ドラマ『東京独身男子』6話。3人のAK男子が仕事や恋愛、結婚についてそれぞれの人生の奮闘を描いた物語。
舞衣からのアプローチを断わった太郎、元嫁に怯える三好、部下との恋愛を始める岩倉たちが健康診断を機に、改めて人生について考え直すのですが……。
6話あらすじ
舞衣からのアプローチを断った太郎は、舞衣に夫の元へ帰るよう促します。一方で岩倉は、透子からの突然の告白に戸惑いながらも、彼女と交際を始めることにしました。
そんな中、三好からのSOSメールが届き、三好の家に行ってみるとなんとそこには三好が恐れている元嫁・薫(野波麻帆)の姿が……。
薫の迫力に岩倉も太郎もタジタジ。なにやら薫は三好が購入したという墓を要求してきたと言います。
岩倉は、離婚した時に要望は聞いた、書面でも「今後一切うんぬん……」と書いてあると言うも、薫は離婚するときの財産報告には”墓”が抜けていたと主張したのです。
墓は一等地にあり、購入するのに600万円もかかった、あの墓は絶対譲りたくないという三好でしたが、薫は絶対に貰うと強気。
そして翌日。AK男子は揃って人間ドッグに……。
突然倒れても誰にも気づいてもらえない怖さもあると、健康管理を大切にしている彼ら。しかし三好は、元嫁のことで頭がいっぱい。
また、太郎はかずなに先日のことを謝ると同時に、もう一度やり直そうと言おうとするも、彼女はそっけない態度。
呆気にとられて彼女の後ろ姿を見つめていると、その先には舞衣のパーティであったあの青年が立っていたのです。
かずなは太郎を諦めて新たな恋に歩き出したのか?三好は薫に墓を取られてしまうのか?一方で岩倉にも恋の予感が……!?
ドラマ『東京独身男子』6話のネタバレと感想
かずなに、やり直そうと言おうとした太郎でしたが、かずなはすでに新しい恋を探しているのかもしれません。
結局、太郎は本当に大切なものに気づくのが遅かったのか……。また、これを機に仕事面でも考えることになりそうです。課長から、ヘッドハンティングの話を持ちだされ、結局何のために仕事をしてきたのかわからなくなってしまったのでしょう。
結婚に興味がないという透子に、一緒に住もうと言った岩倉にはどんな思いがあるのか?一緒に住めばそのまま結婚に持ち込めると考えていたならば、ズルイとしかいいようがありませんが……。
さらに三好は、元嫁の本当の想いをかずなから聞かされ、改めて自分を見直すことに。元嫁は三好と別れたくなかった、でも離れるしかなかった。三好を愛していたから、離婚しても前に進むことが出来なかったのです。
元嫁ばかりを責めていた自分自身はどうなんだ?そう考えた時、目の前のことばかりに走っていた自分。でもそれが自分らしさだと思っていた三好。
ずっと傍にいてくれた薫を気にすることもなかった自分の過ち、そして愚かさに気が付いたのです。
「家族になれなくてごめん、幸せにできなくてごめん」その言葉は、三好の心からの言葉であったはず。
三好から本当の言葉を言われた薫は、やっと前に進むことが出来そうです。それと同時に三好の元気問題も解決したようで良かったのでは?
かつて、ダントツ2番でブーイングを浴びた太郎が、ここに来てかずなに振られるという展開に自業自得だけどちょっと可哀想との声も上がっていました。
『東京独身男子』6話の視聴率は10.4%でした。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)