【一夜の花嫁】19話・20話 ネタバレ感想|万疆国一の女侠客

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【一夜の花嫁~Pirates of Destiny~】19話・20話のあらすじとネタバレ感想。刺客を追い詰め、秦尚城たちが黒幕を聞き出そうとした瞬間、刺客は何者かに口を封じられてしまいます。その後、秦尚城たちは本物の白玉があるという夢蝶山荘へ向かうことにし……。

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19話のあらすじネタバレ

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蝶に導かれた秦尚城たちは廃墟にたどり着きます。

秦尚城たちが床の隠し扉を開けると扉に仕掛けがあり、先ほどの配下が飛び出して矢を放ってきました。

秦尚城がそれを阻止し、反撃すると配下は逃げて行きます。

陸婉婉の救出を金逸文に任せ、秦尚城と花溶は配下を追うことにしました。

地下室の床には火薬が仕掛けられ、陸婉婉が鎖で繋がれていました。

陸婉婉は逃げてと言いますが、金逸文は命懸けで鎖を切って助け出したのでした。

一方、秦尚城と花溶に追われた配下は山中に逃げ込み、木の上に潜んだようでした。

秦尚城がおとりとなって気を引き、花溶が茂みの中から短剣で配下を狙うことに。

花溶は、おとりを射るのに集中している配下に短剣を命中させて木から落とすことに成功しますが、配下の矢も放たれてしまいます。

秦尚城は矢を剣で受けて真っ二つにしますが、なんと矢の中には小矢が仕込まれていたのです!

小矢を胸に受けて崩れ落ちる秦尚城。

花溶は秦尚城は泣きながら駆け寄りますが、秦尚城は密かに鎖かたびらを着こんでいて無事だったのです。

駆けつけた銭大有たちが木から落ちた配下を捕らえ、秦尚城は黒幕について問い詰めます。

その時、突然、手裏剣のような武器が飛んできて配下は口を封じられてしまいました。

秦尚城は、配下の見事な弓の腕から名のある者だと考え、張弦に素性の調査を命じました。

配下の口を封じた武器を見た金逸文は何か心当たりがあるようで……。

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その頃金家の屋敷では、執事が金鐸雄に配下の口を封じたことを報告していました。

報告を受けた金鐸雄は執事に、本物の白玉は夢蝶むちょう山荘にあるとの噂を流すように命じるのでした。

その後、秦尚城たちは陸婉婉を救出したお礼として陸会長に食事に招待されます。

食事の席で陸会長は、金鐸雄の代理として出場した金逸文のチームが優勝したので娘を金鐸雄に嫁がせたいと話しました。

陸婉婉は勇気を出し、結婚は自分の意中の人としたいと父に申し出ます。

金逸文も陸婉婉が望まぬ結婚にならないように自分から兄に話をすると助け船を出し、陸会長も納得するのでした。

その日は万疆国の灯篭祭りがあり、陸会長の勧めで一行は夜の街に繰り出すことにします。

その時、今まで変装のためにしていた西域の女性の化粧を初めて落として現れた陸婉婉に、金逸文は見とれるのでした。

また、秦尚城は花溶に修理した金の首飾りを改めて贈り、2人で秦尚城が用意した天灯に愛を誓いました。

翌朝、張弦の報告で口を封じられた配下は三箭さんせんという名で夢蝶山荘の弟子だということがわかります。

また、銭大有がここ数日の間に本物の白玉が夢蝶山荘にあるという噂が広まっていることも付け足しました。

秦尚城たちは、三箭の死と同時に彼が弟子であった夢蝶山荘に白玉があるという話が出るのは怪しいと思いながらも、そこへ向かうことにします。

金逸文は金家の仕事のために今回は協力できないことを謝りながら、秦尚城たちを送り出しました。

夢蝶山荘に向かう途中、雲鶴大侠の人形が道端の露店で売られているのを見かけた花溶は、秦尚城たちを先に行かせて1人で馬車を降ります。

花溶が雲鶴大侠の人形を買い占めていると、偶然店に来た雲鶴大侠のファンだという女性が”雲蝶侠侶うんちょうきょうりょ”という芝居に花溶を強引に誘いました。

仕方なく一緒に見に行った花溶は、芝居には万疆国一の美女である唐楚蝶とうそちょうという女侠客が登場し、雲鶴大侠と恋人同士の設定だと聞かされます。

唐楚蝶に激しく嫉妬する花溶。

しばらくしてなかなか戻らないことを心配した秦尚城が芝居小屋に花溶を探しに来ます。

秦尚城に唐楚蝶とは何者かと詰問する花溶。

唐楚蝶に心当たりはない秦尚城でしたが、花溶の機嫌を直すために雲鶴大侠の仮面をつけて舞台に上がり、雲鶴大侠が愛するのはお前だと言って花溶を指さすのでした。

花溶は機嫌を直し、旅を続けた秦尚城たちは夢蝶山荘がある山のふもとに着き、そこで一泊してから翌朝に山頂を目指すことにしました。

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一行が宿で食事をしていると、花婿選抜会に出場していた九隻眼きゅうせきがんという男が話しかけてきます。

九隻眼は花溶が選抜会の時は金逸文のチームにいたのに今は秦尚城といることをからかい、花溶は気を悪くして先に部屋へ帰りました。

構わずに秦尚城に話を続けた九隻眼は、自分も白玉が目的で夢蝶山荘に向かうと言います。

さらに、夢蝶山荘の若荘主は万疆国一の女侠客の唐楚蝶だと告げました。

そして九隻眼は秦尚城に、金家の王子の女を奪うことができた者なら唐楚蝶も手玉に取れるだろうと言って、またからかうのでした。

失礼な態度に秦尚城がイラ立ち、銭大有と張弦は九隻眼に刀を向けます。

そこへ宿で食事をしていた夜辰やしんという男が仲裁に入りました。

夜辰は昨日ここに着いたが、山頂を目指した者は全員連絡が途絶えているようだと言います。

そして、夢蝶山荘にたどり着くのは難しいから、ここは協力し合ったらどうかと提案してきました。

その提案を受け入れ、秦尚城は明日は夜辰と九隻眼の一行と一緒に山頂を目指すことにします。

九隻眼から聞いた唐楚蝶の情報を花溶に話すつもりだった秦尚城でしたが、銭大有からまた嫉妬されるのではと懸念され、話すタイミングを逃してしまうのでした。

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19話の感想

密かに金逸文に想いを寄せていた陸婉婉は、変装のための化粧を落としたおかげで両想いになれそうでよかったですね。

それにしても、ずっと秦尚城たちをつけ狙っていた男を操っていたのが金逸文の兄だったとは!

万疆国の名門の家の長男なのに、黒龍党とどう関係しているのでしょうか?

今後の展開が気になります。

また、芝居の創作上の人物かと思った唐楚蝶が実在の人物だったとは……。

芝居ですら激しく嫉妬していた花溶ですが、唐楚蝶が実在すると知ったらどうなってしまうのでしょう(笑)

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20話のあらすじネタバレ

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翌朝、山頂に向かう一行の前に霧が立ち込めてきます。

九隻眼の一行はただの霧だと言って構わずに前進していきました。

夜辰の一行は少し様子を見ると言って、その場にとどまることにします。

秦尚城の一行は、花溶が霧は雲鶴大侠の本に書かれている”七星北斗八卦しちせいほくとはっけ陣”によるものだと見破り、見事に陣を破って霧を抜け出すのでした。

しばらくすると夜辰の一行が秦尚城たちに追いついてきました。

秦尚城は夜辰に、本当は陣を破る方法を知っていたのでは?と尋ねますが、夜辰はあなたたちの足跡を追って来ただけだとごまかします。

一行が進むと、今度は行く手に吊り橋が現れました。

吊り橋を見た夜辰は、先ほどあなたたちのおかげで霧を抜け出せたお礼に今度は自分たちが先に渡ると言い出します。

夜辰の一行が渡り終えた後、秦尚城は銭大有と張弦に先に渡るように命じ、橋の向こう側で待機させました。

最後に秦尚城と花溶が渡り始めると、なんと夜辰が配下に指示し、縄を切って吊り橋を落とそうとしたのです!

配下に体当たりし、それを阻止する銭大有と張弦。

秦尚城が夜辰に飛びかかり、花溶があなたたちは本当は夢蝶山荘の者なのではないかと問い詰めました。

今更気づいても山からは出られないと言い残し、煙幕を張って逃げる夜辰。

その後、道を進んだ秦尚城たちは大量の岩が落ちてくる罠に遭遇します。

一行がなんとか岩を避けると、そこには足を怪我した美女がいました。

彼女は小蝶しょうちょうと名乗ります。

小蝶は父と白玉を求めて夢蝶山荘に向かっていたが、岩の罠にはまって怪我をし、父は山荘の者に捕まってしまったとのこと。

また、小蝶は抜け道を見つけたが歩けないから一緒に連れて行ってほしいと言いますが、秦尚城は断ります。

すると小蝶は、父と村を救うために白玉が必要なのでどうしても連れて行ってほしいとひざまずいて懇願するのでした。

仕方なく銭大有が小蝶を背負って山を登ることになります。

山道で疲れた銭大有が転び、その拍子に匂い袋を落としてしまう小蝶。

匂い袋を秦尚城に拾われた小蝶は、この中身は村の特産の栴檀せんだん※1だと説明しました。

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しばらく進むと一行は花が咲く平地に出て、小蝶はここで休もうと提案します。

ところが、休憩していた一行は漂ってきた花の香りで全員倒れてしまったのです!

そこへ、夜辰の一行がやってきて小蝶を若荘主と呼んで助け起こしました。

小蝶は私は解毒薬を飲んでるから大丈夫だと言います。

夜辰が配下に倒れている者を牢に運ぶように命じると、秦尚城たちは次々と刀を抜いて立ち上がりました。

実は秦尚城たちは倒れたふりをしていただけで、密かに小蝶と夜辰の会話を聞いていたのです!

驚く小蝶に秦尚城は、匂い袋の中身は栴檀ではなく、よく似た別の香木だったこと、ここに咲く花の香りと混ざると猛毒になるものだったことを指摘します。

そして、それに気づき、さっき匂い袋の中身を小石にすり替えておいたと言うのでした。

続けて、三箭はここの者かと尋ねる秦尚城に、小蝶は私と勝負して勝ったら教えてあげると言います。

秦尚城が女とは勝負しないと言って刀を納めると、小蝶は突然花溶に襲いかかりました。

それを止めた秦尚城の技を見て、小蝶はこの人物が雲鶴大侠ではないかと気づくのでした。

小蝶は急に態度を変え、夢蝶山荘で説明すると言って一行を案内します。

夢蝶山荘に着いた小蝶は、三箭は2か月前に掟を破って破門になったと言いました。

また、白玉がここにあるというのは夢蝶山荘を混乱させて力をそぐために流された噂だと言うのでした。

そのため、白玉を求めて来た者は全員牢に入れていると説明します。

最後に、小蝶は秦尚城たちに今夜はここで部屋と宴会を用意したと言いました。

花溶がどうして急に態度を変えたのか尋ねると、小蝶は秦尚城に3年前にあなたに助けられたからと言います。

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小蝶が立ち去った後、花溶たちに3年前のことを問い詰められた秦尚城でしたが、全く覚えがありません。

部屋に案内された花溶は、小蝶は夢蝶山荘に白玉があるというのは噂だと言ったが、山の厳重な警備からきっとここに白玉があると考えます。

花溶は宴会の前に白玉を探し出そうと、こっそり宝物庫に忍び込みました。

宝物庫の中で花溶は、雲鶴大侠と唐楚蝶が描かれた姿絵を見かけ、また嫉妬するのでした。

その時、小蝶と秦尚城が宝物庫へ入ってきました。

花溶は宝物庫の奥に隠れ、2人の会話を立ち聞きすることにします。

小蝶は先ほどの姿絵の前に秦尚城を案内して自分が描いたと言い、雲鶴大侠に似てるかと尋ねました。

秦尚城は雲鶴大侠を知らないとしらばっくれますが、小蝶は雲鶴大侠はあなたでしょうと言います。

小蝶は、あなたは雲鶴大侠の”七星北斗八卦陣”を破ったと指摘しますが、秦尚城は破ったのは妻の花溶だと答えました。

秦尚城と花溶が結婚していると聞いてショックを受ける小蝶。

重ねて小蝶は、さっき花溶を助けた技は雲鶴大侠の技”雲鶴展翅うんかくてんし”だと指摘しますが、秦尚城はそんな技は知らないととぼけます。

とぼけ続ける秦尚城に、小蝶は3年前にあなたが波止場で助けた娘は私だと打ち明けるのでした。

その時、動揺した花溶は棚に置いてある物を落としてしまいます。

花溶が中にいると気づいた秦尚城は、ネズミの音だと言って小蝶をごまかし宝物庫を出ようとしました。

ところが、小蝶は見せたい物があると言って宝物庫の奥に行こうとします。

慌てた秦尚城は小蝶の前に立ちふさがり、あの技は確かに”雲鶴展翅”だと言って気を引きました。

花溶はその隙に逃げ出しますが、逃げる時に宝物庫に隠し部屋があることに気づくのでした。

秦尚城は花溶が逃げたのを確認し、小蝶に自分の”雲鶴展翅”は本で学んだものに過ぎないと言って宝物庫から立ち去りました。

その後の宴会の席で、小蝶は花溶に姉妹の契りを交わそうと言って本名である唐楚蝶を名乗ります。

小蝶が唐楚蝶だと知ってしまった花溶は悪酔いして先に部屋に戻ると言い出し、秦尚城も後を追って席を立ちました。

唐楚蝶は残された銭大有を酔わせて秦尚城と花溶の馴れ初めを聞き出し、花溶が秦尚城との結婚を望んでいないと思うのでした。

宴会後、唐楚蝶は夜辰に、あの香料の商人が雲鶴大侠の正体だと話しますが、夜辰は白玉を狙っていることに変わりはないから油断するなと忠告します。

※1 栴檀

乾燥した熱帯から温帯に分布する植物で、薬用に用いられる。

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20話の感想

夢蝶山荘に向かう秦尚城たちの前に次々に現れた夜辰と小蝶が実は夢蝶山荘の者だったとは!

最初は一行の行く手を阻もうとしていたのに、秦尚城が雲鶴大侠の正体ではないかと気づいた途端に態度を変えたのはなぜなのでしょうか。

3年前に何があったのか気になります。

また、普段はかっこつけているのに、悪酔いした花溶には弱い秦尚城が面白いです。

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