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【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】24話・25話・26話あらすじ ネタバレ感想。キョセムとサフィエの熾烈な争い

新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜,ネタバレ 復讐劇
©Tims Productions

【新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜】24話・25話・26話あらすじ ネタバレ感想。釈放されたクリミア・ハン国の弟王子メフメトは、皇帝アフメトから次期ハンに指名されます。一方、側女キョセムと太皇太后サフィエの争いは激化しており、あまりに卑劣な手段を取られて堪忍袋の尾が切れたキョセムはサフィエ一派の殲滅を宣言します。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」24話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

皇帝アフメトは牢から釈放したクリミア・ハン国の弟王子メフメトを呼びつけ、メフメトを次期ハンカルガイに指名するとの勅命ちょくめいを出します。しかしメフメトが望む兄王子シャーヒンの釈放については、アフメトが耳を貸すことはありませんでした。

こうして皇女ファーリエは愛しのメフメトと再会を果たして喜びますが、メフメトの兄シャーヒンを見捨てたことが波乱を呼びます。海軍提督デルヴィーシュに前後宮宦官長レイハンが接触を図り、ファーリエが天然痘の発生源だったことを暴露したのです。

ファーリエはデルヴィーシュに呼び出され、互いの秘密を皇帝アフメトに告白して罰を受けようと持ち掛けられます。

側女キョセムは父の救出に失敗したため、父を救うには太皇太后たいこうたいごうサフィエの言いなりになるしかありませんでした。サフィエに屈することに苛立ちながらも覚悟を決めたキョセムは、アフメトの元へと向かいます。

キョセムは母后ぼこうハンダンが犯した皇子ムスタファの殺害未遂について説明し、ムスタファを救えたのはサフィエのおかげなのだとして、サフィエを宮殿に残すようアフメトに願い出ます。アフメトの部屋を後にしたキョセムは一目散にサフィエの元に向かうと、父の解放を要求します。

ところが、サフィエはキョセムの父が解放されるのはアフメトが正式に判断を下してからだと告げました。

その一方で、アフメトは皇子ムスタファの母で先帝の妃であるハリメの元を訪れていました。ハリメは我が子を狙われたにもかかわらず事件のことを黙っていたことでアフメトの怒りを買い、次は容赦しないと咎められます。

翌朝。

アフメトは一晩悩み抜いた末、ハンダンを旧宮殿エスキサライへ追放することを命じます。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」24話の感想

キョセムは父を救うべく太皇太后サフィエの言いなりになることを受け入れましたが、こんな卑劣な手段を取られてしまってはエゴを突き通せる人の方が少ないでしょう。しかもキョセムの考えは全てサフィエに見抜かれているので、今後はキョセムの立ち回りが試されます。

それにしてもアフメトはキョセムに絶大な信頼を置いており、盲目になり過ぎて判断を誤ることがないかについては不安が残ります。今のところキョセムが道を外れるようなことこそないものの今後もしキョセムが間違った方向に進んだり、アフメトを操り人形のように扱い出したらとても危険です。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」25話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

正式に宮殿に残ることを認められた太皇太后サフィエは側女キョセムを呼び出し、キョセムの父の解放を許します。しかしサフィエは恩を仇で返したキョセムに強い怒りを感じており、キョセムの父に毒を飲ませていました。

後宮女官長ジェンネトから解毒剤を手渡されたキョセムは、父の元へと急ぎます。キョセムは直ちに父に解毒剤を飲ませますが、父はそのまま息を引き取ってしまいました。

キョセムの付き添いで来ていた側女エイジャンが解毒剤の入っていた瓶を確認したところ、瓶の中身はただの水でした。サフィエのあまりに非道なやり方に憤慨するキョセムはサフィエの部屋へと乗り込み、サフィエ派の殲滅せんめつを宣言します

また、キョセムは2度と誰にも屈することのない史上最強の妃になることを心に誓うのでした。

8ヶ月後。

旧宮殿に追放された母后ハンダンは息子アフメトにも会えず、終わりの見えない旧宮殿での暮らしにすっかり意気消沈していました。2人の間を取り持つ海軍提督デルヴィーシュはそんなハンダンを励まし続けますが、アフメトにハンダンを許す気などありませんでした。

一方、キョセムはジェンネトに復讐するため、ジェンネトと斧槍持ちナシプの逢瀬を後宮宦官長ハジュに密告します。ジェンネトとナシプが抱き合うところを押さえたハジュは2人を捕え、アフメトに報告をします。

ついに皇女ファーリエとデルヴィーシュの婚儀が間近に迫ります。婚儀の準備に追われるファーリエは、いよいよ現実味を帯びてきたデルヴィーシュとの結婚に対して強いストレスを感じていました。

そんな中、ファーリエの恋人であるクリミア・ハン国の弟王子メフメトは、ファーリエとデルヴィーシュの結婚を阻止すべく動き出します。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」25話の感想

残念ながらキョセムは父を失いましたが、これこそキョセムが天然痘からアフメトを救う際に払った代償の”全ての愛する者が目の前で死ぬ”というものなのかもしれません。いくら愛する人を救うためとはいえ、全ての愛する者が目の前で死ぬという代償はあまりに辛いもので、今後キョセムがこのような思いをたくさんすると思うと胸が痛みます。

そして何よりも太皇太后サフィエの非人道的な行動には腹が立ちました。いくら自分の利益のためだとしても物事には限度がありますし、キョセムの父を殺害するなんてもっての外です。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」26話あらすじネタバレ

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トプカプ宮殿。

太皇太后サフィエは側女キョセムを追い詰めようと、皇帝アフメトの元に新たな側女を送りました。アフメトが他の側女を受け入れたことに動揺を隠せないキョセムでしたが、そこへ先帝の妃ハリメが現れます。

ハリメは皇子ムスタファを救ったお礼として、今キョセムが最も欲するサフィエの弱みに関する情報を提供します。それは、かつて後宮女官長ジェンネトの顔に火傷を負わせた人物に関するもので、真相を知る者が旧宮殿に居るとのことでした。

すぐさまキョセムは旧宮殿に行く口実を得るため、旧宮殿に居る母后ハンダンを迎えに行きたいとアフメトに願い出ます。

今夜は皇女ファーリエと海軍提督デルヴィーシュの婚儀を祝う宴が開かれる

アフメトに難色を示されながらも何とか了承を得たキョセムは、旧宮殿へと急ぎます。

皇女ファーリエと海軍提督デルヴィーシュの結婚が正式に決まり、帝都はお祝いムードで盛り上がっていました。この結婚に伴いアフメトの側近でもあったデルヴィーシュが宮殿から離れるため、帝都新兵軍団団長を務めていたズルフィカールが小姓頭こしょうがしらに昇格して後を継ぎます

そんな中、司令官クユジュ・ムラトが遠征から戻り、皇帝アフメトの元を訪れます。

ムラトは勝利の吉報をもたらせなかったことを悔やみつつも、アフメトの世界征服という大きな夢を後押しする姿勢を見せました。

帝都新兵軍団新兵のイスケンデルは、唯一残っていた実の家族との繋がりであるまじないが記された服を頼りに、家族を探し出そうとしていました。イスケンデルは友人の新兵ラガリに連れられてやって来た商店で、服に記されたまじないの謎に迫ります。

商人によれば、イスケンデルの服に記されたまじないはユスキュダルのセラハディンおきなが書いたものだとのことでした。

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「新・オスマン帝国外伝〜影の女帝キョセム〜」26話の感想

やはりそう簡単に太皇太后サフィエの弱点が見つかるわけもなく、つくづく用意周到な人物だということが窺えます。早くもキョセムにはサフィエの闇を暴いて成敗してほしいものですが、サフィエが相手ともなると一筋縄にはいかないでしょう。

それにしても、まさか皇女ファーリエと海軍提督デルヴィーシュの結婚が正式に決まるとは思わなかったので驚きました。この結婚だけは何としても阻止するとクリミア・ハン国の弟王子メフメトが息巻いていただけに、まだどうなるかはわからず今後の展開が楽しみです。

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本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。