『ラジエーションハウス』5話あらすじと視聴率。犯罪か自然死か、Aiで究明する必要性が問われる理由。 | Dramas Note

『ラジエーションハウス』5話あらすじと視聴率。犯罪か自然死か、Aiで究明する必要性が問われる理由。

ラジエーションハウス/サウンドトラック(出典:Amazon)

ドラマ『ラジエーションハウス』5話。

現代では携帯という先端技術により世界中の誰とでも繋がることが出来る。

しかし絶対に繋がりえない相手もいる、それが死者なのです。

今回はAi(オートプシー・イメージング)という、死亡時画像診断がテーマに描かれていました。

ドラマ『ラジエーションハウス』

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5話あらすじ

ある日、甘春総合病院に藤本直樹という少年の遺体が運ばれてきました。Aiを使った死亡原因を究明しようとするも、「そんなことをして息子が生き返るのか?」と両親が拒否。

小野寺は「Aiは遺族のためにある。後になって原因を知りたいと思っても何も分からないままになる」と説明します。

唯織は少年の弟の雄大に話しを聞きに行きます。雄大は「僕がもっと早く行ってればお兄ちゃんは死ななかったかもしれない、僕のせいだ」と自分を責めていました。

技師たちもまた、両親の判断を待つしかありません。

現制度の解剖で最も深刻な問題として、児童虐待が疑われる。加害者が親の場合、まず解剖を承諾しない。そうなると死因は究明できず、場合によっては完全犯罪が成立してしまう。だからAiが大切になる。もし、親から直樹が虐待を受けていたとすれば、親はAiを承諾しない『ラジエーションハウス』より

そんな中、両親がAiでの診断を承諾。

全部で2000枚の画像が撮影され、唯織と杏、小野寺、威能の4人がそれぞれパート別に画像を確認し、死の原因を探ります。

唯織がいち早く確認したところ、脳の正中には中間帆腔が認められたが、正常変異だけなので問題はない、脳や心臓にもそれ以外の異常は見られないと判断。

ところが、肝臓部分の画像に”肝右葉前区域損傷”が認められるというのです。これにより少年の死因は”肝右葉前区域損傷による出血性ショック死”と断定しました。

しかし、ボールがぶつかったくらいで肝臓破裂しないだろうという小野寺。これは事故、もしくは殺人の可能性を否定できないという判断に至ったのです。

*以下、重要なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
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『ラジエーションハウス』5話のネタバレ

少年と義父の関係は?

少年の両親は再婚で、直樹は母、雄大は父の連れ子でした。義父との仲が良くなくて、殴られたこともあると相談を受けたという山村肇。

肇は、直樹の家の近所に住む直樹の友人で、雄大が倒れている兄を発見して肇に連絡し、彼が病院に通報したとのことでした。

担当医の辻村と杏は、藤本夫妻に診断結果を伝える際、暴力がなかったかを確認します。すると藤本は、一度だけ直樹を殴った事があると認めました。

この場合、検視に来た警察にその旨を伝えなければなりません。しかし、彼が直樹を殴ったのには理由があったのです。

ある日、直樹が夜遅くなっても帰って来ず、帰ってきたと思えば母親に対して「関係ないだろ」と反抗的な態度を取ったため、頬を平手打ちしてしまったのです。

しかし藤本は、そのことをずっと後悔していました。藤本は、直樹を大切に思い、本当の家族になりたいと必死だったのです。

直樹を死なせた犯人を唯織が指摘!

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唯織は、雄大を話しを聞いた際、兄との約束の時間に遅れた理由から犯人を特定しました。

「お兄ちゃんから電話があって、財布を忘れたから持って来てほしいと言われて。探してたら約束の時間に遅れた」と。

ただ、唯織が最初に直樹の遺体と対面し、所持品に目を向けたところ、財布は所持しており携帯は見当たりませんでした。

直樹は弟に電話をしたなら持っているはず。唯織はとっさに、雄大と一緒にいた山村肇に野球ボールを投げてみると、彼は左手でボールをチャッチしたのです。

これにより唯織はあることに気づいたのです。会議室で、技師や医師、遺族が揃うなか唯織が説明を始めます。

直樹の肝臓破裂に非常に近いケースの事例を見つけたとのこと。アメリカでbクサーが試合後に肝臓破裂で亡くなるという事故があったと説明。

もし、一撃で肝臓に致命傷を与えることができたとしたら、それは恐らく格闘技の経験者だと……。それは、直樹が暴行を受けたということを証明するものだったのです。

しかも、直樹は肝右葉前区域損傷。右側の肝臓が損傷していたということ、つまりは殴った相手にしてみれば左手での攻撃だと言います。

犯人は左利き。

先ほど、唯織がボールを投げた肇は左利きで、さらに彼は格闘技の経験者でもあったのです。

威能がAiを学んだ理由

威能がAiのプロフェッショナルと言われる理由は、彼の悲しい過去にあったようです。威能はかつて最愛の妹を亡くしていました。

あのとき、もっと調べてあげていれば別の死因が見つかったんじゃないかという後悔からだったのです。

技師になったのは「Aiは、その人の最期の写真を撮ってあげられること。その写真を撮れるのは、自分たち技師だけ」、そんな理由からでした。

携帯はどこにいても、誰とでも繋がることができる最先端の技術です。しかし、そんな便利なツールをもってしても、決して繋がれない相手がいる。それが死者だと……。

ラスト10分が泣かせる!

藤本は、直樹のことを真剣に考え、本当の家族になりたいと思っていたのですが、直樹は自分を避けていると思っていました。

いつかお父さんと呼んでほしかった……と。

ところが、直樹が藤本をどんな風に思っていたのか、雄大から聞かされたのです。

「本当はお兄ちゃんもお父さんと仲良くしたかったんだよ。お兄ちゃんはずっとずっと練習してた。お父さんとキャッチボールをやりたくて」

直樹は、雄大と父親がキャッチボールをしているのを、本当は羨ましいと思っていたようでした。ただ、自分は実父とキャッチボールなんかしたことがない、野球の経験がなかったこともあり素直になれなかったようです。

しかし、直樹は藤本に内緒で雄大とキャッチボールの練習をしていたのです。何度も何度も……。

その夢が叶う前に、亡くなってしまった直樹。ただ直樹の携帯の、藤本からの着信には”お父さん”の文字が……。

直樹は、藤本を”お父さん”で登録していたのです。この瞬間、多くの方が号泣していたことは間違いありません。

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『ラジエーションハウス』5話を観た感想

今回は、本当に泣かされる展開でした。ラスト10分、直樹は携帯にちゃんと”おとうさん”と登録してたなんて……。

その思い違いに気づいたのが、息子を失った後とは後悔してもしきれません。

確かに、最先端技術をもってしても死者とは繋がれない、だからこそ後悔という言葉も生まれてくるのだと思いました。

亡くなってから気づいても遅い……。切なる思いです。

杏は、唯織の才能に気づき始めたのか、画像を見てほしいと唯織の判断を仰ぐようになりましたね。

杏と急接近したときの唯織の意識高過ぎ感も、ニヤッと笑う瞬間もめちゃめちゃ可愛いです。

窪田正孝の可愛さは、『ラジエーションハウス』ではもう定番ですね!