「長歌行(ちょうかこう)」48話・49話(最終話)ネタバレあらすじと感想。

歴史 / 時代劇
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「長歌行」48話・49話ネタバレあらすじと感想。阿詩勒隼の処刑が執行されようとした時、阿詩勒渉爾を人質にした李長歌が刑場に入ってきます。屋根の上からは諸風と羅十八が可敦たちを弓矢で狙い、魏叔玉と司徒郎郎は歩真たちの救出に向かい……。

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48話:阿詩勒隼の救出

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実は弥弥古麗は可敦から脅されていることを事前に李長歌に相談しており、情報を得るために可敦に従うふりをしていたのです。

公開処刑当日、弥弥古麗から情報を得た李長歌と諸風が王宮の裏口で野菜売りに扮して待っていると、裏口を開けて出て来たのはなんと阿詩勒渉爾だったのです。諸風は刀を抜こうとしますが、阿詩勒渉爾は「俺はここにいる 方法は1つだ」と言うのでした。

阿詩勒隼の処刑が執行されようとした時、阿詩勒渉爾を人質にした李長歌が刑場に入ってきます。屋根の上からは諸風と羅十八が可敦たちを弓矢で威嚇していました。また同時に王宮内に侵入した魏叔玉と司徒郎郎が歩真と前王朝の王族たちを救出しました。

可敦は仕方なく阿詩勒隼を解放し、李長歌も阿詩勒渉爾を解放します。可敦は雷蒙に逃走する阿詩勒隼と李長歌を討つように命じますが、阿詩勒渉爾は可敦に刀を向けて雷蒙を制したのでした。

可敦が「母を殺せはしない」と言って雷蒙に再び命じると、阿詩勒渉爾は今度は刀で自分の胸を刺したのです。

その時、可敦は先ほどの人質は阿詩勒渉爾が自らなったものだと悟りました。可敦は阿詩勒渉爾に立ち去れと言い、雷蒙に李長歌たちを追うように命じます。

王宮の外に出ようとしていた李長歌と阿詩勒隼を弥弥古麗が手引きしました。そこへ兵を引き連れた雷蒙が追いつきます。雷蒙が弓矢で狙っていることに気づいた弥弥古麗は李長歌をかばい胸に矢を受けてしまうのでした。

李長歌が弥弥古麗を抱き起し、阿詩勒隼は1人で追っ手を迎え撃ちます。そこへ諸風と羅十八も応戦し、諸風は弥弥古麗に歩真が無事に救出されたことを伝えました。

その時、李靖に延利可汗を託した穆金ら鷹師の仲間が戻ってきて加勢しました。穆金は倒れている弥弥古麗を見つけて駆けつけます。弥弥古麗は”歩真を守ってあげて”と言い遺して穆金の腕の中で息を引き取りました。

唐軍が定襄に迫っていることを知った可敦は雷蒙に狼師を率いて阿詩勒渉爾を逃がすように命じ、自分は阿詩勒部に従う部族の首領たちを盾にして逃げると言うのでした。

定襄から脱出した阿詩勒隼は、李靖の元で治療を受ける延利可汗に会いに行きます。医師は毒が体中に回っていて、養生してももう出征は無理だと告げました。

その後、魏叔玉、諸風、羅十八は前王朝の王族を唐の都に護送して行くことになります。また、司徒郎郎と珍珠もそれぞれの場所へ帰っていきました。

感想

阿詩勒渉爾は本当はいい人だったんですね。母の悪事を知って阿詩勒隼たちのためにとった行動に感動しました。穆金はやっと弥弥古麗と再会できたのに、こんな形で残念でした……。

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49話(最終話):新しい人生

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李長歌は阿詩勒隼に母の墓前に置かれた縁談申し入れ書を見たと言います。阿詩勒隼から結婚の意思を尋ねられた李長歌は「堅苦しい段取りは必要ない あなたがいれば十分」と答えました。阿詩勒隼は「俺も」と言って李長歌の額に口づけするのでした。

また李長歌は阿詩勒隼に、どうやって鷹師と唐軍が協力して可敦を討つことを李靖と打ち合わせたのかと尋ねます。阿詩勒隼は、唐にいる時に李靖から平和を望む民のために国や部族を超えて立ち上がろうと言われたと明かしました。そして阿詩勒隼は延利可汗を助けることを唐に協力する条件にしたと言います。

李長歌が争いから離れて一緒に暮らすのはもう少し先になりそうだと言って謝ると、阿詩勒隼は急に前に約束した3つの願いの話を持ち出しました。阿詩勒隼は2つ目の願いとして”俺に謝罪も感謝もするな”と言うのでした。

その後、唐の軍営に晧都が合流。阿詩勒隼が鷹師を、李靖が唐軍を率いて出陣し、李長歌と晧都は軍営を守ることになります。

追っ手に気づいた雷蒙は阿詩勒渉爾を先に行かせ、鷹師を迎え撃つことにしました。穆金は阿詩勒隼に阿詩勒渉爾の後を追わせ、雷蒙と一騎打ちの末に弥弥古麗の仇を討つのでした。

阿詩勒隼は先回りして阿詩勒渉爾の行く手を阻みます。阿詩勒渉爾は刀を抜こうとする配下たちを制して阿詩勒隼に一騎打ちを挑みました。

ところが阿詩勒隼が刀を振りかざした瞬間、阿詩勒渉爾は刀を捨てて目を閉じたのです。阿詩勒隼は驚き、すんでのところで阿詩勒渉爾を斬らずに刀を横にそらしました。

「もう疲れた」と言う阿詩勒渉爾に阿詩勒隼は「お前は無辜だ」と言います。阿詩勒渉爾は阿詩勒隼に、母の罪は自分が償うから狼師は見逃してほしいと頼みました。阿詩勒隼は阿詩勒渉爾の刀を拾い、狼師を率いて自由に暮らすように言うのでした。

狼師たちは胸に手をあてて鷹師たちに敬意を表し、鷹師たちも胸に手をあててそれに応えます。そして鷹師たちは狼師たちのために道を空けて見送りました。

唐の軍営には可敦が部族の首領たちとともに西へ逃げたとの報告が届きます。晧都は兵を率いて西へ向かう可敦の馬車を包囲しました。晧都は首領たちに向かって戦いをやめれば故郷に戻って今までどおり豊かに暮らせると説得します。

その言葉を聞いた首領たちは馬車を置いて去って行きました。晧都が置き去りにされた馬車の中を確認すると、そこには誰もいないのでした。

晧都から報告を受けた李長歌は可敦は逃げたように見せかけて、実は逃げていないのではないかと考えます。李長歌が誰もいないはずの定襄の王宮に入ると、可敦が1人で座っていました。

可敦は自分はもともと皇族ではなく、阿詩勒部に嫁がせるために王女に封じられた女だと身の上を明かします。李長歌は可敦に唐に帰順することを勧めました。

可敦はそれを拒み、突然そばにあった燭台を倒したのです。火は一気に燃えあがりました。王宮の外で為す術もなく立ち尽くす李靖と晧都。その時、阿詩勒隼が火の手の上がる王宮の中へ駈け込んで行くのでした……。

唐では虫の息の杜如晦を李楽嫣が看病していました。そこへ晧都が凱旋し、杜如晦の手を握って定襄の陥落を報告します。それを聞いた杜如晦は無言で李楽嫣の手をとって晧都の手に重ね、力尽きるのでした。

李靖は李世民に、可敦が定襄の王宮に放火し、李長歌と阿詩勒隼も巻き添えになったと報告します。実は李長歌は阿詩勒隼に無事に火の中から助け出されていました。

しかし李長歌は火事で全てが消えたことにして阿詩勒隼とともに新しい人生を歩むことを選んでいたのです。李靖が言葉に詰まりながら報告する姿に、李世民も李長歌の決断を察するのでした。

感想

最後に明かされた可敦の過去を知って、悲しい生い立ちが彼女をここまで思いつめさせてしまったのだろうと思いました。唐と阿詩勒部はもともと敵国でしたが、李長歌と阿詩勒隼が過去を消して自由に生きていくという終わり方で安心しました。

全体をとおしては主役の李長歌と阿詩勒隼だけでなく、2人を取り巻く李楽嫣、晧都、魏叔玉の愛、友情、成長までじっくり描かれていて見ごたえのあるドラマだったと思います。また、李長歌たちが各地で出会う人々も個性的なキャラクター設定の人物ばかりで楽しく視聴できました。

メインの若手俳優たちの演技はもちろん、脇を固めるベテラン俳優たちの名演技でより深い作品になっていると思います。

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本ページの情報は2023年11月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。