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「ハンドメイズ・テイル」シーズン6最終話の結末を解説|ギレアドのその後とスピンオフへの布石

ハンドメイズテイルのファイナルシーズン ディストピア
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*記事にはプロモーションが含まれています

2017年にスタートしたディストピア・ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」が、ついにシーズン6で一区切りを迎えます。最終話ではギレアドの行方、そしてジュンの決断が描かれ、物語はある種の“次章”へとつながる展開を見せています。果たしてジュンは娘ハンナと再会できたのか?今後のスピンオフとの関係性も交えて、最終話の結末を詳しく解説します。

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「ハンドメイズ・テイル」とは

ディストピア・ドラマ「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のシーズン6がついに完結を迎えます。マーガレット・アトウッドの同名小説(1985年)を原作とする本作は、2017年からHuluで配信されており、英国ではChannel 4やAmazon Prime Videoを通じて視聴されています。

最終シリーズは英国より数週間早く米国で公開され、第6シリーズ第10話と最終話は7月5日に公開されました。日本では2025年8月8日からHuluで配信予定。

*シーズン6トレーラー

物語は、米国で第二次内戦が勃発した後、神権的で全体主義の国家「ギレアド」が支配するという架空の未来を描いています。女性たちは権利を奪われ、特に妊娠可能な女性=「侍女」は支配階級の子を産むための存在として扱われます。

主人公ジューン・オズボーン(演:エリザベス・モス)は、夫と娘と共にカナダへの脱出を試みたものの捕まり、ギレアドの中で壮絶な人生を送ることになります。共演にはジョセフ・ファインズ、アン・ダウド、ブラッドリー・ウィットフォードらが名を連ねています。

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「ハンドメイズ・テイル」最終シーズンについて

最終話で明かされる展開――ジュンはハンナと再会できるのか?

最終話では、ついにボストンが解放され、司令官たちは全員死亡。しかし、ジューンは「まだ多くの都市や州、特に娘ハンナがいると信じているコロラドがギレアドの支配下にある」と気づきます。

しかし、実際にはハンナはワシントンD.C.へ移送されており、マッケンジー司令官の元で暮らしていることが明らかに。ジューンは娘を取り戻すため、そしてギレアドを完全に打倒するために、新たな決意を胸に立ち上がります。

物語のラストでは、ジューンの母ホリーの助言により、これまで自分が経験してきたことを記録するための回想録を執筆し始めました。かつて自分が住んでいたウォーターフォード家の部屋に戻り、静かにペンを走らせる姿が映し出されます。

スピンオフ「The Testaments」へと続く物語

マーガレット アトウッド (著), 鴻巣 友季子 (翻訳)

最終話では、ジューンとハンナの再会は描かれませんが、これは次作「The Testaments(誓願)」への布石と考えられます。

マーガレット・アトウッドによる続編小説を原作としたこのスピンオフでは、ハンナが中心人物として描かれる予定で、現在制作が進行中。2026年の配信が予定されています。

第9話ではテイラー・スウィフトの楽曲も登場

Look What You Made Me Do
テイラー・スウィフト「Look What You Made Me Do」

第9話では、テイラー・スウィフトの「Look What You Made Me Do」が印象的な場面で使用され、ジュンがギレアドの司令官たちに反旗を翻すシーンを彩りました。

この演出により、SNS上では「スウィフト本人がカメオ出演していたのでは?」という声も上がるほど話題になりました。

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「ハンドメイズ・テイル」©Hulu

紹介している作品は、2025年7月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各公式ホームページにてご確認ください。