのマーケティングチーム代理ソ・ミンギョン役を演じています。
容姿端麗な33歳のキャリアウーマンで、30年以上生きてきて得た処世術で賢く振る舞います。
それでも足りない部分は上司のスホから学んでいますが、スホと2人きりの時間が増えるうちに一線を超えてしまいました。
ヘリン役/ユラ

俳優情報
- 韓国語表記:유라
- 出身:韓国・蔚山広域市
- 生年月日:1992年11月6日
ユラは、女性アイドルグループGirl’s Dayのメンバーで、サブボーカルとメインダンサーを務めています。
【今、別れの途中です】では、インフルエンサーのヘリン役を演じています。
生まれながらの美貌と、努力を惜しまぬ姿勢でインスタフォロワー100万人を超える29歳のセレブです。
スポンサーの広告主の間では気難しいことで有名なヘリンですが、それは彼女がセレブの地位を維持するためのプロ根性からであり、決して安請け合いはしません。
- チョ社長役/イ・ドヨプ
- チェ・ジヨン役/パク・ボギョン
- ジミー役/キム・ドゴン
- クァク・ジミン役/ノ・ハヨン
- イ・ソンミン役/チェ・ヒョウン
- チョイさん役/キム・ヨンア
- キム・ソヒョン役/パク・ミスク