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海外ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン9第15話ネタバレ解説。10人の首!戦いか降伏か……選択はどちらに?

ウォーキングデッドネタバレ アクション

『ウォーキング・デッド』シーズン9第15話ネタバレ考察。

王国を中心に、ヒルトップやアレクサンドリア、オーシャンサイドなどすべての町がひとつに……。

ミショーンのわだかまりも解け、これからという時に、大変な事態が起こってしまいます。

囁く者にさらされた10人の首、ウォーカーの大群、幸せが崩壊する音が聞こえ始めた町々は生存の危機にさえ追い込まれる。

奴らの狙いは一体何なのか……。

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シーズン9第15話あらすじ

数年前、ヒルトップの仲間になったマイルズとヒルデ。ヒルデがマイルズに”H”の文字を掘った木彫りのチップを渡したのを機に、このチップを会議で使う通貨として王国に届けることに。

”H”にはヒルトップそして(HOME)という意味が込められています。

しかし、王国に向かう途中で囁く者に襲撃され、ヒルデの頭皮がアルファに剥がされてしまいます。

その頃王国では、エゼキエルが演説をしていました。会議の開催の合図とともに、ダリル、コニー、ヘンリー、リディアが王国に到着しました。

キャロルは成長したヘンリーを見て喜ぶものの、タラは「取り戻すのはヘンリーだけだったはず」と、リディアがいることに嫌悪感を示します。

そこでミショーンが、話があるからリーダーだけを集めてほしいと言い、映画館にヘンリー、リディアと、各町のリーダーが集まりました。

ミショーンは、リディアは亡命者としてアレクサンドリアで迎えると言うものの、タラは囁く者に報復されるのはヒルトップだと懸念

しかしミショーンは、自分も刑務所に現れた時リックに信用してもらえなかったし、タラも総督と離れても信用してもらえなかったと、自分たちも同じように経験したと言いタラを説得しました。

これにより、王国、ヒルトップ、アレクサンドリア、オーシャンサイドは4つの共同体となり、それぞれがエゼキエルが用意した憲章にサインをしたのです。

 

団結してひとつの町をみんなで救う。

まずは、囁く者の襲撃に備え腕の立つ護衛たちをヒルトップに送り込むことにしたのです。

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海外ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン9第15話の見どころ

賑わいを見せる会議場と正反対の惨劇

*以下、ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。

催し物が多数用意された会議場では、集まった住民たちそれぞれが楽しみ、賑わいを見せています。リディアはその雰囲気に驚きつつも、ヘンリーと一緒に平和な時間を楽しんでいました。

たくさんの笑い声と笑顔で、会議は大成功。と思いきや、ヒルトップに向かった者たちに惨劇が……。

ヒルトップに向かったのは、ダリルとキャロル、ミショーンとユミコを含む、複数の腕の立ち住民たち。

ところが、途中で出会ったハイウェイマンたちに、馬車(ヒルデたちが乗っていた)が倒れていると知らされます。

ダリルたちが生存者の痕跡を追っている途中で、何かがおかしいことに気づいて引き返そうとしましたが、あちこちに現れたウォーカーの集団に行く手を阻まれてしまいます。

ところが、ウォーカーを一掃するとすぐ、囁く者たちが現れダリルたちは囲まれてしまったのです。

このままいけば、4人の運命は危うい状況です。ところがアルファはダリルだけを連れ、あるモノを見せつけました。それは、大群と呼べるほどのウォーカーの群れで、領域を冒せば大群を送り込むというもの。

この光景は、リックがアレクサンドリア近くで見つけた採石場を彷彿とさせます

アルファの目的はリディアかと思いきや、「娘は諦めた」の一言。実は、アルファはヒルデの頭皮を被り、彼女の洋服と帽子を身に着けて王国に侵入し、まずはエゼキエルにデボラと名乗って近づき、その後は映画館でリディアに会っていたのです。

リディアから拒否されたアルファは、娘を説得できずに諦めたようですが、その怒りの矛先を共同体に向けたのでした。

10人のさらし首が!アルファの狙いとは!?

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共同体に向けた警告は、10人のさらし首だったのです。犠牲になったのは、フランキー、アディ、ロドニー、タラ、タミー、イーニッド、オジー、アレク、DJ、そしてヘンリー。

彼らはどのようにして囁く者に連れ去られたのかは不明です。ハイウェイマンは、ダリルたちに会ったあとに連れ去られたと推測できますが、会議場にいた者は、アルファに誘導された可能性もありますね。

また、セディクも連れ出されましたが、頭を殴られ木に縛り付けられていたものの、この事をみんなに伝えるために、彼だけは生かされたようです。

セディクは、自分が見たもの、ヘンリーやタラなど捕まった仲間たちは最後まで諦めず、協力しながら戦っていた、奴らは自分たちの絆を壊すためにしているのだと話しました。

棒に刺さされて小高い丘に、さらされていた10人の生首。彼らの口だけがほんの少し動いていた光景は囁く者の残酷さを物語ります。

また、彼らの首が映し出されると同時に、フランキーを探すユージーン、タミーを探すアール、ロドニーとアディを探すゲイジ、イーニッドを探すアルデン、タラを探すゲイブリエルとユージーンの姿が描写されていました。

そして、王国ではリディアとエゼキエルもヘンリーを探していたのです。

アルファは、自分たちの領域はハイウェイから川の間だと警告すると、ダリルとミショーン、キャロルとユミコの4人を無傷で返しました。

自分たちには力があるから、あえて戦いはしないということなのか、いつでも全員を始末することもできるという脅迫なのか……。

アルファの本当の目的は何なのか……。自然の摂理で生きるのが囁く者だと言っているものの、彼女の本当の目的はハッキリしていません。

今の時点では、囁く者の領域を冒さなければいいという流れですが、彼らは移動しているので、そのたびに領域が変わってしまうということは、いつか全土を囁く者で支配することなのか……。しかしその後は一体?

そうであれば文明が進むというより、後退するような考え方ですが、彼女は何を考えているか分からないので、次のシーズンでの解明を期待したいですね。

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海外ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン9第15話の感想

原作でも、共同体の仲間がさらし首にされると知っていたので覚悟はしていましたが、まさかヘンリーやイーニッドまで……と驚きでした。

どういった展開でこの10人が選ばれたのかは分かりませんが、重要な人物の死も躊躇しないと言うのが『ウォーキング・デッド』の醍醐味です。

ただ、ヘンリーはこれからという時だったので、非常に残念な思いです。今後は、リディアが彼の代わりとなって仲間の手助けをしていくのかもしれませんが、愛するヘンリーを殺害したアルファを許すことはしないでしょう。

アルファに避難されても、連れ戻しに来ても彼女は自分の意思表示をしっかりしましたし、ヘンリーといることで彼女自身も強くなっていました。

ヘンリーを失ったことで、更に強くなってくれればいいと期待します。また、リーダーのタラを失ってしまったヒルトップを、今後は誰がまとめていくのか?というところでしょうし、アルファがリディアを敵とみなすのであれば、彼女がいるアレクサンドリアにも危険が迫ることは間違いないと思います。

もし、ヒルトップやアレクサンドリアや王国、オーシャンサイドそれぞれウォーカーを送り込まれたとしたら、自分たちの”家族”を守るのに精いっぱいとなり、お互いに助け合うことが不可能になります。

アルファは、領域を冒さなければとはいうものの、それは建前だけ。リディアを奪われたこともあるので、そういって油断させて一網打尽にしようと考えているのかもしれませんね。

共同体はやられる前に畳み込むのか、それとも……。