「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」シーズン3第2話ネタバレ・考察・解説。ダリルはキャロルを川の傍で見つけました。キャロルは、恋人たちが川で泳いでる姿を微笑ましく見ていました。彼らはソラス・デル・マルという町の住民でしたが、”奉納祭”から逃れるために町を抜け出してきたのです。
- 2025年/アメリカ/全7話
- 原題:The Walking Dead: Daryl Dixon
- 配信:[U-NEXT] (PR)
- リリース:2025年9月8日
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シーズン3第2話:奉納
キャロルは、川の反対側にいた恋人同士を微笑ましく見ていました。捜しに来たダリルに、「完璧な二人だわ」といいます。
恋人たちを見たダリルは、彼らが物資を持っているのを確認し分けてもらうと言い岩場を降りようとしたその時、先ほどダリルが見た武装した男たちが3人、彼らを見つけます。
武装した男のひとりが、恋人の男性の頭に銃を突き付けた直後、別の男にダリルの矢が命中。続いてもうひとりも命中、銃を突きつけていた男もすぐに矢で射抜かれました。
そこにもうひとり男がやってきます。ダリルは男に発砲しましたが、逃げられてしまいました。
女性の名はフスティナ、男性はロベルト。
キャロルとダリルが2人たちの元へいくと、フスティナがお礼をいいます。ダリルは、キャロルを医者に見せたいと話すとフスティナは命の恩人だからと村に連れて行こうとしました。
しかし、ロベルトは渋り首を縦に振りません。するとダリルは彼に銃口を向け、半ば強制的に村まで案内させたのです。
二人は村を抜け出してきたため、ロベルトは戻るのを渋ったのです。到着したのは村というより町。そこには大勢の人々が暮らしていました。
門の前で馬に乗ったパスという女性カウボーイに「盗賊に襲われていたところをアメリカ人に助けられた。彼女を助けたいから門を開けて」とフスティナが頼みます。
パスの顔は怒っているように見えましたが、門番に門を開けさせました。
シーズン3第2話ネタバレ
ソラス・デル・マルへようこそ

ソラス・デル・マルの町中は、かつての世界を彷彿させるほど平和に見えました。年寄りたちはボードゲームを他楽しんだり、道端では子供たちが遊び、大人たちはそれぞれ自分の仕事をもって暮らしていたのです。
ただ、よそ者を嫌う傾向にありました。
フスティナは、町長のフェデリコ・デ・リベラの姪でした。フェデリコは、2日間だけの滞在を許可し、ロベルトの父アントニオの計らいで彼の家に滞在することができたのです。
ロベルトはダリルに「もう二度と抜け出せない」と町から出られないことを嘆きます。彼らが町から抜け出したのには理由があったのです。
奉納祭。
それが行われ、もしフスティナに当たれば2人は一緒になることができないからです。*奉納祭とは
翌日、奉納祭に向け町にエル・アルカサル(スペイン語で王宮や城の意味)の部隊を引き連れた、リーダーのギエルモ・トーレスがやってきました。トーレスは、スペイン王の末裔と自称しているエル・アルカサルのリーダーで次の王になる人物。
彼らは年に一度、北部を訪れて贈り物と保護を提供するのです。トレースが言うには「同盟が身を守る術だ」と。
そんななかでも、ダリルは「自分たちには関係ない」と船を修理する道具を着々と集めていました。しかし、キャロルはロベルトとフスティナを助けたいと考えていました。
町では、奉納祭の準備が進められていました。
年頃の娘の名前が刺繍された布を豚の首に付けてレースをさせる。1位になった豚の首に巻いてある布に書かれている名前の女性が、花嫁になるためエル・アルカサルに連れていかれる。連れていかれた女性は町に戻ることはなく、両親に会うこともできない。
今回、選ばれた女性は6人。そのうちの一人がエル・アルカサルに連れていかれることになります。
フスティナもその一人だったので、もし彼女の名前が書かれた豚が1位になったらロベルトと永遠に会うことができなくなってしまうため、2人は町を逃げ出したのです。
その時、ダリルは何を思ったのか

夜になると、食事会が始まります。ダリルとキャロルはフェデリコの計らいで同じテーブルにつきます。
そこでキャロルが口を開きます。ロベルトとフスティナの手助けをしようとしたかったのでしょう。
「昔からのやり方が必ずしも最善ではない」
花嫁選びのことを言ったのです。ダリは、キャロルがトラブルを起こさないよう話を逸らそうとしましたが、キャロルの攻めは止まりません。
「なぜ?なぜ娘たちを差し出すの?それと引き換えに穀物や種、燃料が入るから?」
そこで、トレースと一緒にやってきた妻が口を開きます。
「エル・アルカサルは希望で、奉納祭は娘たちに成長と安全な暮らしを与える」と。
彼女もまた、同じようにしてエル・アルカサルに言ったようです。自分が生き証人になるというのです。
さらに、今回花嫁に選ばれた娘の母親がキャロルを責めてきたので、キャロルは何も言えなくなってしまいました。
その時、ダリルが少し離れた席に座っている男が撃ち逃した男であることに気づきます。男たちは3人、彼らはソラス・デル・マルの住民なのか、それともエル・アルカサルの部隊の男なのか。
ダリルは、荷物を確認してくるとキャロルに伝え、テーブルのナイフを隠し持ちその場を離れ、男たちはダリルを追いかけていきました。
ダリルは身を隠しながら武器を調達し、複数のウォーカーが捕らわれている中庭にひとりを突き落とし、もうひとりを殴り倒します。
残るはダリルの顔を見た男のみ。
ダリルが、中庭に落とした男をじっと見ているところでシーンは終わります。
解説と考察
前回、動物の頭蓋骨を被ったグループが”村の住民”で武装した男たちが敵ではないかと予想しましたが、今のところは逆かもしれませんね。
ただ、今回は動物の頭蓋骨を被ったグループが出てきてないので何とも言えませんが。
でも、ソラス・デル・マルはまだいいとして、エル・アルカサルへの怪しさがぬぐえません。なぜ連れて行った娘たちは両親に会うことが許されないのか、なぜ連れていくのか。
生きていくために、町を守っていくために取引をしているのか、それとも本当に希望を見出しているのかです。
大抵、トレースのような男はロクな人間ではないというあるあるなところがありますし。
そして本文には書きませんでしたがトレースの妻はパスと何か関係があるようです。2人でこっそり会っていて、パスがトレースの妻の手にキスをしていたので。
妻は名前が出てきてないのでわかりませんが、ソラス・デル・マルの住民ではなかったようです。
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「ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン」©2025 Stalwart Productions LLC.
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