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【ボイス 110緊急指令室】8話・9話のネタバレ。殺人鬼誕生の秘話が発覚!次に狙われる命は……?

ボイス110緊急司令室ネタバレ 2019年夏ドラマ

【ボイス 110緊急指令室】8話・9話ネタバレ考察。

妻を殺された敏腕刑事の樋口(唐沢寿明)と、父を殺された声紋分析官ひかり(真木よう子)がタッグを組み、殺人鬼を追う犯罪サスペンスドラマです。

樋口が約束のペンションへ着くと上杉(手塚とおる)の遺体が……。

この記事では『ボイス 110緊急指令室』8話・9話のネタバレ解説と感想を紹介します!

【ボイス 110緊急指令室】8話・9話ネタバレ

上杉が死に、とうとう真犯人・本郷雫(伊勢谷友介)にたどり着いたひかりと樋口。

しかし、雫が犯人だと言う証拠は未だ見つかりません。

一方で雫は、警察に対して一切焦りや恐怖心がありませんでした。

むしろ、この状況を楽しんでいるかのように見えるのです。

樋口の妻・未希、ひかりの父親、沖原警部補はじめ多くの人間を殺し、“殺人”と言うものに快楽すら覚えている雫。

犯行に使った血のついたハンマーを満足そうな笑顔で眺めるその表情は、まさにサイコパスそのものだったのです。

“恐怖”や“怯え”と言った感情を全て取り除いた怪物に扮する伊勢谷友介さんの怪演が、8話・9話の見どころのひとつです。

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【ボイス 110緊急指令室】8話・9話のネタバレ

犯人は楽しんでいる

ひかりが自宅に帰ると、何者かが外にいる気配を感じます。

足音から3年前の真犯人であることを確信し、樋口に「今真犯人が玄関の前にいる。」と電話で伝えました。

樋口は、危ないから家から出るなと言いますが、ひかりは「現行犯で捕まえられる絶好のチャンスだ。」と言って玄関の外へ。

すると、突然超音波が流れ辺りは真っ暗に……。

動揺するひかりのすぐ後ろには雫の姿が!というところで樋口が現れ、ひかりは無事だったものの犯人は逃げてしまいました。

ひかりは、“自分を殺そうと思えばいつだって殺せたはず、なのにそうしなかったのは犯人が楽しんでいる”からではないかと分析します。

真犯人は、ひかりが怖がって動揺する姿を見て楽しんでいたのです。

そして、上杉の現場に残されていた未希の肉声のテープも偽造されたものだということが発覚。

犯人は、愛する妻が他の男性を愛していたという嘘を樋口に植え付け、困惑する姿を見て楽しんでいたということになります。

内通者はECU内にいる!

雫に殺されたと思われる上杉の所持品から、証拠品が消えていることが発覚しました。

ひかりはECU内部に内通者がいることを疑います。

  • 3年前にひかりの通話記録を消すことができる人物
  • 当時からこの署にいる人物
  • 殺された沖原のスケジュールを管理し、彼を脅せる人物

それは、あまりに近すぎて疑いもしていない人物でした。

ひかりは、樋口を“兄貴”と慕う石川こそ内通者なのではと言いますが、樋口は信じることが出来ません。

しかし、上杉の証拠品の入っている鞄を持ち出したのは石川だったのです。

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【ボイス 110緊急司令室】8話・9話のネタバレ解説

石川は人を殺していた

本郷ホールディングスが仕切っている地下鉄駅拡張工事現場で事故が発生。

樋口は本郷ホールディングスが仕切っている他の工事現場でも事故が相次いていることを知り、ずさんな管理体制であったことが調べで分かりました。

石川を疑うひかりは彼を捜査から外すことを提案しますが、樋口はその件は自分で調べると言います。

間も無く、3年前に石川の父親が工事現場で人を死なせていたことが発覚したのです。

急いで駆けつけた石川に、上杉は「このことが世間にバレたら親父さんは逮捕されるだろう。」と脅し、その部下が警察に連絡しようとします。

慌てた石川は、上杉の部下を誤って突き倒してしまい殺してしまったのです!

このことで上杉に弱みを握られた石川は、その後本郷ホールディングスの言いなりになっていたのでした。

殺人鬼の誕生

殺人鬼・本郷雫を調べていると、母親が自殺していたことが分かりました。

実は、母親の自殺にはその前日に起きたある事件が関わっていたのです。

本郷ホールディングスの会長であり雫の父である本郷辰夫が不在の日、雫と母親は2人でペンションに行きます。

そこには辰夫がいつも被っている帽子が置いてありました。

雫が家の中を探すと地下から物音が聞こえてきます。

雫はそこで、父親が人を殺しているところを見てしまったのです。

それ以来、雫の心の中に眠っていた“怪物”が目覚め、優しさも恐怖心もない殺人鬼になってしまったのでした。

石川が危ない?

樋口を裏切っているということに後悔を感じ、ひとり涙を流している石川の元に雫から電話がかかってきました。

石川は樋口に「兄貴、借りを返します。」とメールで送り、雫に会いに行きます。

雫と対面した石川は、銃口を向けながら「もう言いなりにならない。」と言いますが、いとも簡単に体勢を崩され何度も蹴られて気絶し、気がつくと両手を縄で縛られていました。

そして笑顔の雫は、殺人の際に凶器として使っているハンマーを手に持っていたのです。

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【ボイス 110緊急指令室】8話・9話の感想

遂に音声データを削除し、内部の情報を真犯人に伝えていた内通者が発覚。

これまでのストーリーを見ていた石川の人柄から、とても裏切り者とは思えませんでしたが、父親を守るためという何とも切ない理由にもどかしくなりました。

石川の弱みを握り、彼の優しさを利用した本郷ホールディングス一派は本当に許せません。

また、雫の過去も衝撃的でした。

父親が人を殺しているのを見て、彼の心の中にある何かが目覚めたんでしょうね。

人は“恐怖”や“怯え”から自制心や優しさが生まれますが、それが一切ない雫は同じ人間とは思えないほど残酷です。

次週、遂に最終回を迎える【ボイス 110緊急司令室】。

無事に石川を救出し、樋口とひかりは愛する人を奪った犯人に復習することは出来るのか?