【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】キャスト情報と相関図。

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】キャスト情報（相関図あり）とあらすじ。「オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜」の続編となるトルコの歴史ドラマで、スレイマン皇帝の崩御から24年後の17世紀初頭のトルコ宮廷が舞台となります。スレイマンの玄孫にあたる第14代皇帝アフメト1世の妻で、後の母后キョセムの人生を描きます。

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】シーズン1の相関図とあらすじ

相関図

あらすじ

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】は、オスマン帝国史上最も偉大な”母后”を描いた物語。

さまざまな苦難や愛する者との別れを乗り越え、帝国を動かす影の女帝にのし上がったキョセムの人生を描いています。

主要人物／キャスト

少女時代のアナスタシア役/アナスタシア・ツィリビウ

役どころ：アフメト1世の側女で後の皇帝妃。アフメトがアナスタシアの絵を見て一目惚れしたことから祖母のサフィエの計らいにより、ギリシャのケファロニア島から連れて来られました。

俳優について：アナスタシア・ツィリビウはギリシャ系ルーマニア人の女優兼モデルで、5歳から子役として芸能活動を始めて英語、ギリシャ語、ルーマニア語、トルコ語を話すことができます。2006年のドラマ「Gia Tin Kardia Enos Angelou」や、2010年のドラマ「To Nisi」で一躍有名になりました。

キョセム（成年時代のアナスタシア）役/ベレン・サート

役どころ：成年時のアナスタシアであるキョセム。キョセムとアナスタシアは同一人物で、アナスタシアがムスリムになってキョセムとなりました。アフメト1世を常に支え、彼のことを心から愛しており、アフメトの死後も必死に息子たちを守ろうと戦います。

俳優について：Netflixシリーズ【アティエ】（2019）で主演を務めるベレン・サートはトルコ出身の女優で、大学在学中にテレビオーディション番組のコンテストに参加したことから芸能界入りを果たします。トルコ語の他に、英語とスペイン語が堪能です。

アフメト1世役/エキン・コチ

役どころ：オスマン帝国の皇帝。スレイマンの玄孫やしゃごにあたる第14代オスマン帝国の皇帝で、古からの掟の兄弟殺しを唯一行わなかった人物です。正義感が強く心優しい性格の持ち主で、キョセム（アナスタシア）を寵愛しています。

俳優について：エキン・コチはトルコ出身の俳優兼ミュージシャンで、【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】（2021）で一躍有名になりました。

サフィエ役/ヒュリヤ・アヴシャル

役どころ：アフメト1世の祖母。第12代オスマン帝国皇帝の妻で、第13代皇帝メフメトの母后です。第14代皇帝アフメトの時代にも宮殿で権力をふるい、アナスタシアを利用して天下を取ろうと画策しますが、後にアナスタシアとは対立関係になります。

俳優について：ヒュリヤ・アヴシャルは、トルコの女優、歌手、実業家、ファッションデザイナー、プロのテニス選手という数多くの肩書を持っています。1983年に映画「Haram」で女優デビューを果たすと、その翌年にはモスクワ映画祭で最優秀女優賞を受賞し、歌手としては2000年に最優秀女性歌手賞を受賞しました。

ハンダン役/テュリン・オゼン

役どころ：第13代皇帝メフメトの妃で、アフメトの母親で母后です。母后として後宮を仕切り、何より大切に思うアフメトのために必死になりますが、いつも太皇太后サフィエやハリメには先手を打たれてしまいます。アフメトの王座を守るべく、ムスタファ皇子の処刑とサフィエの追放を目論んでいます。

俳優について：トルコ出身の女優テュリン・オゼンは、高校時代から演劇を始めて2003年に女優デビューを果たしました。「Angel’s Fall （Meleğin Düşüşü）」では、アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭の最優秀女優賞を受賞しています。

ファーリエ役/ギュルカン・アルスラーン

役どころ：オスマン帝国の皇女。サフィエの娘で、アフメト1世の叔母にあたります。3度の結婚を経て、クリミア・ハン国の弟王子メフメトと恋に落ちます。

俳優について：ギュルカン・アスラーンは、トルコ出身の女優です。2004年から女優としてのキャリアをスタートさせ、「Her Şeye Rağmen」や「Bir Çocuk Sevdim」で知られています。

ヒュマーシャ役/ヴィルダン・アタセヴェル

役どころ：オスマン帝国の皇女。サフィエの娘かつアフメト1世の叔母にあたる人物で、サフィエと協力してキョセムの排除を試みます。

俳優について：ヴィルダン・アタセヴェルはトルコ出身の女優で、「2 Girls」では演技力の高さが評価され、アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭の主演女優賞を受賞しました。

ハリメ役/アスルハン・ギュルビュズ

役どころ：アフメト1世の父の先帝メフメトの妃で、アフメトの弟ムスタファの母親。アフメトが皇帝に即位すると、オスマン帝国の掟である兄弟殺しが行われることを恐れ、兄であるアフメトの暗殺を試みます。息子のムスタファを皇帝に即位させるためなら手段は選びません。

俳優について：トルコ出身の女優アスルハン・ギュルビュズは、「Yahşi Cazibe」で第38回ゴールデンバタフライ賞の最優秀コメディ女優賞を受賞しました。

成年時のディルルバ役/オイク・カライェル

役どころ：先帝の妃ハリメの娘で、皇子ムスタファの姉。皇帝アフメトの崩御後は、ハリメと協力してムスタファを皇帝に即位させようと画策します。

俳優について：オイク・カライェルは舞台女優からキャリアをスタートさせたトルコ出身の女優で、夫はトルコ出身の歌手ジャン・ボノモです。2007年にイスタンブール大学州立音楽院に入学し、その翌年から女優としてのキャリアをスタートさせました。

成年時のムスタファ役/ボラン・クズム

役どころ：オスマン帝国の皇子。アフメト1世とは異母兄弟で、母親はハリメ、姉はディルルバです。オスマン帝国の掟である兄弟殺しに怯えながら生きるうちに心を病んでいきます。

俳優について：ボラン・クズムは、「ファルコン・クレスト」や「ニューイヤー・イブ」で知られるトルコ出身の俳優です。2011年から俳優として活動しており、2015年にイスタンブール大学州立音楽院を卒業しました。

イスケンデル役/ベルク・ジャンカト

役どころ：歩兵常備軍イェニチェリ新兵。トプカプ宮殿に連れ去られる道中のアナスタシアと出会い、何としても故郷に帰りたいと話すアナスタシアに対し、必ず探し出して助けることを誓いました。アナスタシアに恋するイスケンデルは彼女を支え続けますが、自身の生い立ちを知るとアナスタシア（キョセム）と対立します。

俳優について：トルコ出身の俳優兼グラフィックデザイナーのベルク・ジャンカトは、グラフィックデザイナーになるべくやって来たイスタンブールで演技と出会い、アカデミーで演技を学んだ後に舞台俳優としてデビューを果たしました。

デルヴィーシュ役/メフメト・クルトゥルシュ

役どころ：警備隊長でアフメト皇帝の側近。アフメトが幼い頃から頼りにされており、頭脳明晰で戦闘能力にも長けています。母后ハンダンに対する想いを秘めて、権力のために皇女ファーリエと結婚する道を選びました。

俳優について：メフメト・クルトゥルシュはトルコ系ドイツ人俳優で、兄テキンも俳優として活動しています。1993年から舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、「ビッグゲーム　大統領と少年ハンター」や「イントゥ・ザ・ナイト」で知られています。

ジェンネト役/エスラ・デルマンジョール

役どころ：後宮女官長。宮殿に連れて来られたアナスタシアの世話役を務めるサフィエ一派で、最初の頃はアナスタシアに厳しい態度を貫いていましたが、次第に打ち解けていき物腰が柔らかくなりました。

俳優について：エスラ・デルマンジョールはトルコ出身の女優兼コメディアンで、トルコの弦楽器ジュンブシュを発明したZeynel Abidin Cümbüşを祖父に持っています。
※ジュンブシュとは金属の半円型ボディの弦楽器で、12弦で構成されている。弦を変えることでマンドリンやギターなど様々な楽器に変身する。

ビュルビュル役/ナディル・サリバジャック

役どころ：太皇太后サフィエ付き宦官。サフィエに絶対的な忠誠を誓っており、自ら見聞きしたものは全てサフィエに報告します。

俳優について：ナディル・サリバジャックはトルコ出身の俳優で、複数の大学で演劇を学び、バチェシェヒシュ大学では上級演技修士課程を卒業しています。以降は数多くの演劇に参加しながらもテレビや映画の分野でも活動しており、「Ivy」では第49回アンタルヤ・ゴールデン・オレンジ映画祭の主演男優賞を受賞しました。

ハジュ役/ハカン・シャヒン

役どころ：母后ハンダン付き宦官。追放されていたエジプト州から戻ってからは自ら”ハジュ巡礼者宦官”と名乗り、巡礼者になったとしています。独特のオーラとテンポを纏う人物で、ハンダンの目耳として情報を提供します。

俳優について：ハカン・シャヒンは、トルコ出身の俳優です。

シャーヒン・ギライ役/エルカン・コルチャック・ケステンディル

役どころ：クリミア・ハン国の皇子で、メフメトの兄。オスマン一族に対して強い恨みを抱いており、一族を根絶やしにしてオスマン帝国の玉座に座るという野望を抱いています。野望を実現するために皇帝アフメトに貸しを作るなど、意外と頭の切れる人物でもあります。

俳優について：エルカン・コルチャック・ケステンディルは、舞台俳優からキャリアをスタートさせたトルコ出身の俳優、監督でもあります。妻はドイツ出身の女優Cansu Tosun、従兄弟はトルコ出身の俳優ビューレント・シャクラクです。

メフメト・ギライ役/カディル・ドユルル

役どころ：クリミア・ハン国の皇子で、シャーヒンの弟。兄シャーヒンがオスマン一族に敵対心を燃やす中、密かにオスマン帝国の皇女でサフィエの娘のファーリエと惹かれあっています。ファーリエに対する想いはとても強く、シャーヒンに関係を知られて反対された際にはファーリエのためなら己の命さえも捨てるとの覚悟を見せたほど。

俳優について：トルコ出身の俳優のカディル・ドユルルは、中学と高校時代には料理人やオペレーターとして働いていましたが、大学時代に出会ったトルコのシンガーソングライターのハンデ・エネルのミュージックビデオに出演したことで演技の仕事を受け始めました。

その他キャスト

• オスマン役／Taner Ölmez
• メフメト役／Burak Dakak
• ムラト役／Çağan Efe Ak
• アイシェ役／Sude Zulal Güler
• ファトマ役／Balim Gayebayrak
• ゲヴヘルハン役／Çağla Naz Karg
• カスム役／Eymen Kaan
• バジヤト役／Berk Pamir
• イブラヒム役／Rîdvan Aybars Düzey（皇子時代）、Tugay Mercan（皇帝時代）
• ギュルバハル役／Ayça Kuru
• ラシャ、マフフィールゼ役／Dilara Aksüyek
• アンゲラ、メレキシマ役／Beste Kökdemir
• ズルフィカール役／メテ・ホロズオール
• ダヴド役／Mustafa Üstündağ
• オメル役／Şahin Sekman
• クユジュ・ムラト役／Cihan Ünal
• ハリル役／Şener Savaş
• エイジャン役／Ebru Ünlü
• メネクシェ役／Eylem Yıldız
• ギョルゲ役／Sasha Perera
• レイハン役／Emre Erçil
• ドゥドゥ役／Nurinisa Yıldırım
• スレイマン役／İhsan Önal
• メレキー役／Ahsen Eroğlu
• ヒュダーイー役／Muhammed Uzuner
• エンツォ役／Zeljko Erkic