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【アウトランダー】シーズン6第5話ネタバレと解説 現代からやってきた男の正体は?

アウトランダーシーズン6ネタバレ ファンタジー
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【アウトランダー】シーズン6第5話「我に自由を」ネタバレとレビュー。1946年にカローデンの戦いで惨敗したチャールズ・スチュワートがスコットランドから逃亡した経緯が語られた。一方、今の時代では、ジェイミーとクレアはフロ-ラの会に出席するためウィルミントンを訪れていた。

「アウトランダー」オフィシャルサイト

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あらすじ

1746年6月、カローデンの戦いで敗れたチャールズ・スチュワートはフローラ・マクドナルドという女性ともうひとり、男の召使と共に明け方 スコットランドから船でスカイ島に脱出しようとした。

しかし、もし見つかれば捕えられることは間違いないと、フローラの案でチャールズは不満を漏らしながらも女装していた。

船の側では赤軍服が見回っていたが、フローラのおかげで無事船に乗りスコットランドを後にする。

そして、今。

ジェイミーから、先住民との仲介役を辞任するという手紙を受け取っていたマーティン総督は、友人であるジョン卿を呼び出しジェイミーの忠誠心を確かめるよう命じる。

しかし、ジョン卿は「彼は王への誓いを破る男ではない」とジェイミーを擁護する。

一方で、クレアとジェイミーはフローラの会に出席するためウィルミントンに来ていた。

フローラの会に出席する前に、ジェイミーはハーネットに誘われて酒を交わしに、クレア薬草店に行く。

ジェイミーは、フローラと久しぶりに会うのを楽しみにしていたが、何よりファーガスはフローラと彼女の冒険談を崇拝していたが、彼は既にニューバーンに向かった後だった。

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【アウトランダー】シーズン6第5話ネタバレと解説

自由の息子たち

クレアはジェイミーに、自分の時代でのフローラの話をした。

フローラがビスケットの缶に描かれていること、彼女がチャーリーと船に乗る姿はスコットランドの反骨精神の象徴になったこと。

しかし、この時代での彼女は忠実な国民たちに向け、王への忠誠を説く立場だった。

ここでは、かつてのジャコバイトが王党派になり新生活を築いていたのだ。

彼らはチャーリーの元で戦い、破れた後に刑務所で鞭を打たれていたこともあり、王党派にならなければ失うものが多すぎた。

ところが、全てが王党派と言う訳ではなく、”自由の息子”と呼ばれている独立派(反乱軍)は身を潜めながらも、密かにその機会を狙っている。

ジェイミーを誘ったハーネットという人物もそのひとりで、ジェイミーとは手紙のやり取りを行ってはいたが2人が顔を合わせるのは今回が初めての様だった。

ハーネットと待ち合わせたのは、ジェイミーとクレアが宿泊してるホテルの1階にあるバー。

ジェイミーはハーネットの顔を知らないものの、彼と一緒にいた男の雰囲気ですぐにわかった。

ハーネットはジェイミーの真意と誓いを破る覚悟、そして彼の目を見て本気で独立派に加わることを察し、その日の晩に行われると言う集会への参加を促す。

フローラの会

フローラの会にはジョン卿やジョカスタとその夫イネスもやって来ていた。

クレアは、目の痛みを訴えるジョカスタに薬を処方するため、フローラとジョカスタと共にガゼボに向う。

ガゼボとは

ガゼボとは西洋式の庭園や公園にある西洋風”四阿あずまや”と呼ばれる建屋のこと

ジョカスタの治療は、乾燥させた麻の花をパイプに入れて煙草のように吸うものだった。

ワインを片手にフローラは、クレアとジョカスタに本意を話し始める。

チャールズとは政治観が違うこと、チャールズとは恋人同士で関係があると思われていること、自分の名前がチャールズと共に残るのは憂鬱であること、チャールズは人の上に立てないと思っていることなど、酒の勢いではなく本心を話した。

その時、クレアが「チャールズは本気にしない。彼はイタリアで酒に溺れていると聞いた」と話すと、ジョカスタが話をすり替えた。

「彼女は何度か栄誉にあずかっている」クレアのことを称える。

クレアは「カローデンのことは栄誉とは言い難いけど、ヴェルサイユでは……」と話しかけて辞める。

ジェイミーを助けるためフランスの王に体を許したことを思い出してしまったのだ。

この件はクレアの中では忘れ去られた記憶だったはずだったが、あの事件があって以来、こういう記憶が彼女を苦しめるようになる。

ジョカスタをフローラに頼み、クレアは「麻の花を摘む」という名目でひとり残り麻酔薬を使って眠った。

”あの事件”でクレアの心はボロボロになっただけではなく、睡眠薬の常用も彼女の体をも蝕んでいるのかもしれない。

ジョン卿とジェイミー

ジョン卿は総督に「ジェイミーは決して誓いを裏切らない男」と断言したが、実際のジェイミーは反乱軍に加わっていた。

その件についてクレアは、騒動に巻き込まないためにもジョン卿とリッジの人々には真実を話すべきだと助言する。

ジェイミーは、ジョン卿に話しをしたが当たり前の如く意見は相違する。

ジェイミーは未来にアメリカが独立することを知っているが、ジョン卿は反乱軍が負けると思っているためジェイミーの身を案じた。

ジェイミーはジョン卿に「集会に一緒に来てほしい」と言ったが、ジョン卿は「植民地が独立するなど到底考えられない」と、2人は決別した。

ただ、ジョン卿はジェイミーのための時間稼ぎだけ約束してくれた。

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【アウトランダー】シーズン6第5話の解説

ジョカスタの真意

ジョカスタはフローラの資金を提供していたようだったが、後にジョカスタの召使メアリーから「マータフの死後からジョカスタの様子がおかしい」ことを聞かされる。

ジョカスタはフローラに資金提供するほか、「国王万歳」をいう旗を上げた船に乗る女性の描かれている。

その絵はジョカスタが持ち込んだもので、絵はあきらかにフローラを示している。「国王万歳」と書かれてはいることから王党派とも見えるが、実際はフローラがチャールズを逃がした時の絵のように見える。

マータフは反乱軍を率いる独立派だったが、ジョカスタは一体どちら側なのか。彼女がファーガスを使って何をしようとしているのか?

別の時代からやってきた男

クレアとジェイミーがリッジに戻ろうと馬車に乗った時、「ボギー大佐」の口笛が聞こえた。

クレアはすぐに反応したが、「きっと風の音ね」と思い込んだ。

しかし実は、冒頭でフローラの部屋に泥棒が入りエメラルドのネックれるが盗まれる事件があった。

泥棒は捕まりネックレスも戻ってきたものの、エメラルドがひとつ失ったままだったのだ。

そのエメラルドを盗んだ男は牢に入れられていたが、その男こそが「ボギー大佐マーチ」を口ずさんででいた男だった。

男は未来からやってきた。

なぜなら、「ボギー大佐マーチ」は1914年にF.J.リケッツ中尉(ペンネーム:ケネス・アルフォード)によって書かれた英国軍の行進曲であり、今クレアがいる時代にはまだこの曲は存在していないからだ。

1914年といえば、第一次世界大戦がはじまった年で、当時この曲は最も人気のある曲となった。その後は、映画「戦場にかける橋」でも使われたことでも知られている。

その男がいた時代は不明だが、「ボギー大佐マーチ」を知っていると言うことは1914年以降であることははっきりしている。

ラストで男が振り向くシーンがあったが、一瞬のことで顔ははっきりと分からない。

ボサボサの髪と薄汚れた服、手にはフローラから盗んだと思われるエメラルドが握られていた。

少なくとも、石をくぐるのに”宝石が必要”だと知っていることは間違いない。

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まとめ

今回、ブリアナ2人目の妊娠も発覚した。

喜びの状況の中、マルヴァの危ない思考も浮き彫りとなる。

マルヴァは、まだ建築途中の教会の中で男と関係を持とうとしている所をロジャーに見られ、逆に「エイミーとキスしてたと言う」と脅す。

(おそらく前回のクレアとジェイミーの戯れのシーンを見て欲情した?相手は誰でも良かったのかも)

ロジャーがエイミーの家に”いりびたり”の状態になっていることを逆手にとってのことだったが、ロジャーはエイミーの手助けをしているだけだ。

しかしながら、ロジャーの行動も行き過ぎではある。

ただ、そうなったのには原因がある。

マルヴァが、エイミーかロジャーに”愛のまじない”を掛けたかもしれないからだ。

ブリアナが水車を作るための場所を、マーサリやリジー、マルヴァと探している時にその痕跡が見つかった。

使われたものは人の骨と平たい石、乾いた海藻などでマーサリはそれが北風の毒と呼ばれる”愛のまじない”であることをすぐにわかった。

リジーは、「きっと漁民よ。迷信深い人たちだから」と話していた。その直後、リジーは急に具合が悪くなる(それまでは元気だったし、具合が悪そうな予兆が全く無かったのも気になる)

そしてその後に、マルヴァが川岸に貼ってあるテントの中に入り、死亡している老人の指を切断しているシーンもあったことから、彼女が”まじない”に関係していることは間違いないと思われる。

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新キャスト発表

【アウトランダー】シーズン7から登場する新キャストが発表された。

「わたしを離さないで」のイゾベル・ミークル=スモール、「スノーホワイト」のジョーイ・フィリップスの出演が決まった。

2人は兄妹で、それぞれイゾベルがレイチェル・ハンター役、ジョーイがデンゼル・ハンター役を演じるとのこと。

2人はクェーカー教徒で、ヤング・イアンが負傷したウィリアムを彼らの農場に連れていったことから、静かな暮らしが一変すると米Deadlineが報じている。

デンゼル・ハンターは医師で、ボストンとロンドンで医学の修行を積んできた。自由を固く信じ外科医として独立軍に参加する準備をしている。妹のレイチェルは控えめだが、燃えるような精神の片鱗を見せ、ウィリアムとヤング・イアンに憧れを抱かれるようだ。

2人は【アウトランダー】シーズン7から登場する。

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本ページの情報は2022年7月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービス公式サイトにてご確認ください。