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【大唐女法医】25話・26話のネタバレ感想。“隋候の珠”はあの人の手に!

アジアドラマ

【大唐女法医~Love&Truth~】25話と26話のネタバレ感想。蕭頌の前妻たちはなぜ死んだのか。その真相がついに明かされる!さらに、ドラマの核となる“隋候の珠”も見つかりストーリーが大きく動きだした。何もかもが予想の上をいく展開から今回も目が離せない!

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【大唐女法医】25話のネタバレ

疫病の原因

*BS放送は全33話ですが、本記事の内容はU-NEXTの動画(全36話)をベースにしています。

前妻たちの検視を終えて部屋に戻った冉顔ぜんがんは、何者かにいざなわれて屋敷の花園へと足を運ぶ。

そこには、“助けて、鉞之えんし“と刻まれた石段があった。

後に分かることだが、鉞之というのは蕭頌の幼名で、その名で呼ぶのは前妻の杜心儀としんぎだけだった

冉顔といっしょに杜心儀の検視をした役人が、疫病で死亡した。

これにより、“疫病の原因は骸かもしれない”ということになり蕭府は封鎖された。

骸に触れた冉顔に至っては、人との接触を禁じられ軟禁されてしまう。

そんな中、蕭頌が扉ごしに冉顔を訪ねてくる。

冉顔は蕭頌に、1人目の妻である向瑶しょうようの心臓が異様に肥大していたことが引っかかると伝える。

それを聞いた蕭頌は、連絡用の鷹を使って白義や桑辰と連絡をとりあい、もう一度骸を調べるよう命じた。

その後。

向瑶が蜀水花で体を壊す体質だと知った蕭頌は、そのことを知る唯一の春来(侍女)が向瑶に飲ませて殺したのだろうと突き止めた。

春来は罪を認めたものの、内衛門の者だと感づかれたため自害してしまう。

疫病のでっち上げ

杜心儀の胃の残留物を調べた結果、疫病にかかっていなかった。

つまり死の原因は疫病ではなく、何者かが疫病をでっちあげたのだ。

同じ棺に隠されていた男の焼死体をあらためて検視してみると、引退した秦太医であることが分かる。

これにより、秦太医の後釜についた斉太医こそが怪しいと思われた。

実際、これまで「疫病」だと診断したのはすべて斉太医だった。

本当の標的

蕭頌は斉太医が皇太子を診察すると言っていたのを思い出し、本当の標的は皇太子だと気づく。

すぐに皇太子の居場所に駆けつけると、ちょうど斉太医が皇太子に薬を飲ませようとしているところだった。

蕭頌は慌ててそれを阻止した後、斉太医の罪を暴いた。

事件の経緯は以下のとおり。

  • 報酬に目がくらんだ秦太医は疫病に見せかける薬を作ったものの、標的が皇太子と知って怖じ気づいた
  • そんな時に杜心儀の検視を頼まれた彼は、薬をこの世から消すべく杜心儀の口の中に隠した
  • ところが、後になって己の作り出した薬を捨て置けないと思いなおし 取りに戻ったところを、斉太医に見つかり殺されてしまった
  • 斉太医は棺の中なら安全だと思い、秦太医の骸を隠した

斉太医はすべてを認めるが自害した。

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【大唐女法医】26話のネタバレ

“隋候の珠”のありか

危篤になった蕭頌の祖母は、「“隋候の珠”はこの屋敷にある。用心しなさい」と蕭頌に言葉を遺して死亡した。

この一件を調べにきた蘇伏そふくは、蕭頌が見ている前で現場捜査をおこなう。

すると、疫病に見せかける薬や 手下人のものと思われる付け爪が見つかった。

それを目にした蕭頌は、侍女の爪が欠けていたことを思い出す。

蕭頌は手下人の侍女を罠にかけるため、一芝居うって雲韶教坊におびき出すことにした。

≡雲韶教坊≡

蕭頌が妓女をはべらせて一芝居しているところに、協力しにきたという冉顔が現れる。

彼女は短剣をふりまわすと「蕭頌は私のものよ。指一本触れたら許さない」という。

そして2人が眠ったフリをしていると、まんまと策に引っかかった侍女が“隋候の珠”を奪いにやってきた。

あらかじめ待機していた白義や蘇伏がすぐに駆けつけて侍女を捕らえた。

前妻たちの死

pic.twitter.com/LdGExAaAEZ

— ドラマ感想マン (@yuna64yuna) May 30, 2021

前妻たちの死の真相

内衛門であることを隠し蕭府に仕えていた侍女の春来は、蕭頌の1人目の妻を殺した後、同志の杜心儀が嫁げるように画策した。

つまり、春来と杜心儀は、蕭府にやってきた時期は異なるものの、どちらも内衛門で狙いは“隋候の珠”だったのだ。

狙いどおり、杜心儀は蕭頌の2人目の妻になることができた。

一方、彼女たちと敵対する一味として蕭府に潜伏していたのが、今回の手下人である侍女の秋嫿しゅうかくだった。

秋嫿は、蕭頌に寵愛されている杜心儀ならば“隋候の珠”のありかを彼から聞いているだろうと推測し、術をかけて聞き出そうとした際に死に追いやった。

今回の殺人がバレた秋嫿は、己の正体を口にしようとした瞬間、飛んできた箸が頭に突き刺さって死亡した。

祖父の遺志

冉顔と蕭頌が、蕭府の隠し階段を降りていくと、以前に冉顔がいざなわれた花園があった。

噴水の真ん中には、龍のような像がおいてあり 牙の片方が欠けている。

そこに蕭府の家宝(牙刀)をはめこんでみると、家宝のフタが開き、中から“隋候の珠”が出てきた。

あれだけ必死になって探していた“隋候の珠”は、蕭頌自身が持っていたのだ。

そして、噴水の内側の壁には祖父の掘った文字が刻まれていた。

《隋の皇帝から重大な任務を任された。隋の復興に向けて、天下の宝である“隋候の珠”を我が屋敷で厳重にお守りする》

祖父の遺志を知った蕭頌は、複雑そうな表情で黙り込む。

(これまで隋の残党を駆逐してきた蕭頌にとって、祖父が隋の一味であるという事実は受け入れがたいのだと思われる)

蘇伏は火麒社の頭首に飲まされた毒により、5日ごとに解毒剤を飲まなければ死ぬ体になっていた。

それを知った冉顔は、頭首に取り引きを持ちかける。

「“隋候の珠”を渡す代わりに蘇伏の命を助けて」

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【大唐女法医】25話の感想

鷹に怯えまくる桑辰が可愛かったですし、そんな彼を余計に怖がらせようとする白義にも笑えました。

やはりこの2人が揃うと一気にコメディ!

何より2人のやり取りは微笑ましく、すっかりドラマの癒し要素になっています。

一方で事件のほうは、蕭頌の1人目の妻(向瑶)を殺した犯人は分かったものの、自害したので詳細までは分からず。

その犯人はまたしても内衛門の者でしたが、いつもの如く自害してしまいました(自害されるの何回目?笑)。

2人目の妻の死もまだ謎に包まれていますし、しばらくは蕭府での調査がメインになっていくかもしれません。

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【大唐女法医】26話の感想

めちゃめちゃ面白くなってきました!

まずドラマの核となる“隋候の珠”ですが、蕭頌の屋敷にあるとは予想外の展開でした。

しかも、彼の祖父がまさか隋の一味だったとは。

唐の忠臣として隋の残党を駆逐し それを誇りに生きてきた蕭頌にとって、祖父の正体はかなりの衝撃だったはず。

こうなってくると、蕭家に嫁いできた女性たちが全員怪しく見えてきます。(“隋候の珠”を狙って嫁いだのでは?)

特に、東陽夫人はよく見ると火麒社の頭首に似ているような気も……。

ラブラインのほうも先が読めないので見ていて飽きません。

ただミステリーとしては、ネタ切れになってきたのか犯人が多重人格だったり、死因が法術だったりと荒技も増えてきました。

*次回27話・28話のネタバレ感想はこちら