ザ・レジデンス（Netflix）キャスト｜あらすじ。ケイト・アンダーセン・プラウワー著者の「使用人たちが見たホワイトハウス: 世界一有名な「家」の知られざる裏側」に着想を得た物語で、世界的ヒットを記録したNetflixシリーズ「ブリジャートン家」を手掛けたションダランドが贈る殺人ミステリードラマです。ホワイトハウスで起きた死亡事件を巡り、157人の容疑者から犯人を見つけ出せるのでしょうか。
あらすじ
オーストラリアのための国賓晩餐会が、ホワイトハウスで開かれます。そこでホワイトハウスのチーフ・アッシャーが死亡する事件が発生し、刑事のコーデリア・カップ（ウゾ・アドゥーバ）がやって来ました。
すると、カップ刑事はこの中に犯人がいるかもしれないとして、200人以上もいる参加者全員と話をすると言い出しました。132の部屋があるホワイトハウスで、157人の容疑者の中から犯人を見つけ出すことはできるのでしょうか。
一風変わったカップ刑事の行動に戸惑う参加者たちをよそに、カップ刑事は派遣されてきたFBI特別捜査官のエドウィン・パーク（ランドール・パーク）と共に事件を調査していきます。
コーデリア・カップ役/ウゾ・アドゥーバ
演：ウゾ・アドゥーバ
型にはまらない風変わりな刑事。捜査能力の腕は世界一で、趣味のバードウォッチングで得た観察力で事件を解決へと導きます。鋭い観察力と洞察力は、あらゆるものを見抜き、違いに気づきます。誰に対しても飾らず、相手が政府の高官だろうが物怖じしません。
エドウィン・パーク役/ランドール・パーク
FBI特別捜査官。真面目なFBI捜査官ですが、事件の捜査という分野ではカップ刑事には敵いません。ホワイトハウスでの死亡事件を解明するため、カップ刑事の元に派遣されてくるも、謎解きをする彼女に対しては懐疑的です。とはいえ、不本意ながらもカップ刑事の手助けをして不器用な仲間となります。
被害者と周辺人物
A・B・ウィンター役/ジャンカルロ・エスポジート
ホワイトハウスのチーフ・アッシャー（家事スタッフと運営の責任者）。ウィンターの仕事ぶりは、ホワイトハウスをホテルに例えるなら総支配人のようなものです。几帳面で効率的、組織への忠誠心を持っています。
ジャスミン・ヘイニー役/スーザン・ケレチ・ワトソン
ウィンターの下で働くホワイトハウスの案内係。与えられた仕事をこなすことに専念していますが、チーフ案内係に昇格したいという野心は抑えられません。ウィンターの死を調査すべくコーデリアが、ホワイトハウスにやってきた際には案内役を務めました。
大統領と周辺人物
ペリー・モーガン役/ポール・フィッツジェラルド
大統領。オーストラリアのために国賓晩餐会を開きます。”おおむねまともな男”見えるものの、しばしば強迫観念に駆られているように見えることも。義母からは嫌われています。
エリオット・モーガン役/バーレット・フォア
大統領の夫、ファーストジェントルマン。ワシントンの社会文化やホワイトハウスでの自分の役割に関しては、ややアウトサイダーです。ホワイトハウス内でスタッフとコミュニケーションを取るにあたり、手に負えない状況に陥っています。
Barrett Foaのプロフィール
1977年09月18日生
アメリカ／ニューヨーク州出身
「アントラージュ★オレたちのハリウッド」
「NCIS：LA～極秘潜入捜査班」
ナン・コックス役/エリオットの母
健康上の問題でホワイトハウスに住む
演：ジェーン・カーティン
トリップ・モーガン役/ジェイソン・リー
大統領の弟。いつも成績優秀な兄ペリーと比較されるという厳しい環境で育ちました。人生の土台を築けなかったため、ホワイトハウスで暮らすことで軌道に乗ろうとしています。
Jason Leeのプロフィール
1970年04月25日生
アメリカ／カルフォルニア州出身
「バニラ・スカイ」
「ドリームキャッチャー」
ハリー・ホリンジャー役/ケン・マリーノ
大統領顧問。大統領の最も古い友人で、最も親しいアドバイザーでもあります。スマートで計算高く、既知のものから未知のものまであらゆる責任を負う人物です。
Ken Marinoのプロフィール
1968年12月19日生
アメリカ／ニューヨーク州出身
「ヴェロニカ・マーズ」
「なんちゃって家族」
コリン・トラスク役/警備責任者
シークレット・サービスのトップ
演：ダン・ペロー
ホワイトハウス関係者
シーラ・キャノン役/エドウィナ・フィンドリー・ディッカーソン
ホワイトハウスの執事。陽気で熱狂的な愛されキャラです。しかし、陽気すぎるあまり、控えめな上司と真っ向から対立します。
マーベラ役/メアリー・ワイズマン
ホワイトハウスのエグゼティブ・シェフ。伝説的なフードトラックのシェフとして名声を上げ、モーガン夫妻との出会いをもたらし、現在の地位を獲得しました。厨房での実験に興味があるマーベラは切れ味抜群のナイフが大好きで、組織的であると同時に短気でもあります。
ディディエ・ゴッサード役/ブロンソン・ピンチョット
ホワイトハウスのエグゼティブ・パティシエ。スイスで育ち、スイスで修行を積みました。高級ホテルでのエグゼティブ・パティシエの経験があるとはいえ、ホワイトハウスに来てからはかなり苦労しました。完璧主義者でもあります。
ローリー・ブリッジウォーター
様々なことを見聞きする執事
演：アル・ミッチェル
エルシィエ・シェイル
ホワイトハウスの家事スタッフ
演：ジュリエス・レストレポ
ブルース・ゲラー
ホワイトハウスのエンジニア
演：メル・ロドリゲス
議員・警察・その他の登場人物
アーロン・フィルキンス役/アル・フランケン
ワシントン州選出の上院議員。オーストラリア国賓晩餐会で起きたA・B・ウィンター死亡事件をめぐる公聴会を主導しています。フィルキンスの目的はホワイトハウスのセキュリティ上の問題を調査することですが、大統領顧問ハリー・ホリンジャーをなだめようする一方、同僚のマージェリー・ベイ・ビックスに対して攻撃を仕掛けています。
ちなみに、上院議員アーロン・フィルキンス演じるアル・フランケンは、コメディアンでありながらも、実際にミネソタ州選出の上院議員を務めています。
Al Frankenのプロフィール
1951年05月21日生
アメリカ／ニューヨーク州出身
「大逆転」
「クライシス・オブ・アメリカ」
マージェリー・ベイ・ビックス役/エリザ・クーペ
コロラド州選出の下院議員。カリスマ性と正義感を併せ持ち、容赦ない質問を投げかけます。ビックスの声は議会公聴会に響き渡り、フィルキンスや彼女の質問を邪魔する者には真っ向勝負を挑みます。
ラリー・ドクス役/イザイア・ウィットロック・Jr.
ワシントンD.C.の警察署長。刑事コーデリアの良き理解者で、何かと彼女をサポートします。風変わりなコーデリアがのびのびと仕事をできるのは、ラリー署長のおかげです。
リリー・シューマッハ役/モリー・グリッグス
裕福なカジノ王の娘、新生のインフルエンサー。第35代米大統領ジョン・F・ケネディの妻ジャッキー・ケネディ以来のホワイトハウスで最も重要な人物になりたいと考えています。ホワイトハウスに自分の名を残すべく、公式晩餐会を含むイベントの企画を担当。
カイリー・ミノーグ（本人役）
偶然出身地の晩餐会を主催する
演：カイリー・ミノーグ
解説
「ザ・レジデンス」は、世界的ヒットを記録したNetflixシリーズ「ブリジャートン家」を手掛けた、ションダランド（Shondaland）が贈る殺人ミステリードラマです。
ケイト・アンダーセン・プラウワー著書の「使用人たちが見たホワイトハウス: 世界一有名な「家」の知られざる裏側」から着想を得て制作されました。
「使用人たちが見たホワイトハウス: 世界一有名な「家」の知られざる裏側」は、「ザ・レジデンス」のソース資料として機能しています。このベストセラー・ノンフィクションは、ケネディ家からオバマ家までのホワイトハウスの使用人や家族たちへの徹底的な取材によって書かれました。
ショーランナーと製作総指揮を「スキャンダル託された秘密」のポール・ウィリアム・デイヴィス、製作総指揮にはションダランド率いるドラマプロデューサーのションダ・ライムズとベッツィ・ビアーズが名を連ねます。
ちなみに、ライムズは最も成功しているドラマプロデューサーの1人と言われており、「グレイズ・アナトミー恋の解剖学」で一躍名を馳せました。2017年にはNetflixと複数年の独占契約を結び、第1弾として制作したのが「ブリジャートン家」でした。
「ザ・レジデンス」は、主人公のコーデリア・カップが風変わりな刑事ということもあり、ミステリーでありながらもクスッと笑えるようなコミカルさが特徴的です。とはいえ世界一の腕を持つカップ刑事の捜査は確かなもので、ミステリーとしての魅力も十分にあります。
また、たくさんの個性豊かな登場人物も見どころの1つと言えるでしょう。カップ刑事を始め、被害者の下で働く案内係ジャスミン・ヘイニー（スーザン・ケレチ・ワトソン）、シークレット・サービスの責任者コリン・トラスク（ダン・ペロー）といったクセつよなキャラクターが登場します。
さらに、ベテラン俳優のジャンカルロ・エスポジートや、オーストラリアのシンガーソングライターであるカイリー・ミノーグなども出演しているので、お気に入りのキャラクターを探してみるのも楽しいかもしれません。
「ザ・レジデンス」は、2025年3月20日よりNetflixにて配信されます。
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