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【大唐女法医】33話・34話のあらすじ・ネタバレ・感想。

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【大唐女法医~Love&Truth~】33話と34話。改心したように見えた冉美でしたが何も変わっていませんでした。彼女は冉顔を助ける条件として“蕭頌との結婚”を望みます。蕭頌は二つ返事でOKしてしまい……。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

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【大唐女法医】33話のネタバレ

美玉の狙い

*BS放送は全33話ですが、本記事の内容はU-NEXTの動画(全36話)をベースにしています。

冉顔ぜんがんに会いにきた妹の美玉は、いつもの憎まれ口を封印してしおらしい態度で父親の死を告げた後、「今や自分の家族は姉上だけだから、過去のことは許してほしい」と請いました。

一方で、“桜陽皇蝶がくちなしの幼果を好む”と知った白義と桑辰は、突き止めたくちなしの買い手の屋敷を訪れます。

すると、なぜか紀元の姿が……。

白義は桑辰をこの場に残し、すぐに蕭頌を呼びにいきました。

その間、桑辰は1人で屋敷に侵入するのですが、それは罠で桜陽皇蝶に襲われて毒に侵されてしまいます。

蕭頌を連れて戻ってきた白義は、桑辰を助けるために部屋に突入しますが、桜陽皇蝶と戦っているうちに毒で倒れてしまうのです。

倒れた2人を運び出した蕭頌は、すぐに治療を受けさせますが、呉修和ごしゅうわによれば瀕死の白義を助けるには霊芝れいしという貴重な薬が必要なのだといいます。

その薬は陛下でも持っているか分からないほどの希少品なため、蕭頌たちは絶望モード。

そこにやって来た美玉は、母の遺品の中にあったという霊芝を提供し、そのおかげで白義は一命をとりとめました。

紫枯散の副作用

毒の紫枯散しこさんを飲まされた者は幻覚に悩まされることがあるものの、通常は解毒剤で幻覚も消えるのですが、蘇伏そふくは冉顔への情が深すぎるために幻覚が悪化していました。

そんな彼は、紀元の屋敷を調べている最中にも強い幻覚に襲われ、錯乱状態で護衛の者たちを皆殺しにしてしまいます。

現れた頭首(東陽夫人)は、情を抱き続けたままではいずれ意識を飲み込まれて真の傀儡になると警告しました。

助けるための条件

殺しが起きたと報告を受けた大理寺卿の孫振そんしんは、冉雲生ぜんうんせいの屋敷にやってきます。

部屋では冉顔と紀元が倒れていました。

目を覚ました冉顔は、紀元殺しの罪を着せられ投獄されてしまいます。

このことを知った蕭頌と蘇伏は、協力して真相を暴くべく捜索を開始。

そこに現れた美玉は、冉顔をハメるために自分が仕組んだことだと自白した上で、冉顔を助けるための条件を蕭頌に提示しました。

「私を娶っていただきます」

蕭頌は二つ返事でその条件を飲みました。

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【大唐女法医】34話のネタバレ

行方知らずとなった呉修和を探していた白義と桑辰は、呉修和の遺体を見つけます。

一方で、美玉との結婚を決めた蕭頌は、呼び出した蘇伏にあることを頼みました。

婚儀には国中の皇族貴族が出席するため王宮に兵力が集まるはずだ、その機に乗じて冉顔を牢屋から助け出してほしいと。

「なぜ私に頼む」

「この世で冉顔に惜しみない愛を注ぐのは、私の他にそなたしかおらぬからだ」

屋敷に戻った蕭頌は、以前に冉顔から返してもらった家宝の牙刀を開けると 中に“隋候の珠”が入っていました。

彼女は“隋候の珠”を盗んでいなかった、初めから裏切ってなどいなかったのです。

婚儀当日。

蘇伏は計画どおりに冉顔を牢屋から助け出し、通行手形を渡して船で逃げるようにいいます。

ところが、船にむかう道中で蕭頌の婚儀を知った冉顔は、婚儀の場に突入して陛下の前で宣言するのです。

「何度生まれ変わっても、必ず蕭頌の妻になる」と。

そして、彼女は呉修和の遺体を運び込むと「手下人は楊妃を殺した者と同じ」だと話します。

楊妃の手下人を何としても捕まえたい陛下は、もしも犯人を突き止めることができれば冉顔を無罪放免にすると
約束し、呉修和の検視を許可しました。

いざ検視をすると、胃の中から美玉の名が彫られた装飾品が出てきて美玉が犯人だと判明。

美玉は罪を認めて自害しました。

そのすぐ後、潜んでいたらしい隋の刺客たちが現れ「李世民(皇帝)を殺す」と言いながら次々と自害。

居合わせた孫振は、この騒ぎを蕭頌の謀反だとして罪を着せようとします。

陛下は、蕭頌が何も弁明をしないため投獄しました。

その後、自害した兵士たちを検視することになった冉顔でしたが、生き返った蝶たちが突然発火したため部屋も遺体もすべて燃えてしまいます。

ちょうど通りがかった蘇伏は、燃え盛る部屋に取り残されている冉顔を救いました。

その帰り道、胸の発作が起きた彼は川に落下し、薄れゆく意識のなかで冉顔との思い出を反芻するのです。

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【大唐女法医】33話の感想

白義と桑辰のシーンが多めで癒されました。

“蕭頌ダイスキ”な忠犬白義が、あれこれ頭を悩ませる姿が可愛いです。

白義にとって蕭頌の幸せが第一ではあるものの、蕭頌が厄介者の冉顔と復縁してしまうのは複雑なのでしょう。

今回 白義が桜陽皇蝶の毒で死にかけてしまい、どうなることかと思いましたが、助かって本当に良かったです。

そして、またもやピンチに陥ってしまった冉顔ですが、冉顔を助けるために蕭頌と蘇伏がタッグを組んだことが熱すぎます!

何だかんだ言って、この2人が組むと最強なのです。

ところで、蕭頌は二つ返事で美玉を娶ると言いましたが、それは本心なのか、それとも策があるのか気になるところです。

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【大唐女法医】34話の感想

視聴者目線では冉顔が蕭頌を愛していることは分かっていましたが、まだ蕭頌本人には伝えていませんでした。

それがついに!冉顔が自分の気持ちを告白し、2人は本当の意味で心が通じあいました。

でも幸せなことばかりではなく、師匠・呉修和の死も……。

冉顔の泣き声をかき消せるようにと、花火を打ち上げてあげる蕭頌の優しさが素敵でした。

冉顔もまた彼の胸で思いっきり泣くことができ、2人の愛と絆は揺るぎないものになった気がします。

*次回35話と最終話のネタバレ感想はこちら