【アウトランダー】シーズン6第4話ネタバレとレビュー イアンに何があったのか? | Dramas Note
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【アウトランダー】シーズン6第4話ネタバレとレビュー イアンに何があったのか?

アウトランダーシーズン6ネタバレ海外ドラマ
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【アウトランダー】シーズン6第4話「狼の刻」ネタバレとレビュー。ロジャーと引き換えにモホーク族に残ったイアンが、突然リッジに戻ってきた理由はずっと分からずにいました。しかし今回、その理由が全て明かされることになります。

「アウトランダー」オフィシャルサイト

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【アウトランダー】シーズン6第4話「狼の刻」あらすじ

ジェイミーは、ファーガスを交易品の売買の後、ジョカスタの元に行くよう言いました。

彼を少しでも心配事から遠ざけたいというジェイミーの親心からで、ファーガスもイェイミーの思いを分かっていました。

彼は立ち直ろうとしていました。

そんな中、ジェイミーはイアンを連れ、総督から届いたライフル銃20丁をチェロキー族に届けるため村に向かいます。

村に到着すると、イアンはモホーク族の象徴である”3本羽根の頭飾り”が置かれた馬を見つけ険しい表情を見せました。

すると男がイアンに話しかけてきます。

「オクワホ・ロホチーア 久しぶりだ 狼の兄弟」

イアンは答えませんでした。

その日の夜、イアンはジェイミーに自分がリッジに戻ってきた理由を話し始めたのです。

「まだモホーク語が上手に話せなくて、発音もうまく出来なっった頃エミリーと呼んでたーーー。」

Hulu

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【アウトランダー】シーズン6第4話ネタバレと解説

イアンの過去

イアンは前回、マーサリに「僕にも妻と子がいた」と話していました。

妻子がいるのになぜ彼はリッジに戻ってきたのか?

イアンはモホーク族の儀式を行い、正式に家族として迎えられ「オクワホ・ホロチーア」という名も授けられました。

モホーク族は女性が夫となる男性を選ぶという風習で、イアンは”エミリー”と呼んでいたワヒオンハウェから見初められ結婚します。

ワヒオンハウェはすぐに妊娠しましたが、残念ながら死産になってしまいました。

イアンは”娘”を抱くことも顔を見ることも出来ないまま、子は埋葬されてしまいます。

その後、ワヒオンハウェはまたすぐに妊娠しましたが、再び流産してしまいました。

2度も子を失ったため、「男の魂が女より弱いから子が授からない。仲間の元へ戻れば魂は強くなる」という言われ、イアンはモホーク族から追い出される形になってしまったのです。

妻もそれに同調したことにより、イアンは妻も子も失うことになってしまったのです。

イアンが村を出ると同時に、ワオヒンハウェはイアンと”狼の兄弟”であったカヘロトンと再婚し、男児を儲けました。

村を追われるどころか、兄弟同然だったカヘロトンに妻を取られてしまったのです。

イアンには、裏切られたという思いと”娘”に会うことも出来なかった思いが心に深く残っており、洗礼を受けられず名前も無かった”娘”にイシャベイルという名を付けました。

ジェイミーの経験が彼らを救う

ファーガスの場合もそうですが、イアンの気持ちはジェイミーにも良く分かっていました。

ファーガスがマーサリを守れなかったことに責任を感じて酒に逃げていたことと、今回クレアをブラウンから守れなかったこと。

かつて関係を持った女性との間の娘”フェイス”を亡くしたことや、一度クレアを未来に戻して失っているのでイアンの気持ちは痛いほどよく分かっているはずです。

ジェイミーの「どれだけ生きるかは神は決める。フェイスにイシャベルを捜せと頼もう」という言葉にイアンは、すがりたいという表情をしました。

ジェイミーのアドバイスによりファーガスは自分を取り戻しつつあり、イアンもワオヒンハウェを忘れ前に進む決心が出来たようです。

フレーザーズリッジに漂う不穏な空気

数日後、ジェイミーはリッジに戻ってきました。

予定より1日遅れたため、クレアはマーサリの代わりに弟子になったマルヴァに片づけを頼み、馬小屋に向かいます。

帰りを待っていたかのようにクレアはジェイミーにキスをして、2人はその場で愛を確かめ合います。

しかし、その様子をマルヴァがこっそり見ていたのです。

マルヴァは父トムから厳しく育てられており、独身男性と2人で居るだけでも”ふしだら”と罰を与えられます。

そのため、彼女は”男女の関係”に深く興味を持っているのかもしれません。

そして、そのターゲットと見ているのが若い男性ではなく、ジェイミーなのでは?と思えるほど。

クレアに近づいたのも、医学を覚えると言うよりもそれを口実にしてフレイザーズ家に出入りしているようにも見えます。

今後、クレアがマルヴァを平手打ちするシーンがありましたが、そこで何があったのか?

マルヴァが出入りしてる理由と繋がるのかもしれません。

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【アウトランダー】シーズン6第4話レビュー

ずっと気になっていたイアンのことが分かりました。

家族として迎え入れてくれたはずなのに、2度も子を失ったことで「儀式をしたからといって完全なモホーク族にはなれない」というのも裏切られたという思いが強かったはずです。

儀式で「これで白人の血は一切なくなった」と言われたのに、子が出来ないと分かると村を追われるのは理不尽すぎます。

しかも、妻が選んだ相手が兄弟同然だったカヘロトンとはーーー。

イアンは、そんな重荷をずっと背負っていたのでしょう。

それでも、今回で前を向くことが出来たのはやはりジェイミーのおかげと言っていいでしょう。

彼も多くのものを失い”死”を望むほど諦めていた過去があったからこそで、それでも誰かに助けられてここまで生きてきたのだと思います。

さて、ジェイミーはブリアナから先住民の未来についての”歴史”を聞かされ、妻と娘が夢に見たということにして「60年後に先住民は遠くの土地に追いやられ多くの人々が亡くなる。」と、”朝に鳴く鳥”に話しました。

ジェイミーとクレアは、今まで何度も歴史を変えようとしてきましたが、何も変わらなかったので、朝に鳴く鳥に話したとしても、これで歴史が変わるとは思えません。

それでも、ジェイミーは彼らの未来を救いたいという思いがあったはずです。

いずれにしろ、アメリカ独立戦争は目前に迫っています。

この戦いがどうなるのか、気になった方は是非調べてみてください。

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本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービス公式サイトにてご確認ください。