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【鶴唳華亭<かくれいかてい>】34話・35話・36話ネタバレ感想|誕生日の宴

歴史 / 時代劇
©Jetsen Huashi Media Co.,Limited

【鶴唳華亭~Legend of Love~】34話・35話・36話のあらすじとネタバレ感想。蕭定棠が都に戻らないことを嘆く趙氏。蕭定楷は自分は全く気にとめられていないと心を痛めながらも母の誕生日に宴を開くことを提案し……。

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34話のあらすじネタバレ

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皇帝が都に戻る時に蕭定棠を連れてこなかったことを蕭定楷の前で嘆く趙氏。

蕭定楷は母が自分のことを気にもとめていない様子に心を痛めるのでした。

ふさぎ込み食事も摂ろうとしない趙氏に蕭定楷は、もうすぐ母上の誕生日だから宴を開きましょうと提案します。

趙氏の誕生日の宴に招待された張念之は陸文昔を通して出席するべきか蕭定権に尋ねました。

蕭定権は贈り物だけ用意するので行かなくていいと伝えるように言います。

また、蕭定権はもう1つの伝言として、張陸正が陸英と陸文普を処刑した責任は暫時不問に付すことにしたと伝えるように言いました。

陸文昔はショックのあまり涙を流すのでした。

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一方、李重夔から陸英が亡くなったことを聞いた皇帝は家臣たちが皆自分に隠し事をしていると感じます。

李重夔は、蕭定権が趙壅の屋敷から見つかった事件に加担していた者の名簿を皇帝に渡さないことで家臣たちに自分の言うことを聞かせていると報告しました。

皇帝は蕭定権を信用しすぎていたなと言い、直接問いただすと言うのでした。

陸文昔が戻ると張念之が胎動があったと言い、これを伝えるのはあなたが初めてだと言いました。

趙氏の誕生日当日、張念之は蕭定権の意見を聞かずに宴に出席することにします。

皇帝に呼び出されているために一緒に行けない蕭定権は陸文昔に張念之を頼むと言いました。

陸文昔は張念之がきっと胎動のことを蕭定権に話したいだろうと考え、皇太子妃がお話があるようですと言います。

蕭定権は今夜、張念之の部屋へ行くと言いました。

また、陸文昔は蕭定権から張念之のために薬を煎じるように命じられます。

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薬を煎じている陸文昔のところに姜氏が来て、離宮への配置換えの文書はもうできているのにまだここにいるの?と尋ねました。

陸文昔は皇太子妃のお身体が心配でと答えると、姜氏はここに残って家族の復讐をするつもり?と問い詰めます。

首を横に振る陸文昔に姜氏は、何かあって疑われたら釈明できないからここを去るべきだと言って立ち去りました。

姜氏を追おうとした陸文昔が背後に気配を感じて振り向くと、そこには張念之が立っていたのです。

張念之は、姜氏が”陸さん”と呼びかけるのを聞いて内人の正体が陸英の娘だと気づいたのでした。

陸文昔の手を取った張念之は泣きながら父の代わりに謝罪すると言いました。

泣き崩れる張念之の姿を見た他の女官から何があったのかと尋ねられた陸文昔は、咄嗟に体調を崩されたようだと言い宴の会場にお連れするようにと言います。

遠くから陸文昔と張念之の様子を見ていた蕭定権は、2人の間のただならぬ雰囲気を感じて近くに行こうとしますが、その時ちょうど皇帝から呼ばれてしまうのでした。

皇帝は蕭定権に、趙壅の屋敷から見つかった家臣たちとの私的なやりとりの記録を見せるように言います。

ところが蕭定権はそれはもう焼却しましたと答え、皇帝は激怒するのでした。

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34話の感想

蕭定楷はいつも趙氏のことを気にかけているのに、趙氏は蕭定棠のことばかり話していて蕭定楷は本当にかわいそう……。

また、蕭定権が正体を知らないとは言え、張陸正が罪に問われないという伝言を陸文昔が託されるのはあまりにも残酷ですよね。

その上、張念之には正体を知られてしまう陸文昔。

陸文昔が正体を知ってほしい人には知られず、知られてほしくない人に知られることになり、なんとなく空気が不穏になってきたのが心配です。

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35話のあらすじネタバレ

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陸文昔は宴の会場にいる張念之に煎じた薬を届けました。

薬を飲み終わった後、趙氏が張念之に蕭定権が幼い頃に好きだったという揚げ菓子を勧めます。

張念之は揚げ菓子を1つ食べた後、残りの菓子を第6皇子の蕭定梁しょうていりょうにあげました。

その直後、張念之と蕭定梁が突然吐血します。

陸文昔が宴で出されていた酥に解毒作用があることを思い出して張念之に飲ませようとすると、周りの者たちが蕭定梁も助けるように言いました。

ところが残っている酥は1皿だけ。

陸文昔は毒に苦しんで泣く蕭定梁に思わず弟の陸文晉の姿を重ねてしまい……。

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毒が回って虫の息となった張念之のところに、知らせを聞いた蕭定権が駆けつけます。

張念之は息を引き取る直前、陸文昔を指さし蕭定権に何か耳打ちしました。

蕭定権は呆然と立ち尽くす陸文昔の首を絞め、お前は何者だ?と尋ねます。

蕭定楷が慌てて止めようとしますが、蕭定権はそれを振り払いました。

皇帝から騒ぎを大きくするなと命じられた李重夔が手刀で蕭定権を気絶させ、会場から連れ出します。

蕭定楷は倒れている陸文昔に事件とは無関係なんだろ?と確認しますが、陸文昔は1皿しかなかった酥を飲ませなかったことで私が殺したようなものだと言い……。

その後、皇帝に李和綽も宴に招待されていたが開宴前に帰ったことが報告されます。

また、張念之の死因はヒ素で、会場の全ての料理を調べたが毒が見つかったのは内人が持参した薬だけだったとも報告されました。

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その頃、蕭定楷は陸文昔を連れて後宮内を逃げていたのでした。

目覚めた蕭定権は親衛隊とともに後宮内の捜索を開始します。

陸文昔は一緒にいるところを見られたら蕭定楷に迷惑がかかると思い、自分が追っ手の気を引くのでその隙に逃げるようにと言いました。

蕭定楷は陸文昔に、陸英の娘だとバレたら濡れ衣を晴らすのは不可能だから決して正体は明かさないようにと忠告します。

さらに、蕭定楷は万策尽きたら自分の幼名をこう答えるようにとある名前を耳打ちしたのでした。

その後、陸文昔は突然池に飛び込んで親衛隊の目を自分に向けさせます。

それを見た蕭定権は自分も池に飛び込み、陸文昔を引き揚げました。

翌日、蕭定楷が内人に関わったと知った趙氏は大激怒。

姜氏は趙氏をなだめ、蕭定楷には数日姿を見せないようにと言って帰らせます。

一方、張念之の遺体に付き添う蕭定権は内人をここへ連れて来るように命じました。

張念之の遺体を見た陸文昔は泣き崩れます。

陸文昔は蕭定権に、信じてもらえないかもしれないが犯人は自分ではない、私が生きているうちに真相を解明してほしいと訴えました。

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35話の感想

皆性格が悪そうな張家の中で、とってもいい人だった張念之がこんな形で命を落としてしまうなんて切ないです。

張念之を救えなかった陸文昔もどんなに無念なことでしょう。

しかも、事態は陸文昔に不利な方向にどんどん進んでしまい、蕭定楷も助けきれないなんて!

蕭定楷が陸文昔に耳打ちした名前と、張念之が蕭定権に耳打ちした内容が気になります。

今後、その言葉で陸文昔が救われるといいのですが……。

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36話のあらすじネタバレ

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蕭定権は陸文昔に刀をつきつけて真相を解明してほしいなら本当の名を白状しろと言いますが、陸文昔は”私の姓は顧”と言い張りました。

その言葉を聞いた蕭定権は部屋の外に待機していた者を呼び入れます。

それは張陸正で、蕭定権は必ず黒幕を暴き出しこの者を極刑に処せと命じました。

陸文昔はこの者ではなく蕭定権の手で明らかにしてほしいと懇願しますが、蕭定権は張陸正に刀を手渡して立ち去ってしまいます。

張陸正に尋問された陸文昔は理路整然と次のように述べました。

  • 薬は自分が毒見もしたものである。
  • 蕭定梁も毒に当たったが薬は飲んでいない。
  • 張念之と蕭定梁が共通して食べた物は揚げ菓子だけ。

張陸正は揚げ菓子も調べたが毒はなかったと反論。

しかし陸文昔は事件後の混乱の中では、菓子をすり替えることも薬に後から毒を入れることも容易にできたはずと言い返します。

張陸正は陸文昔を拷問し娘と孫の命を奪ったことを責めますが、陸文昔も恨みを込めて愛する家族は誰にでもいると言いました。

そして、陸文昔は張陸正に自分のような身分の低い者を陥れても何の利益もない、皇太子妃が亡くなることで漁夫の利を得るのは?と尋ねます。

また、もし皇孫が無事に生まれて皇太子の権勢がゆるぎないものになれば永遠に都に戻れなくなる者がいるはずと付け加えました。

張陸正は蕭定棠のことを思い浮かべて拷問の手を止めます。

陸文昔は宴の席で張念之に揚げ菓子を運んだ者が何か知っているはず、必ず自分がその女官を探し出すと張陸正に約束するのでした。

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その後、牢に入れられた陸文昔は牢内の藁の中から、兄がよく作っていた草で編んだバッタを見つけます。

陸文昔はそこが兄が入れられていた牢だとわかり、家族を思い出して涙するのでした。

翌日、張陸正は趙氏の宮殿に行き、皇太子のめいにより陸文昔にここの女官の中から皇太子妃に揚げ菓子を運んだ者を探させると言いました。

姜氏は本当に皇太子のめいなのかと問い詰めますが、張陸正は私は皇太子妃の事件の調査を任されていると言ってはぐらかします。

そこへ知らせを聞いた蕭定権が駆けつけました。

何も知らない様子の蕭定権を見た姜氏は張陸正を帰らせようとします。

陸文昔は蕭定権に”他に方法がないのです”と訴えました。

それを聞いた蕭定権は姜氏に”私が命じた”と言います。

ところが寵妃の宮殿を調査させたことで蕭定権は皇帝の逆鱗に触れてしまうのでした。

その後、陸文昔は趙氏の女官の中から張念之に揚げ菓子を運んだ者を見つけ出したのです。

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36話の感想

張陸正はこれまでも何かと不正をしていそうで、陸文昔としては被害者の父という点を除いても取り調べられたくない人物ですよね。

それでも尋問に理路整然と答えて、趙氏の女官を調べさせるところまで漕ぎつけた陸文昔はさすがです!

しかし蕭定権が自分の命で趙氏の宮殿を調べたさせたことにしたために、皇帝との関係が険悪になってしまいました。

このことは今後の蕭定権と陸文昔にどういう影響を及ぼすのでしょうか。

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本ページの情報は2023年6月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。