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『プリズン・ブレイク』シーズン3ネタバレ徹底解説。混沌のSONA刑務所から脱獄!サラ死亡は復帰への伏線?

プリズンブレイクネタバレ アクション
©Dramas Note

プリズン・ブレイク(出典:Amazon)

『プリズン・ブレイク』シーズン3ネタバレ。

舞台をパナマへ移し、愛するサラを守る為にSONA刑務所に収容されてしまったマイケルは、”組織”に強要され重要人物とするウィスラーの脱獄に手を貸す羽目に。

新たに霊長類最強の女性エージェント、グレッチェンがマイケル達の強敵として立ちはだかる『プリズン・ブレイク』シーズン3を解説。

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『プリズン・ブレイク』シーズン3のネタバレ

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マイケル、マホーン、ベリック、Tバッグは呉越同舟仲良くSONA刑務所に収監されてしまう。

そこは、刑務所とは言っても元麻薬王ルチェロが刑務所内を取り仕切る無法地帯で、刑務官はおらず、外壁をパナマ軍が厳重に警備していた。

Tバッグはドラえもんのスネ夫のごとく早速ルチェロに取り入り、身の安全を確保するのだった。

一方、スーザン(グレッチェン)と名乗る女性がリンカーンに近づき、L.Jとサラを人質に捕らえた事をリンカーンに告げるのだった。

SONAの掟

ここSONAでは決闘を申し込まれた者は、相手が死ぬまで戦うというルールだった。

SONAに収容されて早々決闘を申し込まれたマイケルだったが、マイケルが決闘相手を殺すのをためらっている所をマホーンが相手を殺して事なきを得るのだった。

マイケルは脱獄する気は無かったが、兄リンカーンとの面会でL.Jとサラが組織に捕らわれている事を知らされ、ウィスラーを連れての脱獄を強いられる。

一方ベリックは、汚水処理の作業に追いやられるが、地下での作業中にある男を目撃する。

その男が皆が探しているウィスラーだと知ったベリックは、彼の存在をマイケルに教えた。

マイケルは、刑務所内で起きていた水が出なくなるトラブルを、少年マクグレディを使ってかき集めた酒を利用し水道管を爆発させて解決。

懸賞金のかかっていたウィスラーの安全をルチェロから確保するのだった。

最初の脱獄

サラの首を見せられ、サラを殺されたと知りつつ息子L.Jを救出する為に必死で奔走するリンク。

しかし、6話の最後で遂にサラは死んだとマイケルに事実を告げる。

サラが殺害されて怒ったマイケルは、全てはウィスラーのせいだと決闘を申し込む。

だがこれは、囚人達を外に集めパナマ兵達の注意を引き付ける為だった。

太陽が監視塔を直撃し、警備兵が目くらましを食らう時間を狙って脱獄を計画するが、太陽が雲に邪魔されて陰り、マイケルとウィスラーは脱獄を取り止めた。

マイケルとウィスラーは本当に決闘する羽目になったが、決闘の途中で壁に掛かった脱獄用のロープが監視員に見つかり、パナマ兵が刑務所の中庭に突入する。

パナマ軍に突入された事により、威信を失ったルチェロはマイケルと脱獄すると言い出し、かってA棟とB棟を繋いでいて現在は途中で塞がれている地下通路の存在をマイケルに教える。

マイケルは天井に穴を開けて脱獄するという。

1度目の脱獄失敗にいら立つ将軍クランツは、グレッチェンにウィスラーの脱獄を催促し、グレッチェンはヘリに火器を積んで上空から強行突入し、ウィスラーを救出しようとする。

刑務所内でルチェロのみが所有する携帯電話で兄と会話したマイケルは、自分達は用済みとされ消される事を悟り、組織のメンバーがSONA刑務所の上空からヘリでウィスラーを救出しようとするのを、ウィスラーにしがみついて阻止した。

ヘリによるウィスラー救出は失敗。

マイケルとウィスラーは捕らえられ尋問にかけられた。

マイケルは甥のL.Jが捕らえられていて、グレッチェンに脅迫されて止む無くウィスラーの脱獄に手を貸したと話すと、司令官サバラはグレッチェンを捕えて拷問に掛ける。

しかし、L.Jを監禁している場所へグレッチェンを連れて行こうとして、逆に騙されて誰もいない場所へ誘導され、逆グレッチェンとその仲間に倒されてしまう。

一方、吐しゃ物を踏ませてしまったサミーの手下に決闘を申し込まれたベリックは、アセトンを使って決闘相手を失神させて倒す。

同じ手でサミーを倒そうとするもアセトンはないまま決闘へ、寸でのところでルチェロとのトラブルでサミーが決闘を止め、ベリックはここでは助かる。

ルチェロに代わって、一旦はSONA刑務所のリーダーとなったサミュエルは、マイケルに天井を案内させる。

しかし、我先に脱獄しようとしたサミュエルは、天井が崩落して死んでしまった。

ボルトを見つめるマイケル。

どうやら天井崩落のトリックは、シーズン1で見栄えの悪いタージ・マハルの模型を壊した理屈と同じらしい。

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天井に向けて穴を掘っていたマイケル達だったが、突然の豪雨がSONA刑務所を襲い、予定を早めて夜間に脱獄を決行。

最初に天井を抜けたルチェロ、Tバッグ、ベリックはマイケルに騙され、囮として捕まってしまう。

パナマ兵達が彼らを巡って右往左往。

その隙を狙って逃亡に成功したマイケル、リンカーン、マホーン、ウィスラー、マクグレディの5人は、海岸に向かい埋めて置いた酸素ボンベを使ってブイまで泳ぎ、ブイでスクレがチャーター船で迎えに来るのを待った。

ところが、スクレは捕まっていて船を出せない。

チャーター船が使われていないのを不審に感じたマクグレディの父親が、機転を利かしてマイケル達を助ける。

この父親が切れ者で、息子とトラックで逃亡する際の積荷は犬の鼻を眩ます肥料という念の入れよう。

マクグレディは無事実家へ辿り着き、これ以降のシーズンには一切登場しない。

SONA刑務所で出た死者の墓堀人を偽装して、マイケル達に協力していたスクレは、軽犯罪の容疑でSONA刑務所の警備兵捕まって警備室に拘留されていた。

しかし、マイケル達の脱獄騒ぎでスクレに構っていられない警備兵に、刑務所のオフィスから釈放されそうになる。

ところが、解放される直前にあろう事か脱獄に失敗しパナマ兵達に拷問されていたTバッグに目撃され、正体をばらされてしまった。

マイケル達の脱獄の囮とされた腹いせか?

スクレは最後まで口を割らず、SONA刑務所に収監されてしまった。

このスクレの義理堅さはTバッグと好対照。

SONA刑務所に取り残されたルチェロ、ベリック、Tバッグ。

Tバッグは金を払えば刑務所から逃して貰えるとルチェロを騙し、騙された事を悟ったルチェロはTバッグに抵抗せずに殺されてしまう。

そして、彼の手元にはウィスラーが脱獄時にうっかり落としてしまった重要な情報が記載されている鳥の本が……。

ウェストモアランドの500万ドルの時と同様、またしても大事な物はTバッグの手に渡った。

一方、別行動となったマホーンの元へウィスラーが近づき、組織へとマホーンを勧誘。

彼は誘いに乗り再び組織に加わった。

L.J、ソフィアとウィスラーの交換に臨むマイケル達は、狙撃されないように所持品チェックのゲートがある博物館に誘い出す。

更に、出入口での退出時の狙い撃ちを避けるために、マイケルは展示品のガラスを割って警報を響かせ、警備員を出動させたうえで館内からの退出を図った。

マイケル、リンカーン、L.J、ソフィアは館内から退出するも、喧騒の中なお食い下がって狙撃しようとするグレッチェンの手下によってソフィアが負傷。

しかし彼女は軽傷で病院に。

L.Jが戻り「もう組織と関わるのは止せ」と、リンカーンはマイケルを止めようとするがサラへの復讐の為、組織に立ち向かおうとするマイケルだった。

実はサラは殺されていない

段ボール箱を開けてサラの首を確認するリンカーンは識別能力低すぎ。

映像を止めて確認したが、サラの特徴は顎、鼻、額など顔の各パーツが丸い。

それに比べて箱の中の首は、鼻や顎が鋭角なのが見て取れる。

メイキングスタッフがサラに似せて作ったとは思えない。

L.Jサラの首を落した、目を閉じていても音が聞こえた、という証言にしても直接見ている訳ではない。

サラ・ウェイン・キャリーズが妊娠を理由に『プリズンブレイク』を降板したので、死んだ事にしようとした割には首は似ていない。

つまり最初から復帰の余地を残していたのか……。

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『プリズン・ブレイク』シーズン3の感想と視聴者の評価。吹き替え?字幕?

実は今回初めて日本語吹き替えで『プリズン・ブレイク』シーズン3を見ましたが、全体的に実際の役者よりドスの効いた深みのある声で渋いです。

特にマイケルとマホーンは、実際の俳優よりも強面に感じます。

また若本規夫演じるTバッグは、独特のキザな言い回しで視聴者の人気が高いようです。

吹き替え版はまるで別ドラマですので、字幕でしか見ていない人は是非どうぞ。

しかし字幕では、アメリカに憧れるマクグレディは綺麗な英語を話すのに対して、ルチェロはスペイン語訛りでTバッグをセオドアではなくテオドロと呼んでいたり、と言った細かなニュアンスの違いが判ります。

『プリズン・ブレイク』シーズン3は、脚本家のストライキの影響で22話から13話に短縮されたのですが、シーズン5と同様スッキリ見やすいシーズンとなったように思います。

短縮されていなければ、ルチェロとサミュエルの血みどろの権力闘争など、前2シーズンと比べて少ない脱獄のプロットが深く描かれたのでは?と思うので、そこは残念なところでした。