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『イノセンス 冤罪弁護士』6話ネタバレ考察。須賀健太のゲスぶりと10年前の事件関係者に注目!

2019冬ドラマ

ドラマ『冤罪弁護士』第6話では、限りなくクロに近い男の弁護を引き受けることになった黒川弁護士。

控訴棄却を訴える場面では、涙を流すシーンも。

無罪を勝ち取るも、切な過ぎる結末を迎えた『イノセンス 冤罪弁護士』第6話ネタバレ考察をお届けします。

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『イノセンス 冤罪弁護士』6話あらすじ

和倉弁護士(川口春奈)は、黒川弁護士(坂口健太郎)から預かった東央大学生殺人事件のファイルから、担当検察官が黒川の父・真であること、弁護士が別府の兄・秀治、被害者が秋保恭一郎の妹であることを知りました。

和倉弁護士の動揺を観た穂香(趣里)は、彼女を自宅に招いて”それぞれ話したくない過去もある”と言い、黒川弁護士や秋保恭一郎らが東央大学生殺人事件を引きずっているのは、冤罪があったからだと話したのです。

しかし、黒川弁護士が冤罪にこだわっているのは、また別の理由があるとのこと。そんな中、保駿堂弁護士事務所と顧問契約している会社の社長から、別府に直接冤罪弁護の依頼が届きます。

事件は、依頼人の息子で被疑者の樽前裕也(須賀健太)が、大学時代からの悪友・新島彰を射殺したというもの。

また、被疑者本人の部屋から犯行に使用したエアガンが見つかったこと、現場に残された足跡と、裕也が持っている靴と一致したことから逮捕されたのです。

黒川弁護士は、証拠があまりにも揃いすぎていることに違和感を感じ、調査することに……。ところがその翌日、事務所に殺害された新島彰の母を名乗る女性(山下容莉枝)が訪ねて来て、樽前の弁護を辞めてほしいと直談判。

しかし、ちょうど熱を出して幼稚園を休み、事務所に来ていた穂香の息子・はるとを見ると「お騒がせしました」と頭を下げ、帰ってしまいました。

その日の夕方。穂香がはるとから目を離したほんの少しの間に、はるとが何者かに誘拐されてしまったのです。

殺人事件と誘拐事件の同時進行。果たして事件の行く末は……!?

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ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』第6話の見どころ

須賀健太が”大人になった”と話題

須賀健太といえば、可愛らしい顔つきが特徴で子役時代から愛され続ける俳優。映画『Alweys 3丁目の夕日』全作に出演し、その演技でも注目されました。

2018年にはドラマ『今日から俺は!』でもゲスぶりを演じた須賀健太が、今回も金髪悪ぶりを見せつけてくれました。

一瞬見ただけでは、須賀健太と分からなかった方も多いようで、記憶の中で”子供”だった彼の”大人”の顔も見どころのひとつです。

2つの事件には関連性がある

6話では、殺人事件と誘拐事件がほぼ同時に発生しました。殺人事件では、樽前裕也が友人を射殺した容疑で逮捕され、誘拐されたのは保駿堂弁護士事務所のパラリーガル、穂香の息子はると

実は、保駿堂法律事務所に来た女性は、今回の被害者の母ではないことが発覚。誘拐事件は、過去にもみ消された事件に関係していたものでした。

限りなくクロ近い無罪がやりきれない

限りなくクロに近い樽前裕也は、殺人事件では冤罪が認められ無罪になりました。しかし、彼が原因で起こった誘拐事件と、もみ消された過去事件についてシロとは言えません。

過去の事件について、しっかり言及されていればこのような事件も起こらなかったはず。

黒川も控訴棄却の訴えの際、”この殺人事件に関しては”と強調。事件が起こったのは樽前裕也が原因なのに、無罪にしなくてはならないことに虚無感を感じます。

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東央大学生殺人事件についての考察

関係者に黒川、別府、秋保が確定!しかし…

冒頭から、東央大学生殺人事件の関係者が明かされ、前回の記事で考察した通りの結果になりました。

この時点ではまだ有馬聡子と黒川拓がどういった経緯で関係しているのかは不明。有馬聡子に関しては、おそらく前回の考察通りではないかと予想しています。

ただ、穂香の話によると”黒川には別の理由”があるとのこと。また、終盤に秋保恭一郎から「真犯人が黒川拓のいとこ」という衝撃発言も……。

和倉弁護士が秋保恭一郎から見せられた写真には、秋保恭一郎と妹、顔は塗りつぶされているものの、黒川拓に似ている男性が写っていました。

これは一体何を意味しているのか?塗りつぶされた人物が犯人だとすれば、いくら妹が写っていても写真立てに飾らないはず。

となると、写真に写っているのは黒川拓で、真犯人が同じような顔をしているからという理由で、黒川拓の顔を塗りつぶしているのかもしれませんね。

そうであるとすれば、秋保恭一郎は黒川拓の顔すら見たくないはずなのに、彼はなぜ実験に協力しているのでしょうか。

まだまだ隠されていることが多そうですね。

身を守るためのスピード裁判?

東央大学生殺人事件では、十分な審議がされないまま、異例のスピードで判決が下った事件でもありました。

詳しくはこちらから→

当時、担当検事は黒川拓の父・黒川真でしたが、秋保恭一郎の言う通り犯人が黒川のいとこであるとしたら、黒川真は身内を守るために十分な審議をしなかった可能性がありますね。

ただ、かつて黒川真が”犯人は嘘をつく”と拓に言っていたので、もしかしたら真犯人である甥の意見を鵜呑みにして冤罪を招いてしまった、という可能性もあります。

冤罪と分かった時には時すでに遅し。一度裁かれてしまえば、もう裁判は行わないので本当の犯人は野放しになっているということでしょう。

別府の兄・秀治は、冤罪なのに救えなかったことを責められて、亡くなったのかもしれません。だから別府所長は”冤罪弁護”を避けているのでしょう。兄のようになってほしくないという思いから……。

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ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』6話を観た感想

今回も観心十分なストーリーでした。まさか樽前裕也を演じているのが須賀健太とは思わず、黒川弁護士と和倉弁護士との接見時の角度で、もしかして須賀健太?と気づいたほど。

2018年のドラマ『今日から俺は!』で、ゲスな役柄を演じた時もまさか!とは思いましたが、今回もやってくれました。

また、東央大学生殺人事件も徐々に明らかになってきましたが、有馬聡子は”報道”という立場からの関係者ということで間違いないでしょうね。

それにしても秋保恭一郎は、似ているだけの別人だと分かっていても、本来であれば黒川拓と関わりたくないはず。彼に協力している意図は不明ですが、かなり複雑な状態かもしれません。

いずれにしろ、今後は彼らの複雑な心情が語られることは間違いないでしょう。早く全貌が知りたい!という気持ちを抑えながら、ミステリー感覚を楽しみましょう。