【慶余年】43話と44話のあらすじ・ネタバレ・感想 | Dramas Note
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【慶余年】43話と44話のあらすじ・ネタバレ・感想

アジアドラマ
©Tencent Pictures Culture Media Company Limited/©New Classics Television Entertainment Investment Co., Ltd.

Writer:kino

解説

【慶余年~麒麟児、現る~】43話と44話。范閑は沈重の権力を弱めるために、皇太后という後ろ盾を失わせようとします。范閑の策はうまくいき、沈重は次第に皇太后の寵愛を失いつつありました。この記事ではネタバレ感想をお届けします。

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【慶余年】43話のネタバレ

皇室に嫁いだ葉軽眉の死因があいまいなはずがなく、誰かが真相を隠しているのだと疑う范閑は、慶国の重臣にのぼりつめて真実を突き止めることを決意しました。

そんな中、乗り込んできた沈重が「妹をたぶらかした言氷雲を殺す」と怒り心頭。

范閑は沈重に「北斉の内庫から巨額の金を横領した者の名を言えば、かわりに自分が言氷雲を殺す」と取り引きを持ちかけますが、沈重は乗ってきませんでした。

その後、范閑は上杉虎のもとへ。

范閑の策により配下たちを死なせてしまった上杉虎は、怒りのままに范閑を殺そうとします。

すると范閑は、肖恩を殺したのは沈重だと怒りの矛先を変え「権力のないあんたでは沈重を倒すことはできない。沈重を殺せるのは俺だけだ」と説きました。

説得に成功した范閑は、上杉虎を連れて皇太后に謁見し、誕生日の贈り物として上杉虎を献上します。

(これは、皇太后という後ろ盾を沈重から奪うための范閑の策)

上杉虎は“自分の腹心全員の名簿”を渡して皇太后の信頼を得ると、その見返りとして肖恩を殺した沈重に罰を与えてほしいと嘆願します。

ちょうどそこに、沈重が登場。

皇太后に尋問された沈重は、肖恩を殺したことを認めました。

皇太后は「肖恩のことは殺すなと言ったはずだ」と沈重を咎めつつも、罪に問うことはしませんでした。

沈重への信頼が揺るがないと見るや、范閑は今度は「内庫の金が横流しされていた件」について切り出し、横流しには沈重が関わっていることを教えます。

何も知らされていなかった皇太后は顔を曇らせながらも、沈重を信じる姿勢は崩しませんでした。

范閑が引き下がろうとすると沈重に呼び止められ、皇太后と繋がりを持とうとする范閑こそ何か思惑があるのではないかと疑われます。

范閑は、まさか「すべては沈重を陥れるためだ」と言うわけにもいかず、とっさの思いつきを口にしました。

「皇太后さまとの関わりを増やしたかったのは、一目惚れをした海棠朶朶とお近づきになるためだ!」と。

そうしてその場をしのいだ范閑は、海棠朶朶と2人きりになると「一目惚れの件は真に受けるな」と釘をさし、すべては皇太后に疑惑の種を植えつけるための策だったと教えます。

上杉虎が謙虚であればあるほど、沈重のおごった態度が浮き彫りになるはずだと。

【慶余年】43話の感想

敵国の北斉を引っかき回す范閑の手腕はお見事です。

けれど、范閑に利用されて部下を失った上杉虎が少し可哀想でしたし、范閑がそのことに良心の呵責を感じていなさそうなのも少し残念でした。

ただ慶帝の息子なだけあって范閑の策は見事なかぎりで、皇太后に疑惑の種を植えつけることに成功しました。

上杉虎が謙虚であればあるほど、沈重のおごった態度が浮き彫りになる――という策はシンプルながらもじわじわと効くタイプの策ですね。

おもしろかったのは、緊迫感のある真面目なシーンの中に、海棠朶朶の盗み食いの画が差し込まれたこと。

相変わらずこのドラマは、緩急のバランスが優れています。

【慶余年】44話のネタバレ

*一部、シーンが前後している部分があります。

范閑は言氷雲から聞き出した味方スパイのいる店を訪れ、「沈重が皇太后からの信頼を失いつつある」という噂話を流すよう指示します。

范閑に同行した郭保坤は、この店に残るように言われて不安を丸出しにしながらも、父親を助けるという范閑の言葉を信じて残ることに。

しばらくすると、范閑の狙いどおりに噂話が広まり、沈重は噂を鎮めようとするもののうまくいきません。

今までは皇太后の信頼が厚かったために誰も沈重に逆らえませんでしたが、上杉虎の台頭により状況が変わったのです。

実際、皇太后の沈重への寵愛は薄れつつありました。

皇太后はこれまで誕生日の儀式を沈重に任せていましたが、今年は別の者を指名したのです。

范閑は、皇太后たちの前で「海棠朶朶に一目惚れをした」と言ってしまった手前、つじつまを合わせるために海棠朶朶に会いにいきます。

海棠朶朶に連れて行かれた場所は、林の中にある彼女のもう1つの家でした。

范閑はその家でのんびりとした時間を過ごしながら、「友」を持つことの難しさや孤独を語ります。

策を張り巡らせることに疲れていた范閑は、浴びるように酒を飲んでいるうちに酔いつぶれてしまいました。

范閑が目覚めると、なぜか目の前に司理理がいて愛を告白されます。

どうやら、司理理が海棠朶朶に頼んで范閑と2人きりになれる機会をつくってもらったようでした。

しかし、范閑は「生涯 愛するのは林婉児だけだ」と司理理の告白を断ります。

【慶余年】44話の感想

范閑の一目惚れ発言を、本気だと勘違いしている海棠朶朶がおもしろくて可愛かったですし、彼女はまんざらでもなさそうでした。

范閑もすでに友人として心を許しているのか、海棠朶朶に心の内をさらけ出していました。

敵国の地で毎日が綱渡りで、心から息をつける場所がない范閑にとって、飾り気のない海棠朶朶のようなタイプは気を許せるのかもしれません。

2人が良き友人になれるといいのですが。

一方、郭保坤ともいい関係になりつつあります。

郭保坤はスパイの店に取り残されて不安で仕方がないはずなのに、これも父親のためだと自分に言い聞かせようとする姿が可愛かったです。

心なしか、郭保坤に向けられる范閑のまなざしが優しくなったように見えました。

考えに考え抜いて策を張り巡らせるタイプの范閑にとって、何も考えない郭保坤のような単純タイプは元来相性がいいはず。(気を許せるタイプのはず)

同じ単純タイプの范思轍ともうまくやっていますし。

だからいつかは、郭保坤とも良き友人関係になれるのではないかと期待せずにいられません。

*次回45話と最終話(46話)のネタバレ感想はこちら