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【リバーデイル】シーズン5第12話。ネタバレと考察・解説。ハイラムの壮絶な過去が明らかに!

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【リバーデイル】シーズン5第12話ネタバレと解説。リジーがハイラムの元で働くのは彼への借金があるためだと判明するも、ついにその借金も全額返済しました。やっと自由の身となったリジーでしたが、彼は今後もハイラムの元で働くことを断言します。すると、それを聞いたハイラムの口から彼の壮絶な過去が明かされるのです。

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【リバーデイル】シーズン5第12話あらすじ

リジーがハイラムの元で働いていたのは、父がハイラムから借りた借金返済のためだったことが判明。

しかし、それも終わりを迎え、リジーは借金を全額返済して自由の身となりました。

そもそも、その借金はリジーの父が営む車屋の経営難を乗り越えるべく作ったものであり、毎月売上から返済していたのです。

リジーから全額返済の報告を受けた父は、これでハイラムと手を切ってリジーと店を続けられると喜びます。

ところが、リジーはハイラムを恩人だと慕っており、このまま彼の元で働き続けると言い出しました。

そして、リジーがハイラムにその旨を伝えると、ハイラムは自身の過去について語り出したのです。

ハイラムが高校生だった時のこと。

ハイラムは父と共に靴磨きの仕事をしていましたが、稼ぎは決して良いものではなく、貧しい生活を余儀なくされていました。

そんなある日、父とハイラムが靴磨きをしていると客の1人からリバーデイルにパラジウムの鉱脈があり、一攫千金も夢ではないと知らされます。

パラジウムに可能性を感じた父は、一家でリバーデイルへの移住を決意します。

早速、父はパラジウムの採掘の仕事を始めましたが、採掘現場で崩落事故が起こり、鉱山は閉鎖されてしまいました。

ハイラムの父はパラジウムを見つけることこそできなかったものの、アメリカン・ドリームを夢見てリバーデイルに残ることに。

父とハイラムは靴磨きの仕事に戻り、母はポップの店で働きました。

ところが、必死に働く両親をよそ目にハイラムは靴磨きの息子というだけで馬鹿にされる生活に嫌気が差していたのです。

好きな子にも家柄を理由に相手にされず、限界を迎えたハイラムは人に尊敬される存在になりたいとの思いからギャングの仲間に入ります。

ハイラムは、これまでの靴磨きの仕事とは打って変わり、簡単に大金を稼げるギャングの仕事に没頭しましたが、その根本には家族に楽をさせたいとの思いがありました。

しかし、ハイラムを心配する父は親心からギャングのボスに息子を返すよう直談判します。

ボスは検討する姿勢を見せたものの、部下を使ってハイラムの父を殺害してしまい……ハイラムの抱える壮絶な過去とは一体⁉︎

高校時代のハイラムを演じるのは”実の息子”

高校時代のハイラムを演じるのは、ハイラム役を演じるマーク・コンスエロスの実の息子であるマイケル・コンスエロス

1997年6月2日生まれの24歳の俳優で、マイケル・コンスエロスは3人兄妹の長男で、20歳の弟ホアキンと18歳の妹ローラがいます。

マイケル・コンスエロスは、ニューヨーク大学で映画とテレビについて学び、俳優の道へと進みました。

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”おじいさんの敵”とは

第12話のラストで、ハイラムがヘルモサと電話で話しているシーンでのこと。

ハイラムはヘルモサにギャングのボス殺害が完了したことを報告をした後、「”おじいさん”の敵は取った」と発言しています。

ハイラムは高校生の頃に父をギャングに殺されたことを恨んでおり、直接手こそ下していないものの実行を命令したボスを探し続けていた。

ここで気になるのが、”おじいさん”の敵とはどういうことなのか。

確かにヘルモサはヴェロニカとは異母姉妹であるため、彼女から見ればハイラムの父はおじいさんになります。

しかし、その直後の会話でハイラムは「”父”の夢であったパラジウムを見つけることができれば失ったものを取り戻せる」との発言をしています。

このようにハイラムは自身の父のことを”おじいさん”と”父”と呼び分けていますが、普通であればわざわざ呼び分ける必要もなく、おじいさんか父かのどちらかで統一するでしょう。

何故、ハイラムがこの電話で”おじいさん”と”父”のように呼び分けたのか?

これは何かの伏線になっている可能性も考えられますが、単にヘルモサ目線か自分目線なのかによって呼び方を変えているだけなのかもしれません。

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実はハイラムは悪人ではない⁉︎

本作のラストシーンで、ハイラムはアイスを食べながら妻ハーマイオニーと娘ヴェロニカが共演するリアリティ番組を観ていました。

ハイラムの瞳は慈悲に満ちており、彼の家族への想いの強さを窺い知ることができます。

その後、番組内でハーマイオニーとヴェロニカがハイラムへの悪態をつき始めた際にはテレビを消音にするなど、繊細な一面も窺えました。

今回明らかとなったハイラムの過去も踏まえると、ハイラムの行動は時に過激で手段も選ばず決していいことばかりではないものの、根本にはかつてと変わらぬ家族への想いがあるのでしょう。

しかし、ハイラムには自身の父が成し遂げられなかった夢を叶えたいという目標があるため、今の自分の家族との関係さえも犠牲にしてしまうことがあるのだと言えるでしょう。